人類はいつまで愚かな「戦争ごっこ」に熱中するのだろうか。
＜韓国の聯合ニュースは28日、韓国政府筋の話として、北朝鮮が同日午後、日本海で潜水艦発射弾道ミサイル（SLBM）の発射実験を行ったものの、失敗したもようだと伝えた。
28日午後にSLBMの保護カバーの一部が海上で見つかった。飛行は確認されておらず、政府筋は「不発に終わった可能性が高い」と述べた。
北朝鮮は今年5月、SLBMの水中発射実験に成功したと発表。韓国政府は当時、使用されたのは模擬弾で、ロケット部分に点火して約160メートル飛行したと分析していた。SLBMが実戦配備されれば、衛星などで発射の動きを把握することが難しくなる。ただ、韓国政府は実用化までに数年かかるとみている＞（以上「時事通信」より引用）
北朝鮮は貧弱な国民経済と農業生産により世界的な最貧国に陥っている。国民は絶えず飢餓地獄と背中合わせに暮らし、異常な監視下で思想心情の発露の自由するを大きく制限されている。
しかし世襲金独裁政権は「戦争ごっこ」に熱中して、巨費を投じて核開発を行い潜水艦を配備し、そして今度は潜水艦から発射するミサイルを開発しているという。しかし、それらが一旦使用されたなら、その瞬間に金独裁政権は終わることを若い独裁者は知っているのだろうか。
現代は戦争もどきの「戦争ごっこ」しかできない。本格的な世界大戦などが勃発したなら、地球そのものが破壊される。それほどの大量の核兵器を「安保理常任理事国」たちは蓄えている。
なんというパラドックスだろうか。世界の安全保障を協議する国際的な機関の「常任理事国」という重要な責務を負うべき国々が、世界を破滅の淵に追いやっている元凶たちなのだ。その元凶たちの仲間入りすべく、イランやインドや北朝鮮までも核開発に身を窶している。
核開発や軍備増強の果ては旧ソ連崩壊で学習したはずではないのだろうか。巨額な軍事費を支えきれなくなって、国民経済は疲弊して国家財政はついに破綻する。ロシアはＧＤＰ規模でいえば日本の2/3程度でしかない。それが巨額な軍事費を毎年支出していて、マトモな経済運営ができるはずがない。北朝鮮は推して知るべきだ。
大阪府程度のＧＤＰにすら及ばない国家が国民すべての一割にあたる二百万人ともいわれる軍隊を擁して、国家運営ができるはずがない。なぜ若い独裁者は国民のことを考えようとしないのだろうか。「戦争ごっこ」はどこまで行っても「戦争ごっこ」でしかない。本格的な全面戦争を行えば、北朝鮮は瞬時に国家統制がマヒし、三日と経たずして独裁者は殺害されるかその地位を石を以て追われるだろう。
日本の「戦争ごっこ」狂の安倍自公政権は自衛艦を世界へ派遣したくて仕方ないようだ。「戦争法」審議の時はホルムズ海峡へ派遣したがっていたが、今は南シナ海へ派遣したがっているようだ。そこで中国相手に「戦争ごっこ」のスリルを味わいたいようだ。
しかしスリルを味わうだけでも自衛艦が戦死しないとも限らない。安倍自公政権と与党国会議員や「戦争法」に賛同した維新の党の国会議員たちは自衛官は兵隊だから戦死するのは当たり前だ、とでも考えているのだろうか。
あくまでも自衛官は自衛のための先頭に当たるのを任務としている。米国の「戦争屋」に付き合って南シナ海で「俺様が支配者だ」というデモンストレーションに付き合って「日本も米国の仲間だぞ」と威を張りたいのだろうが、そうしたバカなことは止めた方が良い。
米国がいつまでも世界に軍隊を展開しているとでも考えているのだろうか。既に米国は世界中で軍隊の撤退計画を実践している。米国もまた巨額な軍事予算で国家財政が逼迫している。国家財政デフォルトの綱渡りを繰り返しているのを御存知ないのだろうか。
