この国は基本的なところで箍が外れてはいないだろうか。
<通行トラブルの相手方を殴ってけがをさせたなどとして、奈良県警奈良署は10日、同県香芝市田尻、バス運転手、西垣博生容疑者(45)を傷害と器物損壊の疑いで逮捕した。西垣容疑者は、韓国人観光客ら20人を乗せたまま、相手の乗用車を約5キロあおりながら追跡し、車が停車したところバスから降りて暴行した疑いが持たれている。「追突しそうになり、カッとなった」と容疑を認めているという>(以上『毎日新聞』引用)
通行トラブルならそれほど珍しいことではない。この世には暴走族と称するバカが集団となって通行トラブルを起こして愉快がる確信犯までいる御時勢だ。車を運転する者がカッとなって他人を巻き込むトラブルを起こすことがあっても不思議ではないだろう。
しかし事がバス運転手では「よくあること」として看過することはできない。運送業法に決められたプロの運転手として勤務従事中のことだ。私的なドライブとはわけが違う。乗客20人も載せて『あおり運転』を5キロも行い、停止した車のドライバーに暴行を働くとは言語道断だ。
原子力規制委員会が実質『原子力推進委員会』であったり、議員の政務活動費が実質「その他の雑費に使う便利な財布」だったりと、日本は基本的なところで箍が外れているのではないだろうか。
看板と中身が異なることを「羊頭狗肉」という。選挙時に公約で「子ども手当」や「高速無料化」を謳って政権を取った政党が、マスメディアの「財源が…」という批判でアッサリと看板を下ろしたりと、箍の外れた連中が余りに横行しすぎている。日本国の未来のためにもしっかりと箍を嵌め直す必要があるのではないだろうか。
通行トラブルならそれほど珍しいことではない。この世には暴走族と称するバカが集団となって通行トラブルを起こして愉快がる確信犯までいる御時勢だ。車を運転する者がカッとなって他人を巻き込むトラブルを起こすことがあっても不思議ではないだろう。
しかし事がバス運転手では「よくあること」として看過することはできない。運送業法に決められたプロの運転手として勤務従事中のことだ。私的なドライブとはわけが違う。乗客20人も載せて『あおり運転』を5キロも行い、停止した車のドライバーに暴行を働くとは言語道断だ。
原子力規制委員会が実質『原子力推進委員会』であったり、議員の政務活動費が実質「その他の雑費に使う便利な財布」だったりと、日本は基本的なところで箍が外れているのではないだろうか。
看板と中身が異なることを「羊頭狗肉」という。選挙時に公約で「子ども手当」や「高速無料化」を謳って政権を取った政党が、マスメディアの「財源が…」という批判でアッサリと看板を下ろしたりと、箍の外れた連中が余りに横行しすぎている。日本国の未来のためにもしっかりと箍を嵌め直す必要があるのではないだろうか。