ガソリンエンジン部品製造企業の撤退を憂える。
��電気自動車（ＥＶ）が新たな潮流になりつつある世界の自動車産業。ガソリンエンジン車の製造を前提にしてきた伝統的なモノづくりは経験したことのない大波に直面し、新たにベンチャー企業や電機メーカーも参入してきた。業界の地殻変動が予想される中、生き残りを目指す部品メーカーの間では「脱自動車」の動きも始まっている＞(以上「中日新聞」より引用)
Co2地球温暖化説を根拠にフランスや英国や中国が近未来にガソリンエンジン車を禁止すると発表している。これほど愚かな偽善に満ちた政策を私は知らない。
そもそもCo2が地球を温暖化する、という根拠が怪しい。なぜなら原始地球は窒素が約80%でCo2は実に18%以上もの高濃度だった。それにも拘らず、灼熱地獄の原始地球は寒冷化し、現在の平均気温25°の惑星になった。
現在の地球のCo2濃度は0.37%だ。Co2の代わりに取って替わったは酸素・O2だ。いうまでもなく光合成により原始地球になかった酸素が大量に大気中に放出されて酸化エネルギーを生命維持に使う生命が誕生した。
もちろん省エネは地球定員満杯になった人類の義務だが、ガソリンエンジン車をCo2ばら撒き機だとして敵視するのは的外れだ。モーターで走る電気自動車にしても火力発電でCo2を大量に排出するのに変わりない。
いや原発がある、というのならそれこそ地球環境にどれほどの負荷をかけるつもりかと批判するしかない。再生エネで電力を供給する、というのならわざわざ直交変換によるロスを繰り返すよりも、電気分解で水素を作り、水素エンジンで自動車を走らせる方が遥かに合理的だ。
しかし欧州諸国は頑なに「電気自動車」だと主張する。しかしエネルギーの有効利用という面では電気自動車はガソリンエンジン車より大きく劣る。嘘だと思うなら簡単な掛け算をすれば良い。火力発電の熱効率は最大で60%程度だ。そして送電ロスが約15%(つまり85%)、充電ロスが10%(90%)程度に直交変換ロスが10%(90%)そして電池ロスが電池の新旧で大きく異なるが10%(90%)程度とみて、最終のモーターの駆動効率が60%程度とするなら、0.6×0.85×0.9×0.9×0.6＝0.2624となって、エネルギー効率は現行のガソリンエンジン車の約55%の半分以下ということになる。到底、電気自動車が地球環境に優しい乗り物だとは言い難い。
しかもCo2温暖化は全く根拠のないプロパガンダに過ぎない。それはつまり自動車産業で世界に君臨した日本を許さない、という欧米諸国のプロパガンダだ。
本当に地球が温暖化してスバル共和国の国土が海に沈んでいるのなら、日本やオランダなどの海抜ゼロメートルの国土の多くが海に呑み込まれていなければならない。だからスバルの問題は温暖化による海進ではなく、スバル独自の原因にあるといわなければならない。
温暖化すれば大変だ、と騒ぐ馬鹿どもがテレビで大口を叩いているが、問題なのは温暖化ではなく寒冷化だ。日本の飢饉はすべて寒冷化が原因だった。
記録によると江戸時代の天明の飢饉当時は寒くて田植えをするのに股引を履いてやってという。それほど当時は寒冷化していた。
現在の地球は氷河期にある。氷河期の定義は地上に氷河がある状態のことだ。数度の短い間氷期を挟んで、地球は長い氷河期に中にあった。
温暖化するのが本当なら、それこそ地上のすべての砂漠を半透性の太陽光パネルで覆うことだ。そうすれば現行のすべての発電施設は不要になる。各国で大きな顔をしている電力マフィアの連中は干上がるだろう。そしてスポンサー様様で電力マフィアをヨイショしている愚かなマスメディアも電力スポンサーを失って少しは正気を取り戻すだろう。
現代も中世世界と大して変わらない。人類は殆ど進歩していないように見える。宗教裁判でガリレオを裁いたように、Co2温暖化プロパガンダでガソリンエンジン車を追放しようとしている。
しかし世界には電気インフラのない地域の方が電気インフラの整っている地域より遥かに広大だ。そうした地域の移動手段に電気自動車は向かない。電気をふんだんに使用している国家のエゴを世界規模に推し進めてはならない。
そしてCo2排出基準を厳格化して自らの国の自動車産業を敗退させた環境ゴロたちにマスメディアは批判の目を向けるべきだ。日本車が世界を席巻したのは先進各国の馬鹿げたCo2排出基準競争のお陰だが、しかし各国の自動車産業が日本車に負けたのに腹を立てて集団ヒステリーを起こしてガソリンエンジン車を追放するとは正気の沙汰ではない。
Co2排出規制を厳格に推し進めるなら駆け足禁止とか、オリンピック禁止とか、恋愛で感情を昂らせるのは禁止とか、コンサートでシャウトするのは禁止とか、そうした馬鹿げた世界が見えてこないか。それこそ暗黒の中世世界の再現だ。