石川県知事選の結果を見る。
<石川県知事選で、自民党は現職馳浩氏支援のため高市早苗首相や閣僚らが現地入りする異例の応援態勢を取った。「勝てる選挙」(首相側近)と踏み、衆院選を大勝に導いた「高市人気」を当て込んだが、不発に終わった。党内では保守分裂の選挙戦で首相をかばう声がある一方で、人気の陰りを指摘する意見もある。 9日午前、敗戦の報告を受けた首相は血相を変えて怒りをぶちまけた。自民の鈴木俊一幹事長は同日夕の記者会見で保守分裂や与野党対決の構図でなかったとして「被災地で馳氏は勝った」などと強がった。 首相と親交が深く、2021年の党総裁選で推薦人に名を連ねた馳氏。政府関係者によると、地元県連の応援要請に対し、当初首相側は尻込みしていたという。党の情勢分析で馳氏不利だったからだ。中盤に入る頃、優勢に転じて「あと一押しで勝てる」(側近)と判断。2月28日、米国などがイランを攻撃した初日に、首相は金沢市でマイクを握った。 そもそも首相が個別の知事選で、特定候補の応援に出向く例は極めて少ない。それでも石川入りした背景には、今後の地方選に備えて「高市人気」を強固にする思惑があった。国政選挙は当面ないものの、自民が12年ぶりの県政奪還を目指す沖縄県知事選などが年内に予定され、来春には統一地方選も。官邸筋は「ここぞの場面で『高市カード』を切れるようにしておきたかった」と漏らす。 今回の敗戦は、官邸も自民も“想定外”で、理由探しに必死だ。ある幹部は「高市対反高市の選挙じゃない」と予防線を張り、ある若手も「政権や党への影響はない」と言い切る。 ただ、地方選での「高市カード」戦略は練り直しを迫られる。そればかりか、高市人気の高さが政権のよすがだっただけに、官邸筋は「人気と言っても雲をつかむようなもので実態がない。気をつけないと」と戒めた。「高市効果が薄らいでいるのだろう。国民も冷静になってきたんじゃないか」。党ベテランも独りごちた。>(以上「西日本新聞」より引用) 「 「勝てる選挙」に誤算…人気に陰り?高市効果が不発 石川県知事選、現職落選 」との見出しにある通り、「石川県知事選で馳氏が負けた」のは高市氏の人気に陰りが出たからではないか、との観測がある。しかし7、8両日に共同通信社が全国電話世論調査を行った高市内閣の支持率は64.1%と、前回2月調査から3.2ポイント下落したもの...