北区の小学校火災に関し、学校関係者の猛省を促す。

音楽担当の女性教員「洗濯物を乾かしていた」
 今月19日に東京・北区の滝野川第三小学校の4階部分が焼け、児童ら11人が重軽傷を負った火事で、新たな情報です。警視庁の任意の調べに対し、音楽を担当していた女性教員が「洗濯物を乾かしていた」という趣旨の話をしていることがわかりました。
 4階の「音楽準備室」の火元とみられる場所からは、電気ストーブと複数のサーキュレーター、燃えた衣類や20本以上のハンガーが見つかったほか、近くの壁のコンセントにささっていたプラグのコードが焼き切れていたことがわかっています。

女性教員 深く反省しているとも話す
 また、電気ストーブの鑑定の結果、火災の発生時は通電した状態で、ストーブの残骸には繊維のようなものの付着も確認できたということです。
 警視庁は失火の可能性があるとして原因を調べていますが、女性教員は「洗濯物を乾かしていた」という趣旨の説明をするとともに、深く反省しているとも話しているということです。>(以上「TBSニュース」より引用)




 東京北区の小学校火災の続報で「「洗濯物を乾かしていた」東京・北区の小学校火災は失火の可能性 音楽担当の女性教員が説明」とは、お粗末に過ぎる。まさに防火ニュースで火災原因の一つとして演じられる「ストーブで洗濯物を乾かしていて出火する」デモ・フィルムの再現のような出火原因ではないか。
 果たして音楽教員が乾かしていた洗濯物とは何だったのだろうか。まさか音楽教員が音楽準備室に棲みついていたわけではないから、学校で使用したタオルなどを乾かしていたのだろう。そうすると学校の管理責任のある校長などもそのことを知っていたのだろうか。

 「洗濯物」が私物であれば、音楽教員の責任は重大だ。学校という多くの児童が使用する公共施設で出火した重過失の責任は免れられない。ニュースによると火災により屋根が崩落しているという。復旧工事は簡単には終わらず、卒業式を校舎で開催できるかすら分からないという。
 夏休みまでは低学年と高学年と分けて、低学年は他の施設で授業を行うという。夏休み明けからは別の同一施設で全校児童が授業が出来るようにする、という。

 ただ犠牲者が出なかったことが、せめてもの救いだ。骨折したり負傷した児童の早期の恢復を心から願う。また心に傷を負った児童のケアにも教育委員会等は配慮すべきだ。
 学校は学び舎であって、教職員が自由にして良い施設ではない。また教育委員会も委員会室で執務していれば良い、というわけでもない。管内の学校施設を巡回し、授業が適切に行われているか参観し、通学路を実際に歩いて「危険個所」の安全化にむけて管掌部署と協議すべきだ。そうした不断の努力を積み重ねていれば、今回のような火災は起きなかった。学校関係者の気の緩みはなかったか、猛省を促す。

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