国民は米国政府に踊らされる「隷米政治」との決別を。
<韓国の尹炳世外相は30日、ケリー米国務長官と電話会談し、慰安婦問題に関する日韓合意について、米国の支援を評価した。 尹外相は電話会談の中で、ケリー長官が日韓の合意を歓迎する声明を出し、履行の重要性を強調したことに謝意を表明。「米国や国際社会の努力が妥結に寄与した」と強調した。 ケリー長官は交渉妥結に祝意を表すとともに、日韓指導者の「勇断とビジョン」をたたえた>(以上「時事通信」より引用) 韓国の尹炳世外相が米国のケリー国務長官に電話会談で「慰安婦問題解決」に対するアシストを感謝したというのは当然だ。なぜなら「従軍慰安婦」なぞという存在しなかったせい奴隷を朝日新聞が捏造したことから外交カードになり、慰安婦という現在も韓国女性が世界各地で従事している「売春婦」を被害者に仕立て上げて日本の村山政府に謝罪させ、そして安倍政権に痛恨の反省をさせ、基金のおかわりまでチャッカリ頂戴する、という快挙を果たしたのだから韓国政府にとって快挙というしかないだろう。 旧日本軍が「慰安婦」に関与したとしたら、それは性病検査に衛生兵と軍医を派遣したことだろう。兵士が性病に感染しては大変だから、軍隊としては兵営の近くで営業する「慰安所」の売春婦たちの性病検査を行い、感染者には手当を行うというのは当然の措置だ。 軍が売春婦を集める必要はなかった。なぜなら「慰安所」の売春婦の稼ぎは高級将校よりも良く、半島のみならず日本国内からも「慰安所」を希望する売春婦たちが多くいたからだ。そうした事実を知る者が少なくなった1980年代後半になって朝日新聞が「特ダネ」ででもあるかのように「従軍慰安婦」を報じて騒ぎ立て、国際問題に仕立て上げた。その後は韓国民の一部が同調して騒ぎ立て、今に到っている。 性奴隷というプロパガンダを育て上げた人物は村山富市氏だ。彼は年齢からして「慰安婦」が何であるかを知り得ているはずだが、総理大臣にあった当時から記憶喪失に陥っているのか、簡単に「謝罪」してしまった。古今東西、戦争責任を後の宰相が謝罪したバカな例はない。 欧米諸国が一度として植民地だった国や人たちに謝罪しただろうか。1997年に最後の租借地を中国に返還するにあたって、英国香港総督は一言でも謝罪しただろうか。米国はアフリカの奴隷海岸諸国に対して千万人を超える奴隷狩りを行った史実に対して謝罪しただろうか。スペイン...