投稿

日本の未来のために、高市政権を守り「親中」「媚中」国会議員を国会から追放しよう。

<「今回は言ってみれば、『習近平解散』だよ。習近平の中国が、旅行規制やレアアース規制などをかけて、高市総理を貶(おとし)めようとすればするほど、いじめられる高市内閣の支持率は上がっていく。  その結果、いまなら総選挙で自民党が単独過半数を取れると踏んで、総理は解散を決断したのだ」  こう述べるのは、ある与党の政治家だ。  この話を聞いて、中国ウォッチャーの私には、思い起こす類例がある。2020年1月に台湾で行われた総統選挙だ。 人気低迷していた蔡英文総統、「中国の強権政治」を機に支持急拡大  選挙の一年前の時点で、再選を目指す民進党の蔡英文総統は、ひどく不人気だった。ナンバー2だった側近の頼清徳行政院長(現総統)でさえ、「沈む船には乗っていられない」とばかりに辞任してしまったほどだ。  一方で、ライバルの国民党は、誰が公認候補になっても総統選で楽勝すると言われた。「民主でメシは食えない」「世界2位の経済大国(中国)が隣にあるのになぜ敵対するのか」と、国民党は攻勢をかけた。  ところが、総統選挙の約半年前に、海を挟んだ大陸側の香港で、逃亡犯条例改正に反対する大規模なデモが発生。習近平政権はこれを、力で抑え込んだ。私は2回、香港に取材に行ったが、いまにして思えば、約半年続いたデモは、750万香港人の「最後の抵抗」だった。  ともあれ、この「対岸の火事」によって、台湾で蔡英文政権が俄然、息を吹き返した。「今日の香港が明日の台湾になってよいのか?」「民主がないとメシは食えない」……。私は総統選挙の取材で台湾を訪れたが、香港からの「亡命者」たちも応援に訪れ、どの演説会場に行っても熱気に満ちあふれていた。  結果、817万票という史上最高得票で、民進党の蔡総統は再選された。台湾で最大部数を誇る『自由時報』は、投開票日翌日の朝刊の社説でこう書いた。 <今回の選挙は、外的要因が間違いなく最大の特色だった。特に中国の形勢判断の誤りが、台湾の有権者の激烈な反感を買った。民進党は中国共産党に感謝すべきである。習近平その人が、蔡英文の最有力サポーターとなったのだから>  さて、日本の話である。冒頭の政治家が言う「習近平解散」は、6年前の台湾の再来となるのか? 「大国の暴挙」に揺れる日本  たしかに昨年末から今年初めにかけて、日本に影を落とす「大国の暴挙」が、2件起こった。  一つは、昨年の...

日本製レアアースが信用と信頼に基づく国際社会を築く。

< 「南鳥島のレアアースで脱中国だ!」と喜ぶのは早計です。中国への依存度を下げる策として、政府は深海採掘に本腰を入れ始めましたが、実はそこには落とし穴が3つも存在します。このままでは計画が頓挫するばかりか、日本の産業界が干上がってしまう恐れさえあるのです。「夢の国産レアアースで脱中国」が“詰んでいる”現実と、解決のシナリオを提示します。 南鳥島に米軍基地? 仰天シナリオに現実味  未来予測を専門とする関係で、毎年この時期に「びっくり予測」をしています。  日経マネーの今月号に取り上げていただいたのが「南鳥島に海上米軍基地計画」という予想でした。  確率は低いけれどももしかしたら今年、そんなニュースが飛び込むかもしれないという未来予測です。  この予測の話をしたのは昨年の11月頃でしたが、南鳥島のレアアース開発はその後、大きな話題になりました。きっかけは高市首相の発言で日中関係が冷え込んだことです。  レアアースはEVや医療機器、ハイテク機器などあらゆる先端製品に使われる希土類元素の総称で、精製では中国が9割超の世界シェアを占めています。そして高市発言への報復として日本向けのレアアース輸出規制が始まりました。  レアアースは中国にとっては日本だけでなくアメリカやEUに対しても戦略物資です。先ごろ行われたG7でも対中依存度を下げることが重要議題にあがりました。西側世界のリーダーの中でもトランプ大統領はこの依存状況をなんとか変えたいと考えている政治家の筆頭ではないでしょうか。  そのような流れで日本では南鳥島に脚光があたることになりました。南鳥島近辺の深海には純度の高いレアアース泥が沈殿していて、その埋蔵量は世界全体の需要の数百年分だとされています。  ただ水深6000mの深海から泥を大量に引き上げるのはコストだけでなくそもそも技術的に難しいとされていて、2013年にレアアースの存在が発表された後も長らく調査段階が続いていました。  日本政府が採掘について本格的に投資をする方針を表明したというのが直近のニュースです。  内閣府の「戦略的イノベーション創造プログラム」ではまず今年、水深6000mの海底からレアアース泥を試掘し、来年には一日あたり350トンのレアアース泥回収能力の実証実験を実施、そして2030年頃に商業採掘を実現したいとしています。  この日本政府の方針で、西...

