無法者を人類は決して受け入れない。そのことをイラン革命防衛隊のすべての兵士は認識すべきだ。
<8日、イラン南部ホルモズガーン州クヘスタクで撮影された目撃者映像には、米軍の攻撃後、港から煙が立ち上る様子が映っている。トランプ米大統領は、イランとの戦闘終結に向けた停戦覚書は「終わった」と述べた。
またイランが湾岸地域の米軍基地へ攻撃したことを受けて、8日夜にも新たな攻撃を実施する可能性が高いとの見方を示していた。
ロイターは、映像の撮影場所を確認した。イランのメヘル通信は8日、クヘスタクを含むペルシャ湾沿岸の複数地点で爆発があったと報じた>(以上「REUTERS」より引用)
イラン革命防衛隊は余りに石油利権に執着し過ぎたようだ。しかも中東のカタールとサウジの船舶を攻撃する、という最悪の選択肢を選んでしまった。「米軍がイランを再び攻撃、南部の港から煙 トランプ氏、停戦覚書は「終わった」」との記事が配信され、当然のことだと思わざるを得ない。
米国は少なくともハメネイ師の葬儀週間が終わって喪が明けるまで、攻撃を思い止まるつもりだっただろう。しかしイラン革命防衛隊がカタール船籍とサウジ船籍の貨物船(その内2隻はLNG輸送船)を攻撃したことから、トランプ氏は激怒したようだ。テレビに映ったトランプ氏は「イランはクズ野郎だ」と何度も罵った。いかに「覚書」を交わそうとも、彼らは少しも気にすることもなくホルムズ海峡を通行する湾岸諸国の船舶を攻撃した。
云うまでもなく、イランはペルシャ人の国だ。そしてイランとペルシャ湾を挟んで向き合う湾岸諸国はアラブ人の国だ。元々民族的な対立と宗派的な対立を抱えていた。ことにサウジはイランとミサイルの報復攻撃をしたこともある犬猿の仲だ。
イランがホルムズ海峡を通過する船舶から通行料を取る、と宣言しているのはアラブ諸国に対する恫喝でもある。しかもホルムズ海峡は国際海域で航行の自由が保障されている。だからイランが宣言するホルムズ海峡通行の有料化は海賊行為でしかない。国際社会でも断じて認められない行為だ。
イラン革命防衛隊がイラン国民やホルムズ海峡の自由航行を人質にとって、利権確保などの要求を米国に認めさせようとする無法に対して、先進自由諸国は一致団結して拒否すべきだ。イランの無法者の要求に屈したなら、世界中の無法者が勢いづくだろう。
一段一段積み上げてきた人類文明の階段を壊す動きに対して、現代を生きる私たちは明確に拒否しよう。無法者を人類は決して受け入れない。そのことをイラン革命防衛隊のすべての兵士は認識すべきだ。