だから横浜に来ても無視しろと言ったのに。
胡錦濤とメドベードフが横浜にやって来ても無視して会わない方が菅氏の日本国首相としての立場を上げる、と助言したのに。無理して会って会談しようと仕掛けたことから下手に出ざるを得ず、両者との会談はものの見事に失敗に終わった。菅氏の余りにかろき存在に国民はシラケ切っている。
バカにつける薬はない、との諺の通り、菅氏や仙石氏につける薬はない。一日も早く小沢氏に譲って退陣することだ。起訴された人物が首相になってはいけないとする法律がない限り、小沢氏は公明正大に首相になる権利を有する。国会議員の過半数の支持があれば首班指名で首相になっても良いのだ。この国難を救い得る手腕のある国会議員は小沢氏を於いて他にない。
バカな評論家や愚かな国会議員は騒ぎ立てるだろうが、衆議院の過半数は民主党が持っている。だから民主党議員の賛同により小沢氏は正々堂々とこの国の首相になれる。
外交経験もなければ与党幹部として国会を運営した経験もないにわか政権党の首相や官房長官には国政運営は荷が重すぎたようだ。それなら小沢氏を内閣の枢要な役目で登用して手腕を発揮してもらうのが本来だが、彼らは大マスコミに囃されて小沢氏排除の姿勢に終始した。大マスコミの操り人形と化した政権の愚かな結末だ。最後はやはり大マスコミにトドメを刺されて支持率低下といういつものパターンで大マスコミの辞令にひれ伏すのだ。
いつからこの国は大マスコミ支配の国へと変化したのだろうか。世界から見てこの国の恥ずかしい異様さは際立っているが、こうした状態はいつまで続くのだろうか。大マスコミに追い立てられる政治家は所詮は大マスコミの掌で踊るピエロそのものだ。