中国人に侵食される日本。

イメージ
< 中国人児童急増…「3S1K」とは 「お客様の約3割が中国の方です。文京区は東大をはじめ多くの大学が集まり、治安も良い。教育環境を重視する中国の方にとっても魅力なエリアで、とりわけ『3S1K』学区は人気が過熱しています」  こう語るのは、文京区と周辺エリアの物件を専門に扱う播磨坂不動産の岩間千洋社長だ。  都内屈指の文教エリアで近年、子供の教育を目的とした中国人の流入が激増しているという。とりわけ人気が集中しているのが、誠之(せいし)小、千駄木小、昭和小、窪町小といった4校の名門公立小学校だ。それぞれの頭文字をとって「3S1K」と呼ばれている。  もともと教育環境を求めて学区内に引っ越してくる日本人家庭が少なくないエリアだが、そのブランド力は、中国のSNS「WeChat」や「RED」を通じて中国人にも爆発的に広がっていった。  実際、3S1Kの学区内を歩くと、高級ブランド「モンクレール」のダウンに身を包んだ児童が中国語で母親と話しながら学習塾に向かう姿があった。小学生の子供を持つ女性が明かす。 「子供が通う中学受験塾も中国の児童が増えています。皆さん、優秀で、上位クラスに在籍していますよ。気づいたら帰化していたというケースもありますね。個性的な名前なので目立ちます」  文京区にあるSAPIX小学部の茗荷谷校は「生徒の10人に1人が中国人児童」という報道もあった。 「うちは国籍調査をしているわけではないので、正確な数字は言えませんが、1割弱くらいだと思います。実態としては増加傾向ではなく横ばいです」(SAPIX教育事業本部長の広野雅明氏) 誠之小→六中→日比谷高→東大  3S1Kのなかでも、とりわけ中国人からの人気が高いのが、東大から徒歩10分の距離にある誠之小だ。旧福山藩(現在の広島県福山市周辺)の藩校をルーツに持つ同校は、昔から英語教育に力を入れる公立の名門校で、多くの学者や文化人を輩出してきた。 「3、4年前までは戸建てが人気でしたが、3S1Kの学区は戸建てが出づらいエリアであり、現在はマンションを探す流れになっています。誠之小の学区である文京区西片であれば、築50年の旧耐震マンションであっても、広ささえあれば瞬く間に売れてしまいます」(播磨坂不動産の岩間社長)  中国人ファミリーが狙うのは、コスパ抜群の「東大への黄金ルート」だ。 「中国の方の目的は明白。我が...