それは中国も同様だ。軍備の近代化を図っている中国は軍事予算も毎年のように倍増している。大量の人海戦術を信奉していた当時は国営企業を人民解放軍の財布代わりに与えていれば人件費の手当ては済んだが、軍備の近代化は国家財政の真水を吸い取る。
国家財政破たんを先送りするためにＡＩＩＢなどという国際詐欺銀行を思いついたのだろうが、参加表明諸国から北京のＡＩＩＢ本部に拠出金が振り込まれたという報道がその後一切出てこない。設立したものの、肝心の資金ナシで立ち枯れてしまうだろう。中国経済の崩壊は誰にも止められない。
数百万人の人民解放軍といえども生きるためには食わなければならない。その財布に使っていた国営企業が破綻すれば人民解放軍は生きるために中南海に押し寄せるだろう。そこで伝統の人海戦術が展開され、さしもの精鋭を誇る中南海の警備兵たちも蜘蛛の子を散らすように逃げ出すだろう。その日が来るのはあまり遠くない。
「戦争ごっこ」の巨額なコストを支払わされるのも国民だ。政府と称する各国の官僚たちが権益拡大のために「戦争ごっこ」の脅威を煽って国民に巨額な軍事予算支出を容認させようと、マスメディアを使って国民を洗脳する。しかし現実に世界の指導者たちは「戦争ごっこ」の段階で軍拡はやめようと、暗黙の了承をしている。本格的な戦争になればそれぞれの国は財政破綻しかねない。だから私は「戦争ごっこ」だと規定しているのだ。
ガキがそのまま成人したような世界の指導者たちに「戦争ごっこ」をやめよ、と主張するのは無駄かもしれない。この国の首相ですら「戦争ごっこ」の魅力に憑りつかれて、自衛隊を戦乱の地へ派遣したくてウズウズしている。国連常任理事国入りを切望しているというから彼の病理は相当に深刻だ。このような「お子ちゃま」総理を日本国民はいつまで戴いているつもりだろうか。
28日午後にSLBMの保護カバーの一部が海上で見つかった。飛行は確認されておらず、政府筋は「不発に終わった可能性が高い」と述べた。
北朝鮮は今年5月、SLBMの水中発射実験に成功したと発表。韓国政府は当時、使用されたのは模擬弾で、ロケット部分に点火して約160メートル飛行したと分析していた。SLBMが実戦配備されれば、衛星などで発射の動きを把握することが難しくなる。ただ、韓国政府は実用化までに数年かかるとみている＞（以上「時事通信」より引用）
北朝鮮は貧弱な国民経済と農業生産により世界的な最貧国に陥っている。国民は絶えず飢餓地獄と背中合わせに暮らし、異常な監視下で思想心情の発露の自由するを大きく制限されている。
しかし世襲金独裁政権は「戦争ごっこ」に熱中して、巨費を投じて核開発を行い潜水艦を配備し、そして今度は潜水艦から発射するミサイルを開発しているという。しかし、それらが一旦使用されたなら、その瞬間に金独裁政権は終わることを若い独裁者は知っているのだろうか。
現代は戦争もどきの「戦争ごっこ」しかできない。本格的な世界大戦などが勃発したなら、地球そのものが破壊される。それほどの大量の核兵器を「安保理常任理事国」たちは蓄えている。
なんというパラドックスだろうか。世界の安全保障を協議する国際的な機関の「常任理事国」という重要な責務を負うべき国々が、世界を破滅の淵に追いやっている元凶たちなのだ。その元凶たちの仲間入りすべく、イランやインドや北朝鮮までも核開発に身を窶している。
