巨人、育成5位で異例の中学生を指名。

<◇2011年12月26日生まれの14歳…身長179センチ、体重82キロ
「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が22日に都内のホテルで行われた。巨人は育成5位指名で川崎市立向丘中学校の14歳・関蓮太郎捕手を指名した。まさかのサプライズに、会場内は「ほんとに中学生!?」とどよめきが起きた。

 5歳から野球を始めた関は、神奈川・川崎市の少年野球チーム「宮崎台バーズ」でプレー。強打の捕手として2023年末の「NPBジュニアトーナメント」では巨人ジュニアに選出され、その後2024年に創設された巨人U15ジュニアユース(多摩川ボーイズ)に1期生として入団し、井端弘和氏(元中日、巨人)の長男・巧、小池正晃氏(元横浜、中日)の次男・樹里らと共にプレーした。
 今年メキシコで開催された「WBSC U-15野球ワールドカップ2026」の日本代表にも選出され、3位決定戦で2ランを放つ活躍を見せた。大会を通じて、主将・正捕手・4番打者として打率.333、2本塁打、11打点の活躍で敢闘賞とベストナイン(捕手)に選ばれた。
 2011年12月26日生まれの14歳。右投右打。身長179センチ、体重82キロの体格を誇る。
 プロ野球で、過去に指名された選手の最年少は、2004年ドラフト8巡目で阪神に指名された当時15歳の辻本賢人氏。関が史上最年少を更新した形になる。>(以上「Full Count」より引用)




 まさか、と思ったが「巨人、育成5位で異例の中学生を指名 14歳・関蓮太郎、史上最年少記録を更新 会場騒然「中学生!?」」とは驚く。確かにプロで通用する体躯と技術を持ち合わせているのだろうが、彼の長い人生を考えたならプロ球団が指名するのは、高校卒業するまで待つべきではないだろうか。
 中学を卒業すれば「義務教育」は終わる。国家として国民に義務として課している教育を終えるのだから、高校へ進学しようと就職して働こうと自由だ。しかし今後の半世紀以上に及ぶ彼の人生を考えるなら、高校へ進学して広く多くを学び、同時に多くの友達と出会うことが大切ではないだろうか。

 プロ球団に所属して、早くからプロの技術を身に着けるのも重要かも知れない。だが現在の彼の資質がそのまま花開いていくかは未知数だ。日本の諺に「十で神童 十五で才子 二十過ぎれば只(ただ)の人」というのがある。
 神童が二十歳過ぎても神業を持っているかも知れないが、しかしプロ野球の選手寿命は短い。40歳までに多くのプロ野球選手が引退する。それから同年数だけの人生をプロ野球関係で過ごせる人は極めて稀だ。多くの人は第二の人生を切り拓いて行かなければならない。しかも、妻子を抱えての転職である場合が多い。華々しい人生から一般の社会人としての労苦が身に降りかかって来る。そうした人生の荒波に中学を出ただけの学力で乗り切れるだろうか。

 同じことは角界でも云える。体力と体格に自信のある若者が相撲の道に入って、全員が横綱になれるわけではない。いかに労苦を重ねても相撲取りとして芽の出なかった若者は幾らでもいる。そうした人たちのフォローを角界はキチンとしているだろうか。
 プロ野球の世界でも、ドラフト指名を受けて入団しても、ついに一軍でプレーすることなく球界を去る若者もゴマンといる。そうした苦境に立った時、人生の選択肢を広げておくためにも高校は卒業した方が良いと思うが、どうだろうか。

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