無慈悲にも抹殺されるべきは独裁者とその利権集団者たちだ。
<イランの最高指導者に選出されたモジタバ・ハメネイ師は12日、就任後初の声明で「ホルムズ海峡封鎖は敵に圧力を加える手段として続けるべきだ」と強調した。中東の米軍基地の即時閉鎖も求めた。イラン国営テレビが発表した声明をロイター通信などが伝えた。
2月28日に米・イスラエルとイランの交戦が始まって以降、周辺海域では少なくとも船舶16隻が攻撃を受けた。イランはペルシャ湾岸諸国の石油施設などへの攻撃も継続し、当局者は原油価格が「1バレル当たり200ドル」になることに備えるよう警告した>(以上「産経新聞」より引用)
「イラン最高指導者モジタバ師「ホルムズ海峡封鎖は敵への圧力」 就任後初の声明」という見出しだけを見れば、イラン革命政府は機能しているのではないか、と思える。しかしモジタバ師の声明はテレビ動画で出されたものではなく、ラジオでしかも女性キャスターの代読でなされたものだという。
もちろんイラン国連大使が「ホルムズ海峡封鎖しない、安全維持は権利」と発言した通り、ホルムズ海峡は国際法上は全船舶が通過できる「国際海峡」として、外国船舶の「通過通航権」が認められている。それを武力で航行を阻止するのは許されない行為だ。
2月28日に米・イスラエルとイランの交戦が始まって以降、周辺海域では少なくとも船舶16隻が攻撃を受けた。イランはペルシャ湾岸諸国の石油施設などへの攻撃も継続し、当局者は原油価格が「1バレル当たり200ドル」になることに備えるよう警告した>(以上「産経新聞」より引用)
「イラン最高指導者モジタバ師「ホルムズ海峡封鎖は敵への圧力」 就任後初の声明」という見出しだけを見れば、イラン革命政府は機能しているのではないか、と思える。しかしモジタバ師の声明はテレビ動画で出されたものではなく、ラジオでしかも女性キャスターの代読でなされたものだという。
西側の情報筋ではハメネイ師やその家族が爆殺された時、モジタバ師も負傷したとされている。その負傷の程度は「片足の負傷」というものから「深刻な状態」というものまであって、安否そのものが確認すらされていない。
イラン革命政権内部にはハメネイ師と対立していた一派もあって、モジタバ師が完全に政権を掌握しているとするのには疑問が呈されている。しかもモジタバ師の周辺には怪しげな実業家がいて、首都に最大のモール建設を行うと称してポンジスキーム紛いの銀行まで設立し、高金利で預金を集めた挙句に銀行口座を凍結しているという。
一般国民大衆はイラン革命政権の存続を願う者は少数だが、年末年始にかけて起きた大規模デモでイラン革命防衛隊による水平射撃で3万人とも6万人とも云われる多数の市民が虐殺され、大衆によるイラン革命政府打倒の動きは今のところないようだ。
もちろんホルムズ海峡の最も狭い部分は、イランとオマーンの領海が重複しており、国際的な基準に基づく「公海」は存在しないとみなされている。海峡全体は両国の主権下にある一方、で航行の自由は国際法で認められる「国際海峡」という位置づけだ。よってホルムズ海峡を通過しようとしてタンカーなどが攻撃を受けた場合、イラン革命政府の最高責任者を相手に国際刑事裁判所に提訴することが出来る。賠償金を支払うのは米イ連合国ではなく、イラン革命政府だ。
中東の石油を止めて世界の原油価格が高騰し、世界経済が混乱するのを「人質」にするという、卑劣な手段を用いるイラン革命政府は世界全体を敵に回してしまった。彼らがやっていることは自分たちの延命のためならすべての人類の暮らしを破壊しても構わない、自国民の暮らしを破壊しても構わない、という極めて「唯我独尊」的な思想原理で行動している。
イスラム教の衣装を纏っていても、彼らは典型的な独裁者たちだ。全世界の独裁体制国家を見れば解る。独裁者が国民・大衆のために自己犠牲も厭わず善政を敷くことなど皆無だ。すべては一握りの利権集のために、極端な場合は自己と親族のために国の富をすべて奪い取り、国民を貧困に陥れて「自由」と「人権」を奪って全く痛痒を感じない者たちばかりだ。言葉の装飾を排して直接的な表現をするなら「クズども達」だ。クズども達によって国際社会と多くの人類が生活を脅かされるのを耐えなければならない、というのは我慢ならない。無慈悲にも抹殺されるべきは独裁者とその利権集団者たちだ。