イラン停戦合意を邪魔しているのは誰だ。
<イラン北東部の都市マシャドで13日、外務省の出先機関の外に数十人が集まり、テレビインタビューで米国との和平合意締結について言及した同国のアッバス・アラグチ外相に対する抗議を行った。
同国ファルス通信は、体をすっぽりと覆う黒い「チャドル」姿の女性たちが赤と黒の旗を振りながら、建物の前で「潜入者、不名誉なアラグチに死を」とスローガンを叫ぶ映像を共有した。
この抗議デモは、ドナルド・トランプ米大統領と仲介国パキスタンが推進する和平合意に対し、イランの保守強硬派が反対姿勢を強める中で発生した。
強硬派は、この合意はイランの利益にならず、イラン政府からホルムズ海峡における抑止力を奪うことになると主張。また、イランの交渉団が合意を取り付けるために譲歩しすぎたとも非難している。
アラグチ氏は12日のインタビューで、現在交渉中の合意には、イランのホルムズ海峡での封鎖に対抗して課された米国のイラン港湾封鎖を解除することが含まれていると述べた。同氏はさらに、「ホルムズ海峡の管理体制はもはや以前と同じものにはならないだろう」と付け加えた。
AFPは独自に検証できなかったものの、SNS上の他の動画では、首都テヘランの外務省の前で、人々が「アラグチは辞任せよ」「ガリバフは辞任せよ」と叫ぶ姿が映し出されていた。「ガリバフ」は、国会議長であり主任交渉官を務めるモハマドバゲル・ガリバフ氏を指している。
トランプ氏とパキスタン側は13日、戦争終結の合意は早ければ14日にも署名される可能性があると述べたが、イラン側は署名の時期についてより慎重な姿勢を崩していない>(以上「AFP」より引用)
やはりイラン革命防衛隊の強硬派」を支持する「停戦合意」反対デモがテヘランで起きているという。「和平合意めぐりイラン国内で抗議活動、外相らに辞任求める声も」との見出し記事を見て、アラグチ氏の無事を願うしかない。
同国ファルス通信は、体をすっぽりと覆う黒い「チャドル」姿の女性たちが赤と黒の旗を振りながら、建物の前で「潜入者、不名誉なアラグチに死を」とスローガンを叫ぶ映像を共有した。
この抗議デモは、ドナルド・トランプ米大統領と仲介国パキスタンが推進する和平合意に対し、イランの保守強硬派が反対姿勢を強める中で発生した。
強硬派は、この合意はイランの利益にならず、イラン政府からホルムズ海峡における抑止力を奪うことになると主張。また、イランの交渉団が合意を取り付けるために譲歩しすぎたとも非難している。
アラグチ氏は12日のインタビューで、現在交渉中の合意には、イランのホルムズ海峡での封鎖に対抗して課された米国のイラン港湾封鎖を解除することが含まれていると述べた。同氏はさらに、「ホルムズ海峡の管理体制はもはや以前と同じものにはならないだろう」と付け加えた。
AFPは独自に検証できなかったものの、SNS上の他の動画では、首都テヘランの外務省の前で、人々が「アラグチは辞任せよ」「ガリバフは辞任せよ」と叫ぶ姿が映し出されていた。「ガリバフ」は、国会議長であり主任交渉官を務めるモハマドバゲル・ガリバフ氏を指している。
トランプ氏とパキスタン側は13日、戦争終結の合意は早ければ14日にも署名される可能性があると述べたが、イラン側は署名の時期についてより慎重な姿勢を崩していない>(以上「AFP」より引用)
やはりイラン革命防衛隊の強硬派」を支持する「停戦合意」反対デモがテヘランで起きているという。「和平合意めぐりイラン国内で抗議活動、外相らに辞任求める声も」との見出し記事を見て、アラグチ氏の無事を願うしかない。
云うまでもなく、「停戦合意」反対デモはイラン革命防衛隊の強硬派が画策したエキストラたちによるデモだ。多くのイラン国民は戦争終結を願っている。また多くの国民にとってホルムズ海峡がイラン革命防衛隊によって封鎖されていようがどうであろうが、そんなことはどうでも良い。ただ蛇口から水が出て食料が市場に溢れ、停電のない平穏な日常生活が戻ることが最大の望みだ。
しかしイラン革命防衛隊の「強硬派」にとってはホルムズ海峡支配と、原油利権を死守することこそが重要だ。それはレバノンのヒズボラもガザのハマスもイエメンのフーシ派も同じことだ。イラン革命防衛隊からの資金や武器の支援が止まれば、彼らのテロ活動三昧の暮らしも終わることになる。
そのため停戦協議が近づくにつれてテロ行為を実施して、イスラエル世論を刺激し米国世論を揺さぶってきた。もちろんオールドメディアにイラン政府内部情報として「イラン政府は米国が提案した停戦合意の条件に同意しない」という情報を流していた。
日本のオールドメディアやコメンテーターや野党、さらには高市政権に批判的な評論家諸氏が「ホルムズ海峡封鎖は日本の油断を招く」と、政府対応が「ヌルイ」と高市批判を全開してきた。中には「ナフサは六月には詰む」と買い溜めした仲卸業者の回し者のような発言をする者まで現れた。
先週金曜日の報道番組でもトランプ氏の週末合意に停戦合意に署名する、とするホワイトハウス発表を懐疑的に報じていた。なぜイラン政府内部が分裂しているかのよう状況を呈しているのか、またテヘランの街頭で市民と称する人たちが米国批判を異口同音に発言しているのを、エキストラによるものか否かが分からないようでは報道機関の名が泣くだろう。
ちなみにテヘランの一般女性市民はヒジャブの強制に反発している。しかし停戦合意に反対するデモの女性たちは黒尽くめの衣装を纏い、ヒジャブを頭から被っている。それがイラン革命防衛隊の強硬派が仕掛けたエキストラによる「デモ」だと分からないようでどうする。
ただイスラエルが停戦合意に反対して、レバノンをミサイル攻撃したようだ。彼らはテロ集団が壊滅しない限り「安心」できないのだろう。しかしイラン革命防衛隊が壊滅すれば、中東のテロ集団は立ち枯れるしかない。米国は停戦合意書の中に、テロ集団を支援してはならないという一ケ条を書き入れているはずだ。イスラエルを説得しテロ集団への攻撃を停止させる責任はトランプ氏にある。