核開発や軍備増強の果ては旧ソ連崩壊で学習したはずではないのだろうか。巨額な軍事費を支えきれなくなって、国民経済は疲弊して国家財政はついに破綻する。ロシアはＧＤＰ規模でいえば日本の2/3程度でしかない。それが巨額な軍事費を毎年支出していて、マトモな経済運営ができるはずがない。北朝鮮は推して知るべきだ。
大阪府程度のＧＤＰにすら及ばない国家が国民すべての一割にあたる二百万人ともいわれる軍隊を擁して、国家運営ができるはずがない。なぜ若い独裁者は国民のことを考えようとしないのだろうか。「戦争ごっこ」はどこまで行っても「戦争ごっこ」でしかない。本格的な全面戦争を行えば、北朝鮮は瞬時に国家統制がマヒし、三日と経たずして独裁者は殺害されるかその地位を石を以て追われるだろう。
日本の「戦争ごっこ」狂の安倍自公政権は自衛艦を世界へ派遣したくて仕方ないようだ。「戦争法」審議の時はホルムズ海峡へ派遣したがっていたが、今は南シナ海へ派遣したがっているようだ。そこで中国相手に「戦争ごっこ」のスリルを味わいたいようだ。
しかしスリルを味わうだけでも自衛艦が戦死しないとも限らない。安倍自公政権と与党国会議員や「戦争法」に賛同した維新の党の国会議員たちは自衛官は兵隊だから戦死するのは当たり前だ、とでも考えているのだろうか。
あくまでも自衛官は自衛のための先頭に当たるのを任務としている。米国の「戦争屋」に付き合って南シナ海で「俺様が支配者だ」というデモンストレーションに付き合って「日本も米国の仲間だぞ」と威を張りたいのだろうが、そうしたバカなことは止めた方が良い。
米国がいつまでも世界に軍隊を展開しているとでも考えているのだろうか。既に米国は世界中で軍隊の撤退計画を実践している。米国もまた巨額な軍事予算で国家財政が逼迫している。国家財政デフォルトの綱渡りを繰り返しているのを御存知ないのだろうか。
それは中国も同様だ。軍備の近代化を図っている中国は軍事予算も毎年のように倍増している。大量の人海戦術を信奉していた当時は国営企業を人民解放軍の財布代わりに与えていれば人件費の手当ては済んだが、軍備の近代化は国家財政の真水を吸い取る。
国家財政破たんを先送りするためにＡＩＩＢなどという国際詐欺銀行を思いついたのだろうが、参加表明諸国から北京のＡＩＩＢ本部に拠出金が振り込まれたという報道がその後一切出てこない。設立したものの、肝心の資金ナシで立ち枯れてしまうだろう。中国経済の崩壊は誰にも止められない。
数百万人の人民解放軍といえども生きるためには食わなければならない。その財布に使っていた国営企業が破綻すれば人民解放軍は生きるために中南海に押し寄せるだろう。そこで伝統の人海戦術が展開され、さしもの精鋭を誇る中南海の警備兵たちも蜘蛛の子を散らすように逃げ出すだろう。その日が来るのはあまり遠くない。
「戦争ごっこ」の巨額なコストを支払わされるのも国民だ。政府と称する各国の官僚たちが権益拡大のために「戦争ごっこ」の脅威を煽って国民に巨額な軍事予算支出を容認させようと、マスメディアを使って国民を洗脳する。しかし現実に世界の指導者たちは「戦争ごっこ」の段階で軍拡はやめようと、暗黙の了承をしている。本格的な戦争になればそれぞれの国は財政破綻しかねない。だから私は「戦争ごっこ」だと規定しているのだ。
ガキがそのまま成人したような世界の指導者たちに「戦争ごっこ」をやめよ、と主張するのは無駄かもしれない。この国の首相ですら「戦争ごっこ」の魅力に憑りつかれて、自衛隊を戦乱の地へ派遣したくてウズウズしている。国連常任理事国入りを切望しているというから彼の病理は相当に深刻だ。このような「お子ちゃま」総理を日本国民はいつまで戴いているつもりだろうか。