未来の党の支持者はマスメディアに人格破壊報道を延々と行われた小沢氏の支持者でもある。
なぜ小沢氏が「未来の党」の表に立ってはならないのか不可思議に思っていた。確かに刑事被告人の立場に立たされたが、それは検察の疑惑捏造とその根拠なき大本営情報をタレ流したマスメディアにより捏造された小沢氏のイメージに過ぎない。
小沢氏の無罪が確定してもなお、一切謝罪しようとしないマスメディアの腐りきった根性とテレビに登場するすべてのMCやコメンテータたちの罪の深さは明白だ。それでもイケシャーシャーとテレビ画面に登場してシタリ顔でコュースなど解説をしている。井戸端会議にも劣る愚劣な論評を異口同音に頷いて繰り返すだけで、一向に内容は深まらないが。
遅まきながら14日に嘉田代表と小沢氏が一緒に東京で街宣するのは当然といえば当然だ。「未来の党」の前国会議員の殆どは「国民の生活が第一」しょぞくの人たちだ。つまり小沢氏が代表だった「真正・民主党」の面々だ。彼らこそ2009マニフェストを掲げてこの国を官僚支配から国民主権の国に変えようとした政治家たちだ。
今回の選挙は「TPP」や「原発」の陰に隠れているが、「消費増税」を国民に問う選挙だ。国民に一言の断りもなく「消費増税」を民自公「野合三党」によって議決したことに対する国民の怒りの一票を投じる選挙だったはずだ。断じて、自公政権を復活させるための選挙ではなかった。
マスメディアは自民党の圧勝を予測しているが、身の回りの人たちと雑談して限りではそれほどの自民党への風は感じられない。自分たちだけが世間の雰囲気とかけ離れているのか、それともマスメディアの「自民党圧勝」報道が単なるアジ報道なのか、明日になれば分かる。
国民主権の国家を目指す立場では自民党圧勝は誤予測であって欲しいと願う。