「内循環経済」とは国有企業と人民公社の「計画経済」だという。
中国の現状は混沌としているようだ。混沌としている、と表現するしかないのは中国から現実を伝える報道が皆無といって良い状態だからだ。
ただ側聞として先日の北京空港近くでの数度にわたる爆発はプロパンガスボンベの破裂ではなく、海外へ逃亡を図った元副主席一家と側近17名が数台の車列で北京空港へ向かっているのに、保安車両が砲撃し元副主席一族と側近たちを爆殺したものだという。
これも側聞だが、中共政府は中国全土で「配給制」を復活させようとしているという。そのための「食糧券」を印刷し、配給食糧を販売する「指定店」を全国各地で決めているという。また農民からすべての農地を取り上げて「人民公社」を再編成しようとしているともいわれている。つまり改革開放以前の40年前の中国へ戻すというのだ。
なぜショウトウヘイ氏がは混沌としているようだ。混沌としている、と表現するしかないのは中国から現実を伝える報道が皆無といって良い状態だからだ。
ただ側聞として先日の北京空港近くでの数度にわたる爆発はプロパンガスボンベの破裂ではなく、海外へ逃亡を図った元副主席一家と側近17名が数台の車列で北京空港へ向かっているのに、保安車両が砲撃し元副主席一族と側近たちを爆殺したものだという。
これも側聞だが、中共政府は中国全土で「配給制」を復活させようとしているという。そのための「食糧券」を印刷し、配給食糧を販売する「指定店」を全国各地で決めているという。また農民からすべての農地を取り上げて「人民公社」を再編成しようとしているともいわれている。つまり改革開放以前の40年前の中国へ戻すというのだ。
なぜ鄧 小平(とう しょうへい)氏が改革開放を始めたのか。それは毛沢東の大躍進と文化大革命で三千万人もの中国民が餓死し、数千万人もの国民が大虐殺された忌まわしい国家体制を転換させるためだった。なぜなら鄧 小平氏も文化大革命で失脚した過去があったからだ。
改革開放路線に転じたことで中国は経済的な飛躍を遂げて、短期間で世界第二位の経済大国になった。しかし、それは決して中共政府の中国が単独で達成したものではない。自由主義諸国の巨額投資と米国の後押しでWTOに加盟したことが大きく寄与している。しかし世界第二位の経済大国を習近平氏は過大評価してしまった。
中共政府の中国が技術開発し資本の蓄積を行って達成した経済大国ではない。外国資本が撤退すれば、中国は外貨だけではなく製品製造していた技術まで中国の地から去ることになる。
中共政府の中国が「大国」だと評価する評論家がいるが、彼らは親中派の「御用評論家」に過ぎない。日本の真球ベアリングがなければ、中国で製造している精密機械はすべて停止する。あるいは自動車なども真球でないベアリングを使用するしかなく、故障が多発するだろう。そして米国が5ナノチップ輸出を締め上げただけで、HUAWEIはスマホ事業から手を退かざるを得なくなった。中国軍部はミサイルを飛ばせなくなる、と悲鳴を上げているという。中国の経済大国は「多国間主義」の賜物でしかない。
大連では既に食糧不足が広がっているという。全土で配給制度を復活させようとしているのは、この冬の食糧危機を見越してのことだろう。中共政府の中国は米国相手にとても戦争できる状況にない。
習近平氏は鄧 小平氏が始めた改革開放の成果をすべてご破算にし、40年前の「内循環経済」に戻すという。国営企業と人民公社による「計画経済」がどれほど悲惨な結末を迎えたか、習近平氏は歴史にも経験にも学んでないようだ。結果として14億人中国民は塗炭の苦しみを味わうだろう。やはり憎むべきは中共独裁政権ではないか。