前々回の大統領選のような「バイデン・ジャンプ」といった不正がないことを祈りつつ、選挙結果を待とう。
<トランプ米政権が中間選挙で民主党が議会の上下両院の過半数を奪取する可能性に備えて数カ月にわたり準備を進め、トランプ大統領の権限によって政策を進められる計画を策定してきたことが分かった。ホワイトハウスの関係者1人とこの計画に詳しい情報筋2人が明らかにした。 民主党は議会で過半数を掌握すれば、トランプ氏を巡る不正疑惑について調べるとともに、法案を阻止する構えを見せているのに対し、トランプ氏は貿易や外交政策、連邦政府の官僚機構に関する広範な行政権限を保持し続けることになる。世論調査では下院では民主党の過半数奪取が有力とされる。上院は接戦が続いており、勝敗の行方は依然不透明だ。 3人によると、スティーブン・ミラー大統領次席補佐官や行政管理予算局(OMB)のラッセル・ボート局長らが今年4月以降、ホワイトハウス法務顧問室と協力し、移民と関税、住宅費、連邦支出の分野でトランプ氏が議会の承認を受けずに行政措置を進める方法を特定してきた。 当局者によると、ホワイトハウスのウィル・シャルフ法律顧問らのチームは「トランプ氏が法的に単独で何ができるか、権限の限界をどこまで押し広げられるか、それらの決定の正当性を法廷でどのように主張するか」についても検討している。 トランプ氏は、1日公開された米大衆紙ニューヨーク・ポストのポッドキャスト番組「ポッド・フォース・ワン」のインタビューで「私は『拒否権殿下』になりそうだ」とした上で、「そして、ある時点でおそらく合意に至るだろう」と主張した。 当局者によると、検討している行政措置には、重要鉱物や風力発電タービンの輸入に対する新たな関税、留学生や一時的な外国人労働者に対するビザ規制の強化、住宅および建設コストの削減を目的とした措置などが含まれている。 <議会を介さない統治> トランプ氏は2025年1月の2期目就任後、議会による承認や新たな法律の制定をしないまま、大統領としての権限を行使して広範な関税を課し、移民取り締まりを強化し、連邦政府職員数を削減し、イランとの戦闘を含めた外交政策を推し進めてきた。 今のところ共和党が過半数を占める議会で可決され、トランプ氏の署名で25年7月に成立した大規模な減税・歳出削減策が唯一の例外となった。 選挙予測サイト「インサイド・エレクションズ」の編集者、ネイサン・ゴンザレス氏は「...