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移民優先政策が「人道的」で、国民優先政策は「ポピュリズム」なのか?

<◇[欧州の新常態]ポピュリズム  南東欧アルバニア北部の集落ジャデル。  5月、家畜の臭いが漂う山道を上っていくと、鉄製の高い塀に囲まれた建物が現れた。欧州連合(EU)非加盟国にもかかわらず、EU旗がなびき、イタリア警察の車両が出入りする。イタリアに密入国を試みた不法移民らを収容する施設だ。  運用は2024年10月に始まった。難民申請が却下された人や不法滞在者が収容される。第三国に送り出す仕組みは、EUで初めてとなる。施設の男性職員は「ここは、非EUの山奥だ。再びイタリアを目指すものなどいない」と話した。  EU圏内で難民申請の審査を待つ人は、今年6月時点で77万人。却下されても7~8割が強制送還されないまま欧州各地に散り、不法移民増加の要因となってきた。  EU加盟を目指すアルバニアには、恩を売る狙いがある。人権団体は強制移送を「極めて非人道的だ」と批判するが、メローニ伊首相は「不法移民の革新的解決策だ」と自賛する。  EU理事会も10月、イタリアをモデルに、アフリカなどの域外に不法移民を収容する「リターンハブ施設」の設置法を採択した。ナチスの歴史を経て、寛容を貫いてきたドイツも3月、「シリア難民の80%は帰国すべきだ」(メルツ首相)と転じた。  元々、欧州は第2次大戦後、一時的な労働力として大量の移民を受け入れた。「移民に寛容であれ」との規範は受け継がれ、シリア内戦に伴う15年の難民危機では130万人が渡欧した。当時のジャンクロード・ユンカー欧州委員長は演説で「欧州人はほぼ全ての人が難民となったことを忘れてはいけない」と訴えた。  だが、新型コロナ禍による物価高や、ロシアのウクライナ侵略は社会不安を高めた。この10年間で、EU加盟国の3分の2で右派政党が急伸した。右派ポピュリストは異口同音に「移民が雇用を奪い、治安を悪化させた」と移民に批判の矛先を向ける。移民が労働力として欧州経済を支えている事実には、口をつぐむ。  調査会社ユーガブが昨年、英仏など6か国で行った調査では「不法移民は欧州の価値観を共有していない」と答えた人は71・2%に上った。  ポピュリズム的な移民排斥論は、選挙で「票」を生み、強硬右派の力の源泉となる。移民に寛容な欧州は昔話になりつつある。 ◇移民に「同化」要求が拡大   パリ近郊サンドニのマルシェ(市場)は、中東やアフリカ系の住民であふ...

予算委員会が日本の将来を見通した議論の場として、建設的な理念と意見を戦わせる場になることを心から願う。

<高市総理大臣は、食料品の消費減税が終わる2年後に自身が総理大臣でない場合には、次の総理が責任を持って税率を元に戻すとの考えを示しました。 中道・重徳衆院議員 「税率引き下げが終わる2年後について高市総理は『私が責任を持って確実に税率を元に戻して参ります』と述べておられますが、本当に戻せるのでしょうか?仮に2年後の総理が高市さんではなかったら、どの党のどなたが責任を持つことになるのですか?」 高市総理大臣 「2年後には責任をもって確実に税率を元に戻してまいります。与党での党議決定をしていますから、現在の与党の総理であれば、同様の対応になると考えます」  高市総理は、食料品の消費減税が終わる2029年4月に自身が退陣している場合、自民党と日本維新の会の総理であれば、同様に責任を持って8%に戻すと説明しました。>(以上「テレ朝」より引用) 「 高市総理 “次の総理が8%に戻す” 2年後に自身が退陣していれば 消費税減税 」と、高市氏は答弁するしかないだろう。自民党が高市総裁の下で「党議決定」したのだから、次の総理大臣も「党議決定」を重視するのは当然だ。しかし、国民の多くが「引き続き消費減税」を求めれば、時の総理大臣が「党議」に諮ることもあり得る。それが民主主義というものだ。  それにしても、野党は実に愚かだ。高市氏が二年後に元の税率に戻すと答弁すれば、わが党は「消費税廃止を求める」と断言すれば、国民の支持が集まるだろうに、なぜ二年後に元の税率に戻せるのかと確認ばかりするのだろうか。来年のことを言えば鬼が笑うというが、再来年の確認を求めるとは、政治家としてセンスのなさに呆れるばかりだ。  それより高市政権の経済成長戦略に関して、いかなる手法で経済成長させるのか、と野党は「2027骨太の方針」の中身を議論すべきではないか。高市政権が経済成長に命運を賭けているのだから、その命運の中身を問うべきだ。しかし、経済成長戦略を考えたこともない「おつむ」では高市政権と丁々発止の議論は出来ないだろうが。  オールドメディア主導の閣僚批判と消費税減税に関する批判で予算委員会審議を終えるとするなら、野党の存在感は皆無ということになる。野党は野党間で協議して、消費税廃止に関する野党統一案を提起することは出来ないのか。ことに野党が過半数を占める参院で、そうした野党統一案を取り纏める野党指導者はい...

