準決勝延長50回に続き、午後から決勝とは。
狂気の沙汰というしかない。高校生のスポーツと心身の健全育成とどのような関係があるというのだろうか。むしろ残酷なスポ根モノを実写で見せつけたようなものだ。
野手はいうに及ばず、投手の肘や肩の健康管理はどうなっているのだろうか。青年の野球人生の前途を潰しかねない愚挙をテレビ解説者が殆ど批判していないのも不気味だ。それほどこの国は言論の自由が封殺されているのだろうか。
かつてダルビッシュ氏が米国メジャーリーグの投手に故障者が多い原因として先発ローテーションが4日間隔を日本並みの6日間隔にすべきと批判していた。しかし高校野球は軟式・硬式を問わず準々決勝から決勝まで、勝ち続けた場合は3連投となる。ヘタをすればその前から4連投も有り得るという、実に過酷なものだ。
心身の健全育成に対して投手の連騰を避ける方策を考えるべきとの批判はかつての巨人軍投手・桑田氏もテレビで述べていた。それに対して高野連はどのような考えを持っているのだろうか。
軟式とはいえ50回延長をテレビ解説者たちがまったく批判していないのには驚いた。炎天下の連投に次ぐ連投がいかに投手の肘や肩を痛めているか、そのことと教育としての野球とどのような関係があるのか、教育界は過酷な伝統の高校野球連盟に対して改善要求をすべきではないだろうか。なにも高校野球で燃え尽きるだけが人生ではない。
野手はいうに及ばず、投手の肘や肩の健康管理はどうなっているのだろうか。青年の野球人生の前途を潰しかねない愚挙をテレビ解説者が殆ど批判していないのも不気味だ。それほどこの国は言論の自由が封殺されているのだろうか。
かつてダルビッシュ氏が米国メジャーリーグの投手に故障者が多い原因として先発ローテーションが4日間隔を日本並みの6日間隔にすべきと批判していた。しかし高校野球は軟式・硬式を問わず準々決勝から決勝まで、勝ち続けた場合は3連投となる。ヘタをすればその前から4連投も有り得るという、実に過酷なものだ。
心身の健全育成に対して投手の連騰を避ける方策を考えるべきとの批判はかつての巨人軍投手・桑田氏もテレビで述べていた。それに対して高野連はどのような考えを持っているのだろうか。
軟式とはいえ50回延長をテレビ解説者たちがまったく批判していないのには驚いた。炎天下の連投に次ぐ連投がいかに投手の肘や肩を痛めているか、そのことと教育としての野球とどのような関係があるのか、教育界は過酷な伝統の高校野球連盟に対して改善要求をすべきではないだろうか。なにも高校野球で燃え尽きるだけが人生ではない。