日本史上、最悪の 愚かなトリオ

<野党共闘で大注目だった民主・岡田代表と共産・志位委員長の党首会談。両者は今後も話し合いを続けるとは言うが、25日の第1回は岡田代表がグダグダ理屈を並べ「不調」に終わった。民主が煮え切らない態度のままだと、「安保法案反対」で盛り上がった野党応援の民意が離れてしまいかねない。

 共産の提案は、来夏の参院選と次期衆院選での選挙協力と、暫定的な「国民連合政府」の樹立。いずれも目的は自公から政権を奪取して、安保法を廃止に持ち込むことだ。しかし、これに対し岡田代表は、「共産党と政府を一緒につくるのは、かなりハードルが高い」と難色を示したのだった>(以上「日刊ゲンダイ」より引用)

 共産党の志位氏と民主党の岡田氏の会談は岡田氏の「グダグダ」により不調に終わったようだ。言わずと知れた「野党連合」の共産党の呼びかけに応じての会談だった。
 民主党は2012年12月衆議院の大敗以後、真摯な総括を一度としていない。そのまま安倍自公政権下の三年近くを無策のまま過ごしてきた。このままでは来年の参議院選挙も、その次に予定される衆議院総選挙も民主党は決して勝てない。その理由はこのブログで再三再四書いてきた。

 ここに到って、なおも民主党は国民のための党運営ではなく、民主党国会議員のための党運営を行っている。なんという愚かな政党だろうか。落選した議員の屍累々たる惨状に、党執行部に居座っている第二自民党に民主党運営の舵を切った連中は自分さえ当選していれば「全く問題ない」とでも思っているのだろうか。
 国民は民主党の変節と、その後の体たらくにウンザリしている。それどころではない。民主党最大の支持団体の連合すら、消費増税に反対の国民運動を起こさなかったではないか。今回の「戦争法案」の最大の山場に向けてゼネストはおろか「ゼネストを敢行する」という議論すらしなかったではないか。

 さすがは労働貴族といわれる諸兄のことだけはある。長らく労働現場から離れた専従の微温湯に浸かり、派遣労働者たちの立場に身を置くこともなく、時には安倍氏の奢りに舌鼓を打っていた馬鹿さ加減にはホトホト呆れかえっている。
 連合は労働者の権利が大きく侵害されている派遣業法の野放図な改革に対しても、全国傘下労組を総動員して抗議のデモを起こしただろうか。なんという馬鹿バカしさだろうか、この国の連合の幹部を名乗る労働運動家たちは腐り切っている。、腐り切った連合幹部たちと、第二自民党と化した民主党の現執行部たちとは似た者同士だ。彼らに任せている限り、安倍自公政権は万々歳だ。

 バカな幹部たちは蹴散らして、民主党の心ある者は党を出て小沢一郎氏たちと「野党連合」を組むべきだ。自分の立場だけを考えて政治をするつもりなら、この場でバッジを外して一介の国民に戻るべきだ。あなたに権利を付託した国民は期待外れにがっかりして、今度の選挙では志位氏が呼びかけ小沢氏が旗頭となる「野党連合」に期待している。
 安倍自公政権を打倒し、「戦争法」を廃棄するために多くの国民が待ち望んでいるのは、野党間の勢力争いよりも、この国の未来のために我が身を捨てて行動する政治家の出現だ。岡田氏のようにヘタレ民主党の愚かな党首面してグダグダと言を左右する駆け引き政治家は沢山だ。


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