AI社会は世界各国の労働原価の均一化を促進する。

<米AI(人工知能)開発企業アンソロピックの安全研究のトップが、AIの進歩があまりに速く、今後10年以内にAIが「全人類を滅亡させる」可能性が10%以上あると考えられると、警告した。  同社研究者エヴァン・ヒュービンガー氏が、ソーシャルメディア「X」への投稿で懸念を表明した。現在のAIモデルについてはリスクが「低い」ものの、発展・改良によって近いうち、人類存亡のリスクとなり得ることを「心配している」とした。  AIシステムが将来、どのように人類を絶滅させる恐れがあるのかは、具体的な考えを説明しなかった。  AIの危険性についてはこのところ、率直な警告が相次ぎ、警告内容の深刻さも高まっている。世間での議論のポイントは、「AIが本当にリスクをもたらすのか」から「そのリスクはどれくらい大きいのか」へと移っている。  ヒュービンガー氏の発信は、AI研究者ジェイコブ・コクソン氏によるXへの投稿に反応したもの。コクソン氏はアンソロピックを退社したばかりで、以前は米オープンAIに勤務していた。  コクソン氏は投稿で、「どちらの会社も責任ある行動をとっていない」、「(AIは)近く、あらゆるものをハッキングし、あらゆる分野を一夜にして変革し、真の力と資源を獲得できる超人的なシステムになる」と主張した。 ◇BBCはオープンAIにコメントを求めている。  国連のAI顧問を務めるコンピューター科学者のデイム・ウェンディ・ホールは、ヒュービンガー氏とコクソン氏の投稿に「衝撃を受けた」と、BBCラジオ4の番組「ワールド・アット・ワン」で話した。  ホール氏は、アンソロピックとオープンAIの株式上場が予想されており、両社も上場の動きを加速させていることから、AIの威力に関する警告が相次いでいるのは「PRとマーケティング」の要素もあるかもしれないと話した。  一方で、「なぜそんなことを言うのか。もし彼らがそういう価値観の持ち主だというなら、この会社に投資しないよう投資家には願いたい」と述べた。  コクソン氏のアンソロピック退社を受け、イギリスのキア・スターマー政権で首席首相秘書官を務めたダレン・ジョーンズ氏は、アンディ・バーナム首相宛てに公開書簡を送付。AIの安全な開発のため、新たな多国間条約が必要だと訴えた。  ジョーンズ氏はBBCに、超知能の開発に関する条約がどのようなものであるべきかについて...