国の未来を決める「媚中」対「愛国」、「グローバリズム」対「日本ファースト」、「緊縮・増税」対「積極・減税」の戦いだ。

< 「中道リベラル」の両党が、猛スピードで接近している。  立憲民主党の安住淳幹事長が13日、党都道府県連に対し、公明党の地方組織や国会議員、支持母体の創価学会幹部らへの面談を申し入れ、選挙協力を要請するよう通知した。立憲は公明が連立を離脱して以降、次期衆院選での選挙協力を求めて秋波を送り続けていた。  12日には立憲の野田佳彦代表が、公明党の斉藤鉄夫代表と都内で会談。「より高いレベルの連携をしていく基本合意ができた」と、会談の成果を話していた。斉藤も、「中道改革の軸に参加したいという申し出だった。一緒に戦っていきたいということなので、我々としても前向きに検討していきたい」と語っていた。  高市早苗首相が23日召集の通常国会冒頭で衆院解散に踏み切るとの見方が広がっていることから、選挙協力を進める動きが一気に加速しているのだ。 連立解消で2万票減  こうした流れに青ざめているのが、自民党だ。これまで自民党議員は、選挙のたびに連立相手である公明党の組織票をあてにしてきた。連立を解消したことで、1つの小選挙区におよそ2万票あるとされている公明票を失うことになる。たとえ、これが立憲候補に流れなかったとしても、自民党候補から離れただけで、自民は大打撃必至だ。  そこで日刊ゲンダイは、一昨年秋の前回衆院選で、次点の候補に2万票以内で辛勝した自民議員をピックアップした。その結果、公明票を失うことで落選危機に陥る議員は、なんと46人に上った。現状で自民衆院議員は196人おり、およそ4分の1にあたる。  その中には高市政権を中枢で支える議員も含まれている。現職大臣の黄川田仁志地方創生相は、次点と1万票差だった。古屋圭司選対委員長も、1万5000票差。選挙全体の舵を取る古屋自身が落選しようものなら、赤っ恥もいいところだ。  大物議員も危ない。裏金事件での処分で前回選挙は非公認だった西村康稔元経産相は公明の推薦を得たものの、次点と1万8000票差だった。同じく裏金事件で非公認ながら公明推薦の松野博一元官房長官は、3000票差まで迫られた。選挙巧者として知られる2人も、公明票がないと厳しい。  さらに「コメを買ったことがない」発言で大炎上し大臣を辞任した江藤拓元農相も、当選8回目ながらおよそ1万3000票差だった。安倍晋三元首相の甥、岸信千世議員はわずか1700票差。苦しい戦いになることは...

ハメネイ師よ、イラン国民に銃口を向けないで、早々に金塊を抱いて亡命せよ。

< <経済崩壊に端を発する抗議活動がイラン全土に拡大。王政復活の世論が再燃するなか、積年の怒りに現体制は耐えられるか>  昨年12月28日以来、イラン全土で抗議運動の嵐が吹き荒れている。首都テヘランのバザールで始まったデモが他の主要都市や大学に急激に拡大。イラン社会がこれほど不安定化したのは2022年、ヒジャブを正しく着用しなかったとしてクルド系女性マフサ・アミニが逮捕され死亡した事件後のデモ以来だ。  抗議運動の大波は、イランの体制を揺るがす大きなうねりへと発展するのか。「女性・命・自由」のスローガンを掲げた22年当時と何が同じで、何が異なるのか。  22年の抗議運動は社会的・道徳的危機から生じた。風紀警察に拘束されたアミニの死は女性抑圧の象徴とされ、尊厳と身体の自己決定権、個人の自由を求める反乱が若者世代を中心に広がった。  一方、今回の直接の引き金は経済崩壊だ。通貨リアルが暴落し、インフレ率は50%超。失業も蔓延し、バザールの商店主や都市の中間層、学生の怒りに火が付いた。  もっとも、発端は違っても共通点は多い。まず、いずれのケースでもX(旧ツイッター)やインスタグラムなどのソーシャルメディアの力で運動が拡大した。22年には「#MahsaAmini」のハッシュタグ、今回はバザールでのストライキや学生集会の動画が注目を集めている。  イラン当局が武力で応じた点も共通している。22年には500人以上が殺害され、2万人近くが逮捕された。今回も国家権力による殺害や大量拘束、弾圧が報告されている。  ただし、相違点も同様に重要だ。初期段階を比較すると、22年のデモが大都市中心だったのに対し、今回は小規模な町や経済的に取り残された地域にも波及している。また、厳しい経済状況の影響なのか、学生や労働者、女性、少数民族の参加も目立つ。  国際的な文脈も異なる。22年には国際社会の関心は人権侵害に集中しており、西側諸国は口ではデモへの支持を表明しても、実際の制裁は限定的なものにとどまっていた。米バイデン政権は対立より外交的封じ込めを優先し、全面的な制裁を避けた。 ハメネイの言葉は響かず  一方、現在の地政学的環境においては、ドナルド・トランプ米大統領の再選と「最大限の圧力」政策の復活により、イランは経済的孤立を一段と深めている。トランプは自身のSNSトゥルース・ソーシャルで「イラ...

