スウェーデンでの騒動は明日の日本だ。

スウェーデンの首都ストックホルムを訪れた中国人観光客に対する警察の処遇が「人権侵害」だとして、中国がスウェーデン政府を非難し、外交問題に発展している。世界で最も人権意識の高い国の一つとして知られるスウェーデンだが、欧米諸国に人権抑圧を指摘される中国からの抗議の矢面に立たされている。
 発端は9月2日、ストックホルムを観光で訪れた中国人家族3人が、宿泊予定日の前夜にホテルに到着し、ロビーでの寝泊まりを要求したこと。ホテルは拒否して警察に通報し、居座ろうとする家族を警官が運び出した。
 ソーシャル・メディアには中国人家族が「これは殺人だ」などと英語で叫びながらホテルから運び出される映像が投稿され、多くの人が視聴している。
 中国政府は15日に声明を出し、スウェーデン政府に対して「人命を危険にさらし、中国市民の基本的人権を侵害した」と非難。さらに、徹底的かつ迅速な捜査、家族への謝罪と賠償を要求した。
 スウェーデン政府は「警察が実際に過失や違法行為をしたかどうかを判断するため、特別検察官を任命する」と回答したが、中国国営の外国語放送CGTNは「スウェーデンの人権状況に懸念が生じている」と伝えた。
 背景には、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が先週スウェーデンを訪問したことや中国共産党政権を批判する「禁書」を扱っていた香港の書店関係者でスウェーデン国籍の桂民海氏をめぐる確執が関係しているとの見方もある>(以上「時事通信」より引用)


 世界の何処でも宿泊予定日の前日にホテルに着いて「宿泊させろ」と要求しても、ホテルに空き室がなければ退去願う。それではロビーに宿泊させろ、と要求してもホテル側がそれを認めるわけがない。
 中国人家族三人がロビーで騒ぎだしたため、ホテル側が警察に連憎し、駆け付けた警官が三人を拘束したという何処が人権侵害なのだろうか。むしろ警察が保護して「安全」な一夜を過ごさせた、と考える方が妥当ではないだろうか。

 ダライ・ラマ14世が先週スウェーデンを訪れたことに対する「報復」なのか、中国共産党批判を著述し中国で「禁書」とされた書物を扱っていた香港書店関係者がスウェーデン国籍だったことに関する嫌がらせなのか。
 いずれにせよ「自由と人権」抑圧総本店は中共政府の中国だ。チベットや新疆ウィグル自治区に対する抑圧支配は残酷そのもので、「洗国」政策は民族の文化や慣習のみならず言語や民族を丸ごと消滅させ「浄化」しようとする人類に害毒を及ぼす酷い政策だ。

 そうしたスウェーデンのホテルで人権騒動を繰り広げて恥じない中国人家族三人はおそらく「普通の家族」ではないだろう。当局の差し金か当局者そのものではないだろうか。
 安倍氏は日本中に14校もある孔子学院を放置しているのみならず、外国人労働者移民を50万人も受け入れようとしているが、その大半は中国人だ。中共政府の指令一つで中国人留学生など約5000人が長野市に集まって聖火リレーを妨害した事件を忘れたのだろうか。それが現在では70万人を越えている現実をどのように見ているのだろうか。

 おそらく日本の安全保障は外敵によって崩壊するのではない。それは国内に居住する中国人や他の国の人による「騒乱」で治安が乱され、「自国民保護」の名目で他国軍が進駐するケースだって考えられる。
 安易な近隣諸国との融和策は未来に大きな禍根を残しかねないことを肝に銘じるべきだ。

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