民主党のラストチャンス。
来年は民主党のラストチャンスだ。菅・野田と民主党を乗っ取った連中のやりたい放題にされて、2009に政権を獲得した民主党は本来の姿を失い迷走した。 野田氏が主導した選挙で大敗し、民主党は政権獲得以前よりも酷い惨状にある。しかしここに来てやっと民主党は本来の勢力が実権を奪い返した。来年は「一陽来福」民主党が文字通り生まれ変わって新体制が整うのを期待する。 民主党は全国の党員を容れた総括をすべきだ。その席で野田執行部がなぜ国民の信を失ったのか、責任追及を中途半端にしてはならない。野田執行部が果たした国民無視の政権暴走を止められなかった党幹部たちも同罪だ。 菅・野田代表時代に民主党は国民の信を失った。鳩山氏の「最低でも県外移設」は正しい選択で、それを官僚が機関紙に堕しているマスメディアを利用して阻止したに過ぎない。日本の首相が最低でも県外といえば、米軍もそれに従うべきだ。日本は米国のポチであってはならない。 来年の夏に実施される参議院選挙が民主党蘇生のラストチャンスだ。その選挙に勝つためには菅・野田一派を党から追い出して小沢氏たちを迎え入れることだ。これまでの民主党の歴史を見れば誰が党代表の時に勢力をつけ、誰が党代表の時に支持を失ったか、明らかだ。そうした過去に学んで対策を取らない党は消滅しても仕方ないだろう。海江田民主党の果敢な党内改革を望む。