朝日放送の報道番組のコメンテータは異口同音に偏向発言ばかりしているが、なぜか?
<また「今のままだと、中国への心情が悪くなっているから戦争になってしまう…馬鹿なの?その前に、周辺地域を侵略しまくってる中国に対して何も言うことないの?」と玉川氏の視点に疑問を呈する声も。「玉川さん、論破されて悔しくて屁理屈ごねまくり」と批判するユーザーもいた。
この問題の背景には中国側の強い反発もある。
高市首相の発言に中国政府は強く反発し、日本政府は中国総領事の脅迫的投稿に対してペルソナ・ノン・グラータ(外交上好ましくない人物)を宣言する事態にまで発展。日中関係の緊張が高まる中での玉川氏の発言だったため、多くの視聴者から「中国寄り」「現実離れ」といった批判が集まったものとみられる>(以上「zak」より引用)
「玉川徹氏また炎上 高市首相の台湾有事発言に「敵を作らない」外交を主張」との見出しの記事があった。今朝の事、テレ朝を見ていたら件の玉川某氏がコメンテータとして出演していて、日中関係に関して高市首相の対応を批判していた。
この問題の背景には中国側の強い反発もある。
高市首相の発言に中国政府は強く反発し、日本政府は中国総領事の脅迫的投稿に対してペルソナ・ノン・グラータ(外交上好ましくない人物)を宣言する事態にまで発展。日中関係の緊張が高まる中での玉川氏の発言だったため、多くの視聴者から「中国寄り」「現実離れ」といった批判が集まったものとみられる>(以上「zak」より引用)
「玉川徹氏また炎上 高市首相の台湾有事発言に「敵を作らない」外交を主張」との見出しの記事があった。今朝の事、テレ朝を見ていたら件の玉川某氏がコメンテータとして出演していて、日中関係に関して高市首相の対応を批判していた。
日本政府を批判するのも如何なものかと思うが、それにも増して「日中関係では日本が中国に依存している」とのたまったから怒り心頭に達した。玉川某氏が「日本の方が中国に依存している」根拠として、貿易割合に占める相手国の割合が日本貿易輸出の対中割合が10%なのに対して「中国の貿易輸出で日本の占める割合が5%だから、日本の方が倍依存している」と結論付けていた。バカも休み休み云うものだ。
金額で比較すれば、日本の対中輸出額は1,564億ドルで、中国から日本への輸出額は1,671億ドルとたいして駆らない。ただし、輸出品目で比較するなら日本が輸入している主なものは中国の邦人企業が製造している電気製品などなのに対して、中国が日本から輸入している品目は邦人企業が製造する電気製品の主要部品や中国半導体製造に欠かせないレーザー、ウエハー、フォトマスクといった主要材料だ。相互依存こそが日中関係の正しいあり方で、日中が対立するのは良くない、と散々御託を並べた。
玉川某氏だけではない。女性コメンテータも並んで座っていたが、発言内容は玉川某氏と寸分たりとも違わない。コメンテータを二人並べておく必要があるのかと首を捻らざるを得ない。彼らは中国に対して、日本政府は涙ぐましいほど支援して来たか、つい最近まで中国にODAを出して来た。それでも中国は国民に反日教育を止めないし、「南京虐殺」や「細菌部隊」といった噓を国民に教え続けている。
中国に対してはデカップリングするしかない、というのが1972年以来の対中政策の総括ではないか。ハブを中国に置いて「世界の工場」として中国を経済発展させて、何か日本にとって良いことがあっただろうか。一部の経営者や政治家はタンマリとお土産を貰ってホクホクだろうが、日本国民にとって良いことなど何もない。
少なくとも、日本は誠意を以て中国と接して来たが、中国は日本侵略の意図で政界や経済界工作をして来た。その最終結果が高市氏の「普通の国」の「普通の存立危機事態」発言に口汚く罵り嚙みついて来た。中国政府はまったく異様としか思えない。
だから先進自由主義諸国は対中デカップリングに動いている。もちろん日本もアジアの平和と安定のために対中デカップリングせざるを得ない。
日本のオールドメディアの危機感の希薄さには驚くばかりだ。日本の普通のビジネスマンが何人も帰国寸前の空港で「反スパイ法」によって身柄を拘束されている事実を知らないのだろうか。既に中国経済は不動産バブルを放置してきたため不良債権が金融破壊に及び、ついには国家体制まで揺らぎ始めている。社会主義国家で国民が飢えたホームレスとなっているとは信じ難い。何のための自由の抑圧なのか。それは等しく国民が働き、等しく富の配分を受けるための対価ではないのか。そもそも社会主義国に失業者がいること自体が、政治体制の崩壊ではないか。中共政府は如何なる大義名分で国民に号令を発しているのだろうか。
そうした検証すらしないで、日中相互依存こそが正しい日中関係だと解説するコメンテータは勉強不足というよりも、何らかの意図をもって視聴者を洗脳しようとしているとしか思えない。