「失われた35年」から脱却するためにも、今度の総選挙は日本の未来にとって重要な試金石になる。

<立憲民主党の原口一博衆院議員は15日、インターネットに動画を投稿し、衆院選に向けて立民と公明党による新党結成構想が浮上したことについて、「絶対いやだ」と述べ、反発した。立民の野田佳彦代表ら執行部に対し「決別だ」と不信感をあらわにし、立民の分党を求めた。  新党に関し、立民は15日、両院議員総会を開いて所属議員から意見を聞く。原口氏は沖縄・石垣島にいるため両院議員総会に間に合わないと説明したうえで、「地元の県連でも機関決定していない。党執行部だけで決めてよいのか」と野田氏らを批判した。さらに「高市早苗首相が勝負をかけてきたからといって、立民は若者の支持率ゼロだ。わらをもつかむ思いで公明にすがったのかも分からないが、何をやるかというのもなく、一任できるのか。とんでもない。ぼくは絶対、一任しない」と述べた。 「党を潰している」  党執行部に対し「あなた方だけで立民を支えているのではない。むしろ、潰している。いろいろな発言や質問で『出てくるのはパワハラみたいな人ばかり』と言われ、石垣では『なぜ立民が嫌われているか。学歴をひけらかしたり、自分だけが正しいと言ったり、皇居に入るときにあいさつもしない。人間として、そういうものを見ている』と言われた」と述べた。地方選を控えている候補者の存在に言及し、「(執行部は)仲間をなんだと思っているのか」とも語った。  そのうえで、原口氏は「新進党のときと全く同じだ」と指摘した。1997年12月、原口氏や高市首相、野田氏、公明党の斉藤鉄夫代表らが所属していた新進党は東京都内で両院議員総会を開き、解党を決めた。長崎県で家族サービスをしていた原口氏は両院議員総会に間に合わず、欠席したという。「翌日に行ったら後の祭り。『新進党はもう解党しました』って。『じゃあおれは何党ですか』『無所属です』って。『ええー』って」と振り返った。   首相は衆院選日程について1月27日公示、2月8日投開票を軸に検討している。  これを踏まえ、原口氏は新党構想について「立憲民主党ではない名前で、ポスターをどうするのか。パンフレットや政見放送はどうするのか。何党でやるのか」と懸念点を列挙。「もう無茶苦茶だ。それで一任しろと。絶対いやだ。分党してほしい。あなた方とやれないし、やるべきではなかった」とまくしたてた。 不信感マックス  衆院選での立民の獲得議席に関し原口氏は「...

イランの国家と国民のために、ハメネイ師は一日も早く退陣すべきだ。

<イランの経済難に抗議するデモを当局が強硬に鎮圧した結果、少なくとも1万2000人が死亡したとする推定が出ている。 英国に本拠を置く反体制メディアは13日(現地時間)、「イラン現代史で最も大規模な虐殺が行われ、少なくとも1万2000人が死亡した」と報じた。   死者は主に8~9日に発生し、死亡事例の大半は、イランの神権体制を守るイスラム革命防衛隊(IRGC)や、これと連携する準軍事組織バスィージ民兵隊の隊員による銃撃によるものだと、同メディアは推定している。   また、イラン最高国家安全保障会議(SNSC)や大統領府から入手した情報として、アヤトラ・セイエド・アリ・ハメネイ最高指導者の直接の指示により、三権の中枢幹部の承認を経て、発砲命令が出されたと伝えた。   この発表は外部の検証を受けていないとみられるが、今回のデモが大規模な死傷者を生んだ可能性があるとの見方が広がっている。 実際、米国に拠点を置く人権運動家通信(HRANA)は、デモが17日間続いた13日までに約2000人が死亡したと明らかにした。このうち、デモ参加者が1847人、軍や警察官など政府側が135人だという。 このほか、子ども9人、デモと無関係の一般市民9人も死亡し、拘束された人数は計1万6700人を超えると同団体は述べた。   ノルウェーに拠点を置くイラン・ヒューマン・ライツ(IHR)は、デモ参加者734人が死亡し、数千人が負傷したと集計した。この団体が入手した未確認情報によれば、死者が6000人に達する可能性もあるという。 同団体はまた、中部イスファハン地域の法医学施設に登録されたデモ関連の死亡者だけで1600人に上るとし、「死亡した人々の多くが30歳未満だ」と伝えた。 さらに、イラン国営放送が拘束されたデモ参加者の自白映像を放送しているとして、「強要や拷問によって得られた自白を司法手続きに先立って放送することは、無罪推定の権利を侵害する行為だ」と指摘した。>(以上「中央日報」より引用)  云うまでもなく、政府は国家と国民のために存在する。決して政権のために国家や国民が存在するのではない。「 イランで少なくとも1万2000人死亡…「ハメネイ師の発砲命令で大規模虐殺」 」との見出しに言葉を失う。  日本ではかつて安保闘争のデモで女子大生が圧死したことがあった。それで岸政権は退陣に追い込まれた。デモ...