だからオールドメディアは多くの国民から見限られたのだ。

<強固な基盤を築く一方、独断専行の振る舞いが分断を広げる。かたくなな姿勢は政権運営のひずみとなって表れている。  高市早苗首相が就任して21日で1年を迎える。衆参両院で与党過半数割れの窮状からの船出だったが、過去にもまれな「1強」状態へ様変わりした。Advertisement  ターニングポイントは2月の総選挙だった。高支持率を背景に、年明けに突然衆院を解散して圧勝した。自民党は単独で戦後初となる3分の2超の議席を握り、政権の推進力は飛躍的に高まった。  石破茂前内閣の時期には多党化が進み、与野党協議が難航して政策が停滞していた。そこへ登場した初の女性首相の歯切れの良さに有権者の期待が集まった。「強い国をつくる」。右派的な主張で自民の岩盤支持層も呼び戻した。  高市首相の個人人気が政権をけん引する構図は、発足当初から変わらない。 ◇政権内の意思疎通不全  だが、全てを首相自ら決めようとするかのような特異なスタイルは、政権内の意思疎通を滞らせ、機能不全を招いている。  象徴的だったのが簗(やな)和生農相の更迭だ。「予算カット」発言が問題化すると政府・与党内から辞任論が出たが、首相はかばおうとして傷を深めた。  他者の意見を聞き入れる姿勢が乏しいことは、かねて指摘されてきた。内閣改造では議員から集めたアンケートを読み込み、1人で人選したという。派閥裏金事件への関わりも考慮せず、お気に入りを抜てきして失敗した。  与党や省庁の幹部らとの面会も少ない。自民には不満が鬱積するが、党勢回復の功労者である首相に「物言えば唇寒し」とばかり、苦言を呈しようとしない。  独善の最たるものは、歴代政権でも突出した国会軽視である。出席回数が過去の内閣に比べて大幅に少ないのに、さらに減らそうともくろむ。疑問に正面から答えない場面も目立つ。今国会では、重要法案を数の力で押し通すシナリオが半ば公然と語られる。  先の特別国会でも、国旗損壊処罰法や皇室典範改正など「国論を二分する政策」を強引に実現させた。直後に内閣支持率が急落し、その後もかつての高水準には戻っていない。  党内に足場を持たない首相にとって、国民の支持は生命線だ。このため今国会では「経済最優先」の姿勢へ回帰した。保守政策を強行して消耗した政治的エネルギーを、経済政策のアピールで補塡(ほてん)する狙いだ。師と仰ぐ故安倍晋三元首相の模倣...

2027年春の大統領選に向かって、仏国の政治情勢から目が離せない。

<フランスで17日、学習環境の改善を求める高校生と、生活費の高騰に不満を募らせる労組関係者らが合同で政府に抗議するデモを行った。  内務省によると、全国で推計55万人(主催者発表80万人)が参加。暴徒も紛れ込み、放火や破壊行為、当局との衝突を繰り返した。商店は略奪被害に遭った。18日までに約1800人が逮捕され、警察・消防は500人以上が負傷した。  首都パリでは11万人が数キロをデモ行進。9月に始まった高校生デモを支持する急進左派野党「不屈のフランス」からは幹部らが駆け付けた。一方、暴徒は路上で投石や放火を重ね、警官隊が放水車、催涙ガスで対応。混乱は17日深夜まで続いた。  中部リヨンでは観光案内所に火が放たれ、炎に包まれた。磁器で有名な中部リモージュでも市庁舎が炎上。南部マルセイユでは覆面集団が市庁舎の玄関をこじ開け侵入し、フランスを象徴する女性「マリアンヌ」の胸像を倒した。AFP通信によれば、暴徒は「革命だ」と叫んでいた。  全国で1500近い小売店が襲撃を受け、被害額は数億ユーロ(数百億~千数百億円)に上る見込み。マルセイユで携帯電話ショップを経営する男性はテレビで「(暴徒が)全て壊し、全て持ち去った。いつまで店を閉めればいいかすら分からない」と話した。  マクロン大統領はSNSで「暴力は決して許されない」と強調。「混乱を広める者に対し、われわれは一丸となって立ち向かう」と訴えた。ヌニェス内相は記者団に「極左が暴動を呼び掛け、抗議を暴力に変え、警察を攻撃した」と非難した。>(以上「時事通信」より引用) 「 暴徒が放火、破壊、略奪 55万人デモで混乱 仏 」との見出しに仏国の社会問題の深刻さを見る。高校生のデモから火がついて、一般人のデモに広がり、それに同調した様々な人が加わることによって、デモが暴動に変化して商店のシャッターを破壊して略奪行為が横行し、遂にはリモージュ市庁舎が放火され、ほぼ全焼する事態になってしまった。  フランス全土に大規模デモが広がったが、その背景には国民の多くが生活費の高騰に不満を募らせていたからだ。また暴徒に極貧生活を送っていた移民も参加した形跡がある。その証拠に略奪されたスーパーでハムだけが残っていたという。ハムは豚肉から作られている。  仏国では2026年9月の統計でエネルギー価格は前年比21.3%上昇し、特に地方の通勤や生活に欠...

