イランの未来はイラン国民が決めるだけだ。
<中国は素早く動いた。習主席はこの日午後、サウジアラビアの実質的最高権力者であるムハンマド皇太子に「中国は即座に全面的な停戦を主張する。ホルムズ海峡は正常通行を維持しなければならない」と話した。
「米軍が拿捕したイラン船舶、中国の貨物積んでいた…習主席、サウジ皇太子と電話会談」とは、珍妙な話だ。なぜなら米海軍のホルムズ海峡逆封鎖を破ってイランから出国した巨大コンテナ船を米海軍駆逐艦が強制的に停船させた。
ムハンマド皇太子は「サウジアラビアは中国との疎通と協力を強化し、ホルムズ海峡航行の安全と自由確保を望む」とこたえた。 サウジアラビアは外務省ホームページを通じ「習主席は域内諸国と国際社会の利益に合致し、域内の持続的な安定を増進する方式でホルムズ海峡の航行を円滑に維持することが重要だと強調した」と発表した。
トランプ米国大統領は20日、トゥルース・ソーシャルに「きょう全長900フィート(274メートル)に空母の重さのイラン船籍のトゥスカが海上封鎖を突破しようとして失敗した。トゥスカは過去の違法活動戦力で米財務省の制裁を受けている。トゥスカを完全に掌握し何が載せられたか確認している」と投稿した。
今回の事態が5月に予定されたトランプ大統領の訪中にどのような影響を及ぼすかも注目される。米国はイランとの戦争で3月末に予定されていたトランプ大統領の中国訪問を5月14~15日に延期したと発表した。中国政府はまだトランプ大統領の訪中日程を発表していない。 中国専門分析会社トリビアム・チャイナのジョー・マズール地政学研究責任者は「紛争が長期化する場合、米国が中国を狙った積極的措置を取る可能性が大きくなる。イラン問題で米中関係が悪化する場合、両国関係をよりバランスが取れた状態にするため数カ月間傾けた努力が水の泡となり、両国は危険な競争関係に戻るだろう」と懸念すると香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストが報道した>(以上「中央日報」より引用)
「米軍が拿捕したイラン船舶、中国の貨物積んでいた…習主席、サウジ皇太子と電話会談」とは、珍妙な話だ。なぜなら米海軍のホルムズ海峡逆封鎖を破ってイランから出国した巨大コンテナ船を米海軍駆逐艦が強制的に停船させた。
その理由はイランから中国へ様々に物資を運ぶ「密輸船」だったからだ。第一「トゥスカ」という船名すら怪しいからだ。中国は国際的な経済制裁を破って「幽霊船」でイランから出港した船から、インド洋上で他国の船籍の船に移し替えて中国へ輸入していたからだ。
巨大コンテナ船「トゥスカ」が米海軍駆逐艦の停船命令にも拘らず、約6時間も高速で航行し続けた。それで駆逐艦は「トゥスカ」の機関部を狙って艦載砲を発射して、一人の犠牲者も出さないで「トゥスカ」を停船させた。その後、日本の沖縄から駆け付けた海兵隊の精鋭部隊が戦闘ヘリ二機で「トゥスカ」に乗船し、コンテナ船を制圧した。
当然、その様子を中国艦艇も見ていたし、中ロの潜水艦も制圧に到るまでの過程をすべて監視していた。そうした状況のすべてを米海軍は監視しつつ、巨大コンテナ船を駆逐艦で制圧した。これがどれほどの事態か、おそらく中国海軍艦艇乗員たちは震え上がっているだろう。
約時速40kmの全速力で逃走している巨大コンテナ船の機関部を狙って、それを小さな駆逐艦が機関砲で射撃して確実にエンジンだけを破壊した。その技術力がどれほどのものか、お判りだろうか。
イラン革命防衛隊の海軍はFRP高速ボートが主力艦だが、そんな玩具の用なボートなど機関砲で撃てば消し飛ぶ。イラン革命防衛隊の海軍など、米海軍の前には「モノの数」ではない。
中国習近平氏が停戦に向けてサウジアラビアに電話したようだが、それはアリバイ作りでしかない。停戦協議の会場にサウジアラビアの都市が指定されているのならまだしも、イランはサウジアラビアとミサイルを撃ち合う仲だ。習近平氏の電話会談に、どれほどの有効性があると云うのだろうか。未確認情報だが、米海軍駆逐艦が停船させた「トゥスカ」の船長はイラン革命防衛隊の活動家だったという。
イラン戦争の勝敗は決している。イラン革命政府は、既に敗北している。ただイラン革命防衛隊が利権に必死で拘泥しているだけだ。トランプ氏はパキスタンの要請を受け入れて停戦期間を延長したようだが、それだけイラン国民の困窮度が深まるだけだ。テヘランでは水道が止まってから既に久しい。銀行窓口も閉鎖されたままだという。後はイランの未来はイラン国民が決めるだけだ。