いよいよ解散総選挙、高市政権が国民の審判を受ける。

<各報道機関の世論調査で、高市政権が70%超えの高支持率を維持している。評論家の白川司さんは「自民党より右寄りな政党が複数生まれたことで、高市政権は『中道保守』になり、野党は戦後からの対抗軸を失った」という――。  ■「高市批判」する立民が批判される   高市早苗政権は、中国との関係で緊張を高めたことに批判を受けながらも、政権基盤そのものは驚くほど安定している。   その一方で、これまで自民党政権批判の受け皿である立憲民主党は、高市政権を激しく批判するほどに支持を落としているように見える。マスコミが日中関係の悪化で政権批判を展開する一方で、SNS世論を中心に、その批判の矛先はむしろ高市批判を強める立憲民主党へと向かう。   対中関係の悪化は、高市首相が台湾有事の際の存立危機事態を具体的に述べたことがきっかけだったが、マスコミが高市首相を批判するかたわらで、SNS世論の批判は、この答弁を引き出した立憲民主党の岡田克也氏により強く向けられた。  ■キーワードは「新しい保守層」   このような現象は、単なる政権交代の有無を越え、日本の政治環境そのものが構造的に変化しつつあることの象徴だろう。   なぜ高市政権は安定し、なぜ立憲民主党などのこれまで反自民の中心となってきた野党が支持を落とすのか。その背景には、自民党の性格、安倍政権が残した政治的遺産、そして「新しい保守層」の台頭がある。   ここでは、なぜ新しい保守層が生まれ、それが高市政権や野党にどんな意味を持つのかを中心に考えたい。 ■自民党の売りは“幅の広さ”   自由民主党は、しばしば「保守政党」と一括りにされる。しかし、その成り立ちを振り返ると、単純な保守政党とは言いがたい性格を持っている。   自民党は1955年体制のもと、反共を最大公約数として結集した政党である。そこにあったのは一貫したイデオロギーではなく、「イデオロギーを前面に出さない」という共通点だった。つまり、自民党議員の共通点は基本政策の一致にあるのではなく、「イデオロギーを持たない」ということのみだといっても過言ではないだろう。   戦後日本では、知識人層やマスコミ、教育界において左派・リベラルの影響力が強く、保守勢力が単独で政権を担う土壌は乏...