女性が「飲み会」に付き合うのは「性接待」なのか。

<10月14日、高市早苗首相(65)に辞表を提出した簗和生前農林水産相(47)。先月報じられた“予算カット”発言に端を発する一連の問題を受け、就任から1カ月足らずで事実上の更迭となった。  週刊文春などが9月30日、簗氏が今年5月に出席した地元・栃木の会合で、先の衆院選で自身を応援しなかった首長の自治体の道路予算を“カットした”と発言していたと報道。簗氏は発言を撤回しつつ、予算差配を国交省に働きかけた事実はないと明言し、国交省側も働きかけを否定したが、実際に簗氏を応援した首長の自治体と、そうでない自治体とで予算の増減が生じていることについて、いまだに合理的な説明はなされていない。  この発言が与野党内で問題視される中、10月7日にも同誌で、簗氏が衆院選に際して行った「出陣式」で支援者をシャトルバスで無料送迎したとして、公職選挙法違反の疑いが報じられることに。  初報から2週間、簗氏は辞表提出直後の取材に、「国会審議にこれ以上ご迷惑をおかけすることはできませんし、農林水産行政にも集中できない状況が続くことは避けなければいけないと考え、自ら決断しました」とコメント。その後も詳細な説明を求める声は止まぬいっぽう、一連の問題をめぐっては、高市首相の「任命責任」も問われた。 「衆院選の応援演説では、簗氏を『とにかく私の大事な簗ちゃん。私の知恵袋の簗ちゃん。いなかったら大変』とプッシュしていたこともあった高市首相。予算カット発言が報じられた当初も、高市首相は『人一倍働いて仕事で返してほしい』と続投方針を固め、これを受けて簗氏も『職務を全うする』と意気込んでいました。ただ、高市首相は13日の国会答弁で『(予算カットの)発言が事実なら、本当に不適切でダサいと思う』と発言。結局、この翌日に簗氏は事実上の更迭となり、高市首相は後に『任命責任を重く受け止める』と答弁しています」(政治部記者)  そんななか、10月15日放送の情報番組『ニュースto』(読売テレビ系)では、簗氏辞任の「舞台裏」として高市首相による任命の経緯について出演者が議論する場面が。そして、番組にパネリストとして出演していた著名脳科学者の中野信子氏(51)による見解が、現在SNSで波紋を広げている。  中野氏は、「高市総理は時々お友達が少ないと言われると思うんですけど、もし高市さんが女性じゃなかったら、ということをよく考...

米国は歴史的な転換点に差し掛かっていることを理解すべきだ。

<2026年11月3日の米中間選挙を前に、トランプ大統領の支持率低下が報じられています。一方、トランプ政権を支えてきた「キリスト教ナショナリズム」や宗教保守層の動向は、選挙の行方を左右する重要な要素として改めて注目されています。  ドイツでは右派政党AfD(ドイツのための選択肢)が支持を伸ばすなど、世界各地で右派勢力が存在感を強めています。中間選挙を経ても米国の「トランプ現象」は続くのか。リベラリズムはなぜ勢いを失ったのか。そして、米国で広がる「反知性主義」とは何なのでしょうか。  JBpressのYouTube番組「マライ・メントラインの世界はどうなる」では、米国の宗教史や思想史を研究する森本あんり・国際基督教大学名誉教授をゲストに迎え、米国政治と宗教の関係やキリスト教ナショナリズム、反知性主義、そして中間選挙後の米国社会の行方について語り合いました。 マライ・メントライン氏(以下、敬称略) :11月の中間選挙では、「キリスト教ナショナリズム」や宗教保守層はどれくらい重要な存在になりそうですか。 森本あんり国際基督教大学名誉教授(以下、敬称略) :今回の中間選挙で少し変わってきたと思うのは、民主党の側にも宗教を前面に出し、信仰を持つ人たちを取り込みたいという動きが出ていることです。テキサス州の民主党上院候補のジェームズ・タラリコ氏をはじめ、神学生や牧師が立候補しています。  米国では基本的に、「信仰深い=共和党」というイメージがあります。共和党の人たちから見れば民主党は「信仰のないリベラルなインテリだ」という印象なのでしょう。  そこが民主党の弱いところでした。それが分かっているので、今回は信仰を持つ層からの支持を少しでも取り戻したいという思いがあるのでしょう。ただ、党の戦略としてそういう候補者を集めたというより、それぞれが見るに見かねて自分で立候補して公認された、という感じです。 メントライン :いずれトランプ大統領が政治の表舞台から退く時が来ます。それでも米国のキリスト教ナショナリズムは残ると思いますか。 森本 :そんなに簡単に消えてなくなるようには見えません。  例えば、連邦最高裁の構成が変わり、保守派が増えました。トランプさんがいなくなっても、その影響は残ります。これは最高裁だけの話ではなく、社会全体の底流が保守化に向かっていると思います。今回の中間選挙の...

