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<政府は21日、都道府県の危機管理担当者を集めた説明会で、北朝鮮の弾道ミサイルの着弾を想定した住民避難訓練を行うよう要請した。政府は3月、秋田県男鹿市でミサイル着弾を想定した住民避難訓練を行っていたが、全都道府県に要請したのは初めて。避難先をあらかじめ決めずに住民が臨機応変に対応する訓練や退避が間に合わない住民がいるケース、自動車運転中の避難などを例示。また、内閣官房ウェブサイト「国民保護ポータルサイト」にミサイル落下時に取るべき行動を掲載し、各自治体に住民への周知を求めた。

     政府は説明会で、北朝鮮が昨年8月に潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を発射したことなどを挙げ、「発射の兆候を事前に把握するのは困難」などとして早期の訓練を要請。着弾情報が流れた場合の行動として、(1)頑丈な建物や地下街への避難(2)適当な建物がない場合、物陰に隠れるか地面に伏せる(3)屋内ではできるだけ窓から離れるか、窓のない部屋に移る--などを示した>(以上「毎日新聞」より引用)


     北朝鮮が日本にミサイルを撃ち込んだなら、その時は金独裁政権が終焉する時だ、ということを金正恩も知っている。日本の自衛隊が「防衛」のために北朝鮮の軍事施設を攻撃したなら、北朝鮮はひとたまりもない。それほど日本は近代的な攻撃能力を持っている。

     だから、北朝鮮は日本にミサイルを撃ち込むことはない。脅しはするが、北朝鮮が日本を攻撃しなければならない必然性はない。


     反対に、米国は北朝鮮を攻撃したくて仕方ない。なぜならICBMが開発されたなら米国は北朝鮮の核攻撃に怯えなければならないからだ。その恐怖はイスラム過激派のテロとは比較にならない。

     北朝鮮には日本を核攻撃する理由がない。出来れば資金援助と地下資源掘削技術支援を求めたいところだ。そうすれば中国の支援に頼っている石油を自前で賄えるだけでなく、日本へ輸出して外貨を稼げるだろう。嘘だと思う人はネットで北朝鮮の石油埋蔵量を調べてみると良い。


     それと同時に、北朝鮮の地下資源の金埋蔵量を調べてみることだ。なぜ北朝鮮の山が白いのかを調べることだ。日本では「白石」という地名は石灰岩の産出地と重なるが、北朝鮮の「白い山」はもっと高価な地下資源の埋蔵を示している。

     北朝鮮に中国が強く出ないのはなく、強く出て地下資源などの利権を失うことになるのを恐れているからだ。それはロシアにも共通している。


     果たして米国はどうだろうか。日韓に北朝鮮と対峙しろ、とけしかけて自分はカールビンソンをインド洋でチンタラ遊ばせていた。

     姑息な安倍氏は北朝鮮の脅威をことさらに幇間マスメディアを使って煽り、森友学園や加計学園疑惑で窮地に陥っている政権基盤を回復すべく利用している。しかし安倍自公政権下で日本の危機が強まったのなら、安倍氏の外交戦略は失敗だったのではないだろうか。金独裁政権が軍事的脅威を煽って求心力を高めるのと、安倍氏が北朝鮮や中国の軍事的脅威を煽って求心力を高めるのと、まったく同じだと思うがいかがだろうか。



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