民主党政権への「ノ―」ではなく、非民主党的菅政権への「ノー」だ。

 民主党は小沢氏とその仲間を排除した菅政権で政権運営している。しかもその中身たるや自民党も顔負けの官僚丸投げ政策だ。それではどんな選挙でも個人的資質が突出していればまだしも、党営である限り勝てない。そのことが統一地方選挙でも示された。


 


 その最たる象徴区が岡田氏の選挙区がある三重県知事選挙ではなかっただろうか。現職の民主党支援知事候補が若い新人自民党推薦候補に敗れたのだ。岡田氏は当然選挙を仕切る責任者として幹事長を辞任しなければならないだろう。


 


 もちろん災害復興対策でもモタモタしているガラクタ菅政権が民主党の足を引っ張っているのは明らかだ。これで菅氏が党代表と首相に就任して以来のすべての選挙で敗れていることになる。それでも菅氏は首相の椅子に居座り続けるのだろうか。枝野氏は幹事長を昨年の参議院選挙の敗北で辞任して、官房長官へ昇格するという非常識な人事が実施されたが、非常識な菅氏ならではの感覚なのだろう。


 


 非常識というのなら問責決議により官房長官を辞任した仙谷氏がいつの間にか副官房長官で官邸入りしている。党の幹事会で党員資格を無期限停止された小沢氏は何があっても党員資格を停止したままだが、野党の問責決議は党の幹事会よりも軽いという判断なのだろう。いかに菅氏が非常識な人物かを証明している。


 


 菅氏は馬鹿な権力しがみつきを止めて、さっさと退陣することだ。そしてかつて対抗馬として戦った小沢氏に党代表を誰にすべきかを一任することだ。それが検察の政治介入による疑惑捏造という非道な公権力の行使と、大手マスコミの大本営発表のプロパガンダで小沢氏を攻撃するという「報道機関」として恥ずべき犯罪に手を染めた者も懺悔する機会を与えることになるだろう。テレビで大きな顔をしている連中も真摯に反省しなければならないし、「いやいや、小沢氏には疑惑はまだまだあるんですよ」と証拠も提示せず公電波を使ってサンデーモーニングでほざいた愚かな評論家も潔くテレビとあらゆるジャーナリズムの場から去るべきだ。


 


 この国は歯止めのない非常識な国になってしまった。被災者の非難所を訪れた天皇陛下が正座されてお話しされているのに、若い一部被災者が胡坐をかいて聞いているとは何たることだろうか。検察も政治家に対する捜査は政局がらみの時期を極力控えるべきだ。そうした常識が働かない愚かな行為を公権力の「政治介入」というのだ。


 民主党の国会議員は政権与党の国会議員として菅氏を代表に頂いていて、少しも恥ずかしくないのだろうか。このおぞましいほど無能・無策にして権力欲の塊の連中の行為に顔が赤らまないのだろうか。



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