在日外国人が460万人に達した今こそ、外国人労働移民政策を直ちに廃止すべきだ。

<自民党は16日、人口減少問題を議論する「人口戦略本部」の初会合を開き、外国人政策や少子化対策など12項目に関する提言を11月末にも政府に提出する方針を決めた。外国人の受け入れ数の総量規制が主要な論点になる見通しだ。  同本部は党則79条に基づく総裁直属組織で、今月6日に新設された。政府は総合的な対策を盛り込んだ「人口総合戦略」を年内に策定する予定で、提言の反映を目指す。  会合では、地域社会との共生策を探る「外国人政策」や、子育て費用の負担軽減がテーマとなる「少子化や出生数減少への抜本対策」など計12項目について、具体策を提言に盛り込むことを確認した。外国人の総量規制を巡っては、自民と日本維新の会の連立政権合意書で「外国人の受け入れに関する数値目標を明記した『人口戦略』を2026年度中に策定する」とした。維新は「量的マネジメントを確立すべきだ」(藤田文武共同代表)として導入を主張するが、労働力不足が慢性化する経済界や自民内からは総量規制に慎重意見もある。  人口戦略本部では今後、会合を毎週開き、有識者へのヒアリングなどを重ねて検討を進める。本部長に就任した下村博文・元文部科学相はあいさつで「(人口減少は)我が国が最も危機感を持つ大きなテーマだ」と述べ、提言に向けた議論を急ぐ考えを示した>(以上「読売新聞」より引用) 「 自民、人口減少巡り「外国人」「少子化」政策など提言へ…外国人の受け入れ総量規制が論点に 」との見出しに、まだその段階の議論をしているのか、と国会議員の危機感の希薄さに驚く。少なくとも自民党国会議員は外国人移民問題は相当危険な水準に達している現実を理解していないようだ。  現実として、刑務所に服役している受刑者の四人に一人は外国籍の者だ。日本国民と在留外国人の単位人口当たりの犯罪率(刑法犯検挙人員の割合)を単純比較すると、外国人は日本人の約1.72倍となっている。警察庁の統計によると単純な「人口10万人当たり」に換算すると、日本人等が約151人に対し、外国人は約299人となっている。  外国移民の犯罪率の高さに手を焼いたスウェーデン政府は、社会統合の難航や治安への懸念を背景に、移民の自主帰国を促すための帰還手当(自主帰国支援金)の大幅増額を含む厳格な移民政策への転換を進めている。  その主な帰国政策の内容は18歳以上(1人あたり)最大35万スウェーデ...

