「平和」を望めば自動的に「平和」が実現する、と考える「お花ばたけ」な人たち。

<防衛省が陸上自衛隊健軍駐屯地(熊本市)に初の国産長射程ミサイルを配備する計画を巡り、反対する市民団体の呼びかけに応じた約1200人が23日、駐屯地前で手をつなぐ「人間の鎖」をつくった。「武力で平和はつくれない」などと声を上げ、計画中止や住民説明会開催を求めた。

 全国から30団体以上が集まった。「ミサイル反対」「熊本を戦場にするな」などと書かれたプラカードや横断幕を掲げた。広島市から参加した山根岩男さん(74)は「ミサイルで守るより戦争をさせない努力をしないといけない」と話した。
 駐屯地には3月ごろ、防衛省が反撃能力(敵基地攻撃能力)に活用するミサイル「12式地対艦誘導弾能力向上型」を配備予定。>(以上「共同通信」より引用)




国産長射程ミサイル配備に反対 熊本・陸自駐屯地で「人間の鎖」」との見出しに唖然とする。まだこんなことをやっているのか、と日本の安全保障に対する認識の希薄な人たちの存在に驚く。
 熊本駐屯地に一二式地対艦誘導ミサイル部隊の配備は、いわば国際公約に近い。なぜならTSMCの日本進出の条件の一つに近いからだ。それは台湾TSMCが習近平・中共政府の度重なる台湾軍事侵攻宣言に対する企業防衛として、日本の熊本に進出した「保障」の一環でもあるからだ。

 中共政府が台湾への軍事侵略を諦めないのは単に台湾領土が欲しいだけではない。そこに展開している半導体の世界的なファウンドリー企業・TSMCを支配下に置きたいからだ。そうすれば中共政府が世界の半導体供給サプライチェーンを一手に掌握することになる。世界覇権の重要なカギを握ることになるからだ。
 それに対して、TSMCは主力生産拠点を熊本に移した。当然、台湾よりも強力な軍事力を有する日本政府がTSMCを中共政府の軍事力から守ってくれるからだ。そうした半導体サプライチェーンのハブを日本が握るための必要不可欠条件として、アジアの覇権を握る中共政府の軍事的脅威から守る「担保」がなければならない。その「担保」が一二式地対艦誘導ミサイル部隊の熊本配備だ。

 人の鎖は「武力で平和はつくれない」などと声を上げたようだが、武力を行使すると脅しているのは日本ではない。中共政府だ。だから安全な日本で「武力で平和はつくれない」と声を上げるのではなく、武力行使をすると脅している中国へ行って「武力で平和はつくれない」と抗議すべきだ。
 何度「平和を望む」と叫んでも、「平和」は訪れない。武力行使すると脅す国をなくすことによって平和は訪れる。ウクライナは武力行使したからロシアと戦争になったのか。そうではない、ブタペスト合意によりウクライナにあった旧ソ連当時の核兵器をロシアへ引き渡し、その代わり米英が立会人としてウクライナの平和をロシアと「合意」した。しかし、そうした合意にどれほどの価値があったと云うのだろうか。

 ウクライナは核兵器をロシアに引き渡すべきではなかった。核兵器を保有していれば、ロシアが容易にウクライナへ軍事侵攻することはなかっただろう。ウクライナは「核兵器なしの平和国家」を希求した。しかしロシアのプーチンは核兵器のないウクライナは三日程度で簡単に大戦車部隊で蹂躙できると踏んだ。
 高市氏の「存立危機事態」発言により、中共政府の台湾軍事侵攻計画が破綻した。台湾軍と極東に駐留する米軍だけなら各種軍事シュミレーションによると勝利する確率が高いが、日本の自衛隊が参戦した場合には中共軍が敗北すると予測されているからだ。だから高市発言を撤回するように、親中派国会議員が執拗に高市氏に発言の撤回を求めた。しかし高市氏は頑として発言を撤回しなかった。それでTSMCは最先端の3nm半導体生産を日本の熊本で行うと発表した。2027年を目途に2nm半導体生産も目指すという。

 だから日本の「国土防衛」は国際的な約束でもある。決して戦争ごっこの「お遊び」ではない。「武力で平和はつくれない」などと声を上げる暇があったら、自衛隊に体験入隊でもして、少しは世界が軍事的な緊張状態にある現実に目覚めてはどうか。

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