東電幹部責任無罪判決日の午前に最高裁長官が官邸を訪れていたとは。
<午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
午前8時51分、公邸発。同52分、官邸着。
午前9時35分から同50分まで、大谷直人最高裁長官。
午前10時29分、ニュージーランドのアーダーン首相を出迎え。記念撮影。同30分から同36分まで、儀仗(ぎじょう)隊による栄誉礼、儀仗。
午前10時38分から同11時46分まで、アーダーン首相と首脳会談。同50分から午後0時9分まで、共同記者発表。同11分、官邸発。同12分、公邸着。安倍晋三首相夫妻主催の昼食会。
午後1時15分から同16分まで、昭恵夫人とともにアーダーン首相を見送り。同18分、公邸発。同19分、官邸着。>(以上「時事通信」より引用)
上記引用は20日付時事通信に掲載された19日の首相動静一覧の午前中部分だ。上から三段目にあるのは大谷直人最高裁長官が官邸を訪れていたことを示している。いうまでもなく、昨日の午後に東京地裁で東電経営陣に「無罪判決」が下された。
その午前中に最高裁判所長官が官邸を訪れて安倍氏と15分話し合ったとは李下に冠を正さず、という教えに背くものではないか。安倍氏が東電経営陣の無罪判決を最高裁判所長官に確認したと勘繰らざるを得ない。
さもなくば、大谷氏が何の用があって官邸へ出向いたのか、明らかにすべきだ。安倍氏の代になって官邸ではすべての会議で議事録を取らないことにしているので、すべては闇の中ということになる。
国民の知る権利をこれほど蔑ろにする政権がかつてあっただろうか。もちろん国益に為に秘すべき事項はあるに違いないが、出来るだけ情報を開示して国民の知る権利に応えるのが政治家の使命ではないか。それとも国民の夜って選ばれた「ボクちゃん」は偉いから国民に報せなくても良い、と思い上がっているのかもしれない。
以前、このブログで日本の三権分立という大原則は残念ながら安倍自公政権下で無視され、三位一体に成り下がっている、と書いた。大谷氏がいかなる緊急の用事で官邸を訪れたのか、国民は知る権利がある。
万が一にもその日の午後に言い渡される判決に関して安倍氏が「無罪」確認したとしたら由々しき大問題だ。首相たる安倍氏に対してそうした疑いを持つのは失礼かも知れないが、しかし安倍氏にはそうした失礼も許される過去がある。加計疑惑に関して「ワタチュは加計学園が決定した一月まで知らなかった」と「腹心の友」が計画していた獣医学部新設を特区申請していたことを知らなかった、とミエミエの大嘘を吐き通した。
その大嘘の際には、今度文科大臣に成った萩生田氏も官邸で首相秘書として今治市の関係者たちと会っていたことを秘匿し、会っていないと大嘘答弁を国会で繰り返した。バレなければ嘘を恥とも犯罪とも思わない、厚顔無恥が安倍自公政権の大看板だから、大谷氏氏も何を訊かれても「知らぬ、存ぜぬ」で通すだろう。
そうした安倍氏の大嘘に平然と付き合える者だけしか出世できないと実証されたのが今次の改革改造人事だった。安倍氏の大叔父・佐藤栄作氏は「黒い霧解散」を打ったが、安倍氏は佐藤氏に倣って「大嘘解散」でも打ったらどうだ。それもなるべく早い時期に。出来れば消費増税10%を実施した直後に。国民に信を問うべき理由はゴマンとある。
午前8時51分、公邸発。同52分、官邸着。
午前9時35分から同50分まで、大谷直人最高裁長官。
午前10時29分、ニュージーランドのアーダーン首相を出迎え。記念撮影。同30分から同36分まで、儀仗(ぎじょう)隊による栄誉礼、儀仗。
午前10時38分から同11時46分まで、アーダーン首相と首脳会談。同50分から午後0時9分まで、共同記者発表。同11分、官邸発。同12分、公邸着。安倍晋三首相夫妻主催の昼食会。
午後1時15分から同16分まで、昭恵夫人とともにアーダーン首相を見送り。同18分、公邸発。同19分、官邸着。>(以上「時事通信」より引用)
上記引用は20日付時事通信に掲載された19日の首相動静一覧の午前中部分だ。上から三段目にあるのは大谷直人最高裁長官が官邸を訪れていたことを示している。いうまでもなく、昨日の午後に東京地裁で東電経営陣に「無罪判決」が下された。
その午前中に最高裁判所長官が官邸を訪れて安倍氏と15分話し合ったとは李下に冠を正さず、という教えに背くものではないか。安倍氏が東電経営陣の無罪判決を最高裁判所長官に確認したと勘繰らざるを得ない。
さもなくば、大谷氏が何の用があって官邸へ出向いたのか、明らかにすべきだ。安倍氏の代になって官邸ではすべての会議で議事録を取らないことにしているので、すべては闇の中ということになる。
国民の知る権利をこれほど蔑ろにする政権がかつてあっただろうか。もちろん国益に為に秘すべき事項はあるに違いないが、出来るだけ情報を開示して国民の知る権利に応えるのが政治家の使命ではないか。それとも国民の夜って選ばれた「ボクちゃん」は偉いから国民に報せなくても良い、と思い上がっているのかもしれない。
以前、このブログで日本の三権分立という大原則は残念ながら安倍自公政権下で無視され、三位一体に成り下がっている、と書いた。大谷氏がいかなる緊急の用事で官邸を訪れたのか、国民は知る権利がある。
万が一にもその日の午後に言い渡される判決に関して安倍氏が「無罪」確認したとしたら由々しき大問題だ。首相たる安倍氏に対してそうした疑いを持つのは失礼かも知れないが、しかし安倍氏にはそうした失礼も許される過去がある。加計疑惑に関して「ワタチュは加計学園が決定した一月まで知らなかった」と「腹心の友」が計画していた獣医学部新設を特区申請していたことを知らなかった、とミエミエの大嘘を吐き通した。
その大嘘の際には、今度文科大臣に成った萩生田氏も官邸で首相秘書として今治市の関係者たちと会っていたことを秘匿し、会っていないと大嘘答弁を国会で繰り返した。バレなければ嘘を恥とも犯罪とも思わない、厚顔無恥が安倍自公政権の大看板だから、大谷氏氏も何を訊かれても「知らぬ、存ぜぬ」で通すだろう。
そうした安倍氏の大嘘に平然と付き合える者だけしか出世できないと実証されたのが今次の改革改造人事だった。安倍氏の大叔父・佐藤栄作氏は「黒い霧解散」を打ったが、安倍氏は佐藤氏に倣って「大嘘解散」でも打ったらどうだ。それもなるべく早い時期に。出来れば消費増税10%を実施した直後に。国民に信を問うべき理由はゴマンとある。