東大が自ら襟を正すべきではないだろうか。

<《この人たちを目にするたびに、遺伝的要因のおそろしさを感じる。露出の増加が逆効果になるかもしれない》  東京大学大学院の本田由紀教授が、9月1日、三笠宮家の彬子さまに関してXに投稿した内容への批判が、一向にやまない。 「発端となったのは、彬子さまの皇族費が倍増することを報じた東京新聞の記事でした。この報道を受けて、一部のXユーザーが、彬子さまと親族である麻生太郎自民党副総裁を『さもしい』、『皇籍を離脱させるべき』などと批判する投稿をしたのです。本田教授は、これらの投稿を引用して『遺伝的要因のおそろしさを感じる』と書き込んだところ、Xに『血統や出自に基づく差別的な発言ではないか』との批判が殺到したのです」(社会部記者) ◇本田教授の専門は教育社会学で日本教育学会会長でもある。 「本田氏は教育社会学者として『生まれによる差別や不平等をなくすべきだ』と主張してきました。しかし、今回の投稿は遺伝子に触れたうえで『皇族』という“生まれ”を理由に否定的な発言をしたため、これまでの自らの主張と矛盾するのではないかと指摘されているのです。本田氏は高市首相を『害虫』と呼び、日本共産党支持を公に表明していますが、彼女を支持する層にも驚きと失望が広がっているようです」(同前)  Xにはいまも、こんな批判の声が渦巻いている。 《普段「差別に反対」とか言ってる人が、実は本物の差別主義者だったという、よくあるお話し。》 《これで何もお咎め無しならば、『そういう大学』であり『そういう学会』であることの証左になるだろう。》 《今回、やっとネット内だけのコップの嵐ではなく、スキャンダルになった。》  本田氏の発言を「差別的」と問題視する抗議・声明サイトが立ち上がるなど、発言撤回や説明を求める動きが強まっているが、本田氏が所属する東大はどんな見解なのか。本誌が今後の対応なども含めて質問したところ、同大の本部コミュニケーション戦略課はこう回答した。 「ご指摘のSNS上の投稿については承知しております。本学では『構成員は、人権を尊重し、高い倫理観を持って行動しなければならない』と定めています。今後もこの原則について、構成員に対する人権尊重及びコンプライアンスの重要性の周知に努めてまいります」  投稿について把握しているものの、本田氏への具体的なアクションについては言及がなかった。 「以前から過激な言動で...

ロシア軽油の購入は米国大統領の権威を失墜させる愚行でしかない。

<米国のトランプ大統領は16日、ロシアへの経済圧力を強める制裁法で、露産エネルギーを輸入する主要国に課す100%の関税適用を見送る大統領令に署名した。11月に中間選挙を控えるトランプ政権は、エネルギー価格高騰に神経をとがらせており、軽油供給にも合意したロシアへの融和姿勢を鮮明にしている。  18日に発動が迫っていた制裁法は、露産の原油・天然ガスの輸入が多い上位5か国からの輸入品に対し、関税を課すものだ。中国やインドの露産エネルギーの輸入を減らし、ロシアの戦費を支える資金源を断つ狙いがある。トランプ氏が9月に署名し、成立していた。  大統領令によると、ロシア製品に対する500%の追加関税を含めて適用を見送る。免除することが「米国の国益にかなう」とする文書を米議会に提出したという。免除期間は「適切と判断するまで」として明記しなかった。  トランプ政権は、対イラン軍事作戦の長期化に伴い、高止まりするエネルギー価格の抑制に躍起になっている。制裁の見送りについては、露産燃料を流通させ、市場価格の上昇を防ぐ狙いがあるが、身内の共和党を含む上院議員から批判も出ている。  米露の経済協力を担当するロシアのキリル・ドミトリエフ大統領特別代表は17日、X(旧ツイッター)への投稿で「重要かつ真に歴史的な瞬間だ」と歓迎した>(以上「読売新聞」より引用) 「 エネルギー高騰に神経とがらすトランプ氏、対露制裁追加見送り…共和党議員からも批判の声 」との見出しに、トランプ氏の対ロ政策のブレ具合の酷さに唖然とする。対ロ経済制裁を呼び掛けた張本人が経由不足に陥るとロシアから軽油を輸入するという。これでは同盟諸国に対して示しがつかないではないか。  なぜ米国内の産油企業に増産要請し、軽油高騰に対して補助金支出を大統領権限で実施しないのだろうか。それくらいの予備費はトランプ関税で溜め込んでいるはずではないか。そうすればプーチンに愛想笑いする必要はないし、西側諸国の機嫌を損ねることもない。  ロシアは戦費調達に四苦八苦している。それも欧州各国がロシアからのパイプラインのバルブを閉めたからだ。そのため欧州各国は燃料費高騰に苦しんでいるが、ロシアの軍事脅威から祖国を守るために一致団結している。もちろん米国民もそれを知っているため、シェールオイルの増産に反対しなかった。  そうした対ロ経済制裁の輪を自ら壊す判断...