ホルムズ海峡の逆封鎖によるトランプ氏の「熟柿作戦」。
<米国のトランプ大統領は25日、米フロリダ州で記者団の取材に応じ、イランとの直接協議を予定していた特使らのパキスタン派遣を中止した後、「10分以内にはるかに良い内容の新しい書類が届いた」と明らかにした。 トランプ氏はその具体的な内容を明らかにしなかったが、イラン側から核開発の制限に関する新たな提案を受けたとみられる。トランプ氏は「(イランから)多くの提案があったが、十分ではなかった」と述べるにとどめた。 また、イラン指導部での内部対立が続いていることについて「誰が仕切っていようと、私はディール(取引)をする」と述べた。停戦の継続については「まだ考えていない」と語った。 米国は24日、イランとの協議に向けて、スティーブン・ウィトコフ中東担当特使らをパキスタンに派遣すると発表していたが、出発予定当日の25日になって、トランプ氏は派遣の中止を明らかにした>(以上「読売新聞」より引用) 「 特使派遣中止後にトランプ氏「10分以内にはるかに良い内容が届いた」…イラン側が核開発制限で新提案か 」との見出しの記事が出たが、米国はパキスタンへ特使を送るのを見合わせたようだ。トランプ氏が停戦協議の条件として提示した三条件をイラン側がすべてを承諾していないようだ。 昨日ブログに書いたようにトランプ氏は「熟柿作戦」で、ホルムズ海峡を逆封鎖してイラン側が譲歩するのを待っているようだ。 既にカーグ島の原油備蓄施設は満杯になり、タンカーに積み増しているようだが、それも間もなく満杯になる。そうするとイランは油井からの汲み上げを停止せざるを得なくなる。そうすると汲み上げを再開した場合、現在の採掘量を大幅に下回るという。 またホルムズ海峡を封鎖されているためイラン貿易の90%を海上輸送に頼っている輸入生活物資が入って来ず、イランは深刻な物資不足に見舞われインフレがさらに加速している。国民のイラン革命防衛隊に対する不満も増大し、政権を握っているイラン革命防衛隊も苦しい立場に追い込まれている。 かつて1978年1月にパフラヴィー朝の専制に反対して国民がデモやストライキを開始し、ルーホッラー・ホメイニーを指導者とする革命政権が1979年2月11日に樹立されたが、その折にイラン国軍は中立の立場をとった。現在もイラン国軍は中立の立場を取っている。 現在、イラン国内ではモジタバ師を宗教指導者とす...