謝罪外交はもうたくさんだ。
平気で政府が国益を損ね先人の業績を蔑にする国は日本だけだ。それも日本国民への配慮よりも隣国への配慮を優先したものなのだ。菅政権は誰に対して責任を負う何処の国の政権なのか問われなければならない。
日本よりも先に半島支配をもくろんで軍を進めたのは清国であり露国だった。彼らは半島に対して謝罪しているだろうか。そうした勢力と果敢に対峙し追っ払ったのが明治の日本だ。そして半島の安定化の為に明治の日本は半島の近代化に全力を注いだ。
それが植民地支配だったというのなら、半島からどれほどの「搾取」をしたのか証明しなければならない。いわゆる朝鮮米を日本は略奪したのだろうか。
併合後、先人は半島の各地で田畑の開墾を行って朝鮮人の自作農を作った。そして国内米の半値でしかなかった朝鮮米を国内へ売って儲けようとする自作農の動きを制限した。それは朝鮮半島を飢餓状態にしないための措置だった。それらはすべて歴史資料で明らかだ。併合とは半島も国内と同じに遇するということで、植民地支配とは明確に異なる。今も平然と「植民地支配」と表現しているテレビ・キュスターにどのような根拠に基づいてそう言っているのか確認してみたいものだ。
日本が謝罪しなければ隣国関係が良くならないというのなら、そのような隣国関係は良くならなくても良い。それによって日本にどれほどの不利益があるのだろうか。謝罪による短期的な懐柔よりも、互いに本音が言える対等な関係を築く方が両国関係の将来にとってどれほど良いか長期的な観点から考えるべきだ。
首相が国民に談話を発表する前から韓国内で大々的に報道されている不可思議さは何だろうか。国民に発表するよりも先に韓国へ伝達するとは、それほど菅政権は韓国の機嫌を取りたいのだろうか。
将来へ向かう新たな百年の関係を築けない、従来の謝罪外交を踏襲した菅政権に未来に対する展望は到底期待できない。直ちに退陣して白装束に着替え、お遍路の続きをして反省すべきだ。