世界中の国々が民主主義国家となり、国民の人権と自由が尊重されることを心から望む。

<安倍元総理大臣が台湾問題を巡って中国への牽制(けんせい)を繰り返したことについて、中国側は「台湾は日本の一部ではない」などと反発しました。 
 安倍元総理は14日、中国に対し「領土拡張を追い求めてはならない」と述べました。 
 また、台湾がWHO(世界保健機関)などの国際機関に参加できるようにすべきとの考えを示しました。 
 これを受けて、中国政府で台湾問題を担当する国務院の台湾事務所は15日の会見で「台湾は中国の一部であり日本の一部ではない」と反発しました。 
 さらに、「軍国主義を受け継いで台湾独立勢力を支持しようと企むなら、計算違いだと日本の右翼政治屋に忠告する」と、強い言葉で牽制しました>(以上「テレビ朝日」より引用)



 
 記事によると「安倍元総理大臣が台湾問題を巡って中国への牽制(けんせい)を繰り返した」ことについて、「中国政府で台湾問題を担当する国務院の台湾事務所は15日の会見で「台湾は中国の一部であり日本の一部ではない」と反発した」という。
 もちろん台湾は日本の一部ではないが、中国の一部でもない。台湾は独立した「中華民国」であって、決して「中華人民共和国」の一部ではない。

 中共政府の中国は単独で現在の経済大国に成長したのではない。欧米や日本、それに台湾の資本や産業技術の援助を得て、経済大国になった。それが嘘だというのなら、試しに一年間だけで良いから欧米諸国や日本や台湾との貿易をすべて閉ざしてみれば分かるだろう。
 もちろん中国に移転進出した外国企業がすべて撤退したなら、中国経済はそれだけでも間違いなく失速する。習近平氏は国際社会の中で「生かされている中国」を認識すべきだ。そうすれば「戦狼外交」などの横柄な口をきけないはずだ。

 「軍国主義を受け継いで台湾独立勢力を支持しようと企むなら、計算違いだと日本の右翼政治屋に忠告する」と中共政府の官僚が発言したようだが、日本の元総理大臣に対して失礼であろう。国内で大嘘つきだとか、ポンコツ政治家だとか批判されているが、それは自由な国だからこそであって、中国ではポンコツどころか無知蒙昧な独裁者が傲慢に叫び狂っているではないか。
 安倍氏は中共政府の台湾に対する武力行使について「軍事的冒険は経済的自殺への道でもある。台湾に軍事的冒険を仕掛けた場合、世界経済に重大な影響を及ぼさずにはいられない。すなわち、中国は深傷を負うことになる」などと話したという。まさに、その通りだ。決して習近平氏は台湾進攻など出来はしないが。

 ここに来て習近平氏は錯乱状態に陥っているのではないか。突如として「改革開放」路線に転じるというが、「戦狼外交」で散々牙を剥いた二年間を忘れろというのか。
 つい先日もロシアのプーチン氏と会談して、中露こそが真の民主国家だ、と息巻いたというが、独裁専制国家であることは世界に知れ渡っている。しかも軍事力で国境線を変更するのに躊躇しない前世紀の遺物だ。政敵を粛正したりジャーナリストたちを弾圧する政治権力者が民主的とは勘違いも甚だしい。世界のすべての国々が民主主義国家となり、国民の自由と人権が保障され尊重されることを心から望む。

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