テドロス氏の責任は極めて重大だ。
<イギリスで、1日あたりの新型コロナウイルス新規感染者数が過去最多となり、ジョンソン首相がワクチンの追加接種を呼びかけた。
イギリス政府は15日、新規感染者数が過去最多となる7万8,610人だったと発表するとともに、「これから数週間にわたり増え続ける可能性がある」として、警戒を呼びかけた。
ジョンソン首相「今すぐ追加接種を受けてください。オミクロン株は、イギリス中に広がり続けていて、追加接種は絶対に必要だ」
急激な感染増加の背景には、イギリス全土でのオミクロン株の拡大がある。
15日に新たに確認された感染例は4,671件で、政府は「ロンドンでの感染者のうち、60%はオミクロン株とみられる」との見解を示している>(以上「FNN」より引用)
イギリス政府は15日、新規感染者数が過去最多となる7万8,610人だったと発表するとともに、「これから数週間にわたり増え続ける可能性がある」として、警戒を呼びかけた。
ジョンソン首相「今すぐ追加接種を受けてください。オミクロン株は、イギリス中に広がり続けていて、追加接種は絶対に必要だ」
急激な感染増加の背景には、イギリス全土でのオミクロン株の拡大がある。
15日に新たに確認された感染例は4,671件で、政府は「ロンドンでの感染者のうち、60%はオミクロン株とみられる」との見解を示している>(以上「FNN」より引用)
英国が大変なことになっている。人口が6,722万人の英国で「15日、新規感染者数が過去最多となる7万8,610人だった」というから、日本に人口に換算すると一日の新規感染患者が10万人を超えることになる。感染患者の約60%がオミクロン株に感染しているという。
デンマークでも感染爆発しているが、オミクロン株の増殖スピードはデルタ株の3.39倍だという。オミクロン株が欧州諸国で猛威を振るっている。
韓国でも「韓国中央防疫対策本部はこの日0時基準で新規感染者が7622人だと明らかにした。これにより累積感染者数は54万4117人となった。 新規感染者数は前日(7850人)より228人少ない。だが、先週水曜日7102人(発表日基準・木曜日)と比較すると520人多く、流行傾向は引き続き拡大の様相を呈している」(以上「中央日報」より引用)という。
中国は中共政府が感染患者数を過少に報じているため実態が判然としないが、感染拡大しているのは間違いないようだ。全国各地でロックダウンが起きているし、感染抑止のための工場の操業停止命令も出ているようだ。おそらくオミクロン株が猛威を振るっているのではないか。北京五輪どころの騒ぎではないのではないか。
米国では「米国では1日平均121,153人の新規感染者が報告されている。ピークだった1月8日の48%になる」(以上「REUTERS」より引用)という。日本の人口の約三倍の人口規模だから、日本に換算して考えるなら一日約4万人の新規感染患者数だ。ピークの48%になったとはいえ、未だに感染患者数は高い水準にある。そして「パンデミック(世界的大流行)開始以降、米国では感染者50,459,669人、死者805,218人が報告されている」というから米国が受けた打撃の大きさは計り知れない。
WHOの職員たちは自責の念にかられないのだろうか。一昨年一月の段階で武漢肺炎が「人-人」感染するとして世界中に警告し、SERS級の対策を中共政府に求めていたならこうした事態を招いていない。テドロス氏の責任は極めて重大だ。彼が未だにWHOの事務局長の職責にとどまっていること自体が信じられない。