女性が「飲み会」に付き合うのは「性接待」なのか。

<10月14日、高市早苗首相(65)に辞表を提出した簗和生前農林水産相(47)。先月報じられた“予算カット”発言に端を発する一連の問題を受け、就任から1カ月足らずで事実上の更迭となった。

 週刊文春などが9月30日、簗氏が今年5月に出席した地元・栃木の会合で、先の衆院選で自身を応援しなかった首長の自治体の道路予算を“カットした”と発言していたと報道。簗氏は発言を撤回しつつ、予算差配を国交省に働きかけた事実はないと明言し、国交省側も働きかけを否定したが、実際に簗氏を応援した首長の自治体と、そうでない自治体とで予算の増減が生じていることについて、いまだに合理的な説明はなされていない。
 この発言が与野党内で問題視される中、10月7日にも同誌で、簗氏が衆院選に際して行った「出陣式」で支援者をシャトルバスで無料送迎したとして、公職選挙法違反の疑いが報じられることに。
 初報から2週間、簗氏は辞表提出直後の取材に、「国会審議にこれ以上ご迷惑をおかけすることはできませんし、農林水産行政にも集中できない状況が続くことは避けなければいけないと考え、自ら決断しました」とコメント。その後も詳細な説明を求める声は止まぬいっぽう、一連の問題をめぐっては、高市首相の「任命責任」も問われた。
「衆院選の応援演説では、簗氏を『とにかく私の大事な簗ちゃん。私の知恵袋の簗ちゃん。いなかったら大変』とプッシュしていたこともあった高市首相。予算カット発言が報じられた当初も、高市首相は『人一倍働いて仕事で返してほしい』と続投方針を固め、これを受けて簗氏も『職務を全うする』と意気込んでいました。ただ、高市首相は13日の国会答弁で『(予算カットの)発言が事実なら、本当に不適切でダサいと思う』と発言。結局、この翌日に簗氏は事実上の更迭となり、高市首相は後に『任命責任を重く受け止める』と答弁しています」(政治部記者)
 そんななか、10月15日放送の情報番組『ニュースto』(読売テレビ系)では、簗氏辞任の「舞台裏」として高市首相による任命の経緯について出演者が議論する場面が。そして、番組にパネリストとして出演していた著名脳科学者の中野信子氏(51)による見解が、現在SNSで波紋を広げている。
 中野氏は、「高市総理は時々お友達が少ないと言われると思うんですけど、もし高市さんが女性じゃなかったら、ということをよく考えるんです」と切り出した。その上で、男性政治家と女性政治家と比較して、「政治の場では夜のネットワークで、こういう人がいる、ああいう人がいる、とリクルートしてくることがあると思うんですけど、女性はそのプラットフォームが使えないんです」と持論を述べると、以下のように断じたのだ。
「ほぼ“性接待”みたいなところがあるから」
 同局の黒木千晶アナ(32)は、「そういうことはないと思いますけど」と強めに反応。これを受けて、中野氏が「ないと思うけど」と言葉を継ごうとすると、同じくパネリストで出演したジャーナリストの峯村健司氏(52)が、「性差は関係ないと思います」と指摘し、こう持論を展開した。
「問題は、高市さんは今回(簗氏を)アンケートで選んでるんですね。だから、人格で見るのではなく、むしろ政策で見ているからこその問題ということです。アンケートを取ることは慣例なのですが、アンケ―トを重視したことが問題ですよね」
 番組で飛び出した、中野氏の“性接待”発言。Xで当該発言シーンが拡散されると、発言が“男女の政治家に対する偏見”との批判が噴出し、以下のような声が次々と上がった。
《番組終了クラスの破壊力 女性政治家への差別と偏見と侮辱であり、男性を含む全ての政治家への侮辱》
《中野信子「そう言うことは、ないと思うけど…」だったらテレビで言っちゃだめでしょ》
《性接待って…飛躍しすぎだろ》
 また、峯村氏は番組終了後、Xで《各コメンテーターが自分の考えをぶつけ合うのがこの番組の特徴。様々な角度から激論するのはすばらしいし、予定調和ではないことの証左》と番組自体は評価しつつ、中野氏に対する番組内での指摘については、《しかし、私が事実と異なると判断した発言に対しては明確に否定しています》と説明した。
「中野氏としては、長年“男性優位”と指摘されてきた政界への問題提起のつもりだったのかもしれません。とはいえ、男性とのコミュニケーションが“性接待”と結びつくわけでは決してありません。いずれにせよ、この番組は’06年~今年まで続いた『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ系)の後継番組として、10月5日にスタートしたばかりなのですが、今回の発言で早くも視聴者から厳しい目を向けられることになってしまいましたね」(WEBメディア記者)
 なお、本誌は中野氏の所属事務所に対して発言の真意について問い合わせたが、指定した日時までに回答はなかった。>(以上「女性自身」より引用)




「「テレビで言っちゃダメでしょ」人気女性学者 女性政治家めぐる「性接待」発言が物議…「ミヤネ屋」後継番組がスタート早々に迎えた正念場」との見出しに唖然とする。テレビに登場するコメンテーター諸氏がすべての専門家で、道理を弁えた人たちだとは思わないが、少なくとも最低限のモラルを備えた常識人だと思いたい。
 ことに女性コメンテーターは男女性参画社会の象徴としてテレビ画面に登場しているわけだから、女性に関して貶めるような発言は間違ってもあり得ないはずだ。しかし中野信子氏は事もあろうに夜の飲み会を敬遠する高市氏を「性接待で地位を築いて来た…」と発言してしまった。

 このことを問題にしないテレビ局もテレビ局だが、日頃女性の権利について一家言を有している女性評論家諸氏も沈黙しているのにはガッカリする。彼女たちこそが女性差別しているのではないか、と思えるからだ。
 またオールドメディアも中野氏の失言について完全スルーしているのにも彼女と同じ罪深さを感じる。なぜ簗氏の失言に関しては執拗に追及したが、中野氏の失言は気にしないのだろうか。それが高市政権の支持率を落としたいるから、高市氏を批判する文言なら適格性を欠いていても了とするのなら、飛んでもないと言わざるを得ない。

 中野氏の高市氏は「性接待で地位を築いて来た…」という言葉の真意は何だろうか。まさか本当に「性接待」を高市氏がしていたとは思っていないだろう。それなら中野氏が言う「性接待」とは何だろうか。
 男性と歓談するのが「性接待」なのか、それとも「飲食を同席」することが「性接待」なのだろうか。中野氏にとって男性と女性が同じ時を過ごすのが「性接待」なのだろうか。

 男女共同参画社会とは女性の「性接待」で成り立っている、と中野氏は考えているのだろうか。そうだとすれば、それこそまさに男女共同参画社会を根底から覆す女性差別発言ではないか。女性が男性に笑顔を見せることが「性接待」で、男女が平等に不愛想な顔をして仕事するのが男女共同参画社会だというのだろうか。
 程度こそあれ、男女はお互いに性的なマターでなく『良く思われたい』と願っている。その何処が問題なのだろうか。脳科学者の言葉として、中野氏の「性接待」には深遠な意味が隠されているのかも知れない。是非とも中野氏の弁明をお伺いしたいものだ。

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