近隣諸国の横暴に対処するには、やはり軍事力強化が必要なのか。

  中国と韓国はそれぞれの国連代表部を通して東シナ海の大陸棚に関して200海里を超える沖縄トラフまでを自国の大陸棚と主張する大陸棚境界画定案を国連大陸棚限界委員会(CLCS)に提出した。当事者に名指しされた日本が受けなければ画定案そのものの審理は始まらないが、日本は反論の口答書を国連事務局に提出するという。


 


 韓国と中国の双方が主張する大陸棚境界の大半は重なるが、まずは共同して日本に権利を認めさせるのが先決として協力するようだ。しかし両国の横暴な画定案は認められるはずもなく、横暴さだけが目立つ。こうした国々と国境を接している事実に鑑みると、日本は米国頼りの国防ではなく、攻撃力を備えた軍隊を整備しなければ今後とも事あるごとに「舐められ」っ放しではないだろうか。


 


 既に中国政府は「戦争も辞さじ」という態度で国民に対日強硬姿勢をアピールしている。危険な賭けに出ているが、元々日本の領土を「中国領だ」と言い張っているのだから、企みが頓挫したところで中国が失うものは何もない。国家としての誇りや品格が失われると考えるのは誇りや品格を持っている国の考えることだ。元来が周辺諸国を軍事侵攻して奪ってきた中国に誇りや品格という高尚なものはない。


 


 韓国も歴代大統領で退任後に罪を問われず天寿を全うしたのは金大中氏一人だけというお国柄だ。国家指導者への尊崇の念や畏怖の念というものとは無縁な国だ。利権が手に入る立場に立てば見境もなく利権に喰らいつき、攻撃すべきものがあればたちどころに激しく攻撃する。指導的立場に立つ人たちが立場により豹変する人物が充満している異様な国家だ。


 そうした国々と国境を接していることを決して忘れてはならない。中国は日本が弱いとみれば必ず侵略してくる。中国の尻馬に乗るのが韓国の常套手段だ。大陸棚に関しても中国の主張と韓国の主張の大半は重なっているが、まずは日本から奪い取るのが先決だから中・韓は協力するという。呆れ果てた連中だ。


 


 国際的なルールとして定着している中間線を用いるのが国際的な常識だが、中・韓にとって国際的な慣行よりも少しでも自分たちに利のある説が提起されるや忽ち振り翳す。今後とも何かにつけて暴論を吹きかけてくると思わなければならず、謝罪や譲歩がなんら効果的な解決策でないことを日本政府と国民は学ばなければならない。


 


 安倍政権が村山談話や宮沢談話、さらには河野談話を見直すという。かつての自民党政権が仕出かした飛んでもない愚挙を自民党政権が後始末するのは当然の責任だ。


 国家間の交渉と個人的な話し合いの区別すら出来ない愚かな政治家がこの国に成した不名誉を一日も早く濯ぎ、誇りある独立国家として日米地位協定という占領軍のように振舞う米軍兵士の暴行に日本国民が怯えないで済む、日本国民による軍隊で国家と国民を守る国家体制を確立しなければならない。



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