高市政権は対韓デカップリングこそが最善の策だ。

イメージ
< 奈良を訪れる李在明大統領  本日1月13日、韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が来日する。高市早苗首相のお膝元・奈良に1泊し、夜には盛大な祝宴を開いて、日韓の「シャトル外交」(両首脳が頻繁に相互訪問する外交)を始める。思えば奈良は、古代日本の「日韓外交」の中心地であり、ご先祖さまたちも草葉の陰で見守っていることだろう。  昨年秋(10月31日~11月1日)に慶州APEC(アジア太平洋経済協力会議)を成功させた李在明大統領は、これが今年初の外交日程ではない。すでに年明け早々(1月4日~7日)、中国公式訪問を行ったからだ。  就任7ヵ月を経た李在明大統領の外交を、韓国では「コリア・ファースト外交」と呼ぶ。ドナルド・トランプ米大統領の「アメリカ・ファースト外交」とは似て非なるもので、要は「全方位外交」である。世界のどこにも「敵」を作らない外交で、これはインドのナランドラ・モディ政権初期の外交に通じるものがある。  李在明氏は、かつて反米的発言を連呼していたにもかかわらず、大統領に就くや、ドナルド・トランプ米大統領と電話で「ゴルフ談義」にふけり、その懐(ふところ)に巧みに飛び込んだ。その後、関税交渉をまとめ上げ、昨年10月29日の釜山会談では、原子力潜水艦の建造までトランプ大統領に呑ませた。  日本に対しても、「反日モンスター」の異名を取るほど反日発言を繰り返していたのに、大統領になったとたんに封印。スマイル外交を展開し、昨年10月30日の慶州APECでの高市早苗首相との初会談では、「シャトル外交」の復活を宣言した。 韓国の「漁夫の利外交」  というわけで、先週は対中外交の「再建」に乗り出したのである。これは、日中関係悪化に伴う「漁夫の利外交」の側面もあった。一方の中国としても、「韓国を取り込んで共に日本を叩く」意味合いがあった。  1月5日午後、北京の人民大会堂で、李在明大統領は、待ち受ける習近平主席と、がっちり握手した。私はCCTV(中国中央広播電視総台)の速報で、「握手映像」を見た。まず驚いたのは、李在明大統領の「身長」である。  私は、昨年6月3日の韓国大統領選挙を韓国で取材し、李在明候補に話を聞こうと思い、「共に民主党」の本部の中で待ち受けて、本人が出てきたところで名刺を渡して声をかけた。名刺は受け取ったが、日本人記者と分かり、何も答えてもらえなかった。眼前...

高市政権の勝利を願うのは、財務省の「財政規律」論理ではなく、国民の「経済成長」論理を高市政権が語っているからだ。

イメージ
< 「もう止められない」の声  高市早苗首相(自民党総裁)は、通常国会召集日である1月23日に衆院を解散する検討に入った。新聞・テレビの各メディアが報じた。  早期解散の観測報道を理由とした上で、総務省自治行政局選挙部は1月10日、各都道府県の選挙管理委員会に対して「1月27日公示―2月8日投開票」「2月3日公示―2月15日投開票」を念頭に、衆院選の準備を求める「至急の連絡」を発出した。  こうした情勢を踏まえ、多くの現職議員や候補者は選挙の臨戦態勢に入った。「既に走り出している」「もう止められない」(与党幹部など)状態となっている。 ベテランも唸った、最強の不意打ち解散  高市首相が悲願とする長期政権を築くには、2027年秋に予定する次期総裁選で再選を果たすことが絶対条件だ。高市内閣は昨秋の発足以降、いまも60~70%という高水準の支持率をキープする。憲政史上初の女性宰相という話題性と、醸し出す庶民性などが相乗効果を生んだ。  いまのうちに衆院解散・総選挙を断行して勝利の実績を挙げ、与党内で続投に向けたコンセンサスを得ようとする狙いがあるのは、想像に難くない。実際、高市氏の再選戦略を考慮すれば、26年は衆院選の年になるという認識は、政治のプロの間では共有されていた。  にもかかわらず、新年気分が冷めやらぬ永田町で、交差する地殻プレートのように動き出した解散政局は、電撃的とも言えるショックを走らせた。その主因の一つは、シナリオづくりの秘匿性においてである。  野党に選挙準備の時間をできるだけ与えずに急襲するのは、「死んだふり」とも例えられる。解散カードを持つ与党にとって、勝利に向けた定石の一つだ。  高市首相もこれまで「政策実現に追われて解散を考える余裕はない」などと繰り返しており、これには当然に「目くらまし」との見方はあった。  しかし、これらをも凌駕する濃い「煙幕」となったのは、通常国会の召集日を1月23日と設定したことだ。  この日程で開幕時に解散すれば、1カ月弱の政治空白は不可避となり、本年度内に26年度予算を成立させられないリスクを生む。このため「暫定予算を組んでまで、1月に解散することはないだろう」(与党幹部)との認識が広がっていた。  ベテラン政治家の一人は、こうした暫定予算編成をも厭わない方針に「まさしく最強の不意打ち解散だ」と唸った。野党やメディア...