イラン産原油の禁輸とは安倍氏は真正のバカ犬だ。

日本の石油元売り企業がイラン産原油の輸入停止に向けて調整に入ることが分かった。米国がイランへの経済制裁の一環で同国産原油の輸入停止を求めたことを受け、日本の海運会社やメガバンクは取引停止の可能性があると元売りに通知した。10月にもイランからの輸入量はゼロになる見込みで、元売りはサウジアラビアなどからの代替調達を目指す。調達コストの上昇がガソリン価格に波及する恐れもある>(以上「日経新聞」より引用)


 米国トランプ氏の尻馬に乗って日本政府はイラン産原油の輸入禁止に踏み切るようだ。何という愚かなことだろうか。
 確かに日本は世界のすべての核兵器に反対すべき立場だが、イランは核合意(各クラブ諸国+独+EU)に達して暫時核兵器を廃止する方向にあった。それに対してトランプ氏は「即時、全面」廃棄を突然主張して核合意から抜けた。それは国際的な核合意という条約を一方的に破棄したことで、トランプ氏の行動の方が国際的に許されない行為なのは明白だ。

 周回遅れのグローバル化を推進している安倍氏はトランプ氏の関税引き上げなどに対して「保護貿易」だと批判しているが、トランプ氏の飛んでもない親イスラエル策には付き合うようだ。
 トランプ氏の「親イスラエル策」はイスラエルを支援する米国内のキリスト教徒の75%を占める「福音派」を支持基盤に取り込む「選挙対策」の一環に過ぎない。そのことがアラブの反感を呼び起こし中東の不安定化を招いている現実こそ安倍氏は認識すべきだ。

 安倍氏は日本国内にアラブもしくはイスラムによるテロをどうしても輸入したいようだ。彼は口先では「日本国民の命と財産を守る」と叫んでいるが、やっていることは真反対だ。なぜ千年以上も続く因縁のキリスト教徒とイスラム教徒の争いに仏教徒の日本が首を突っ込まなければならないのだろうか。
 そして長く日本と友好関係にあったイランと「核クラブ」諸国と歩調を合わせて「経済制裁」をして、それまで築いていた地歩をすべて中国に奪われた苦い経験を忘れたのだろうか。そして今度もトランプ氏の米国内の選挙事情に付き合って、イラン産原油の輸入禁止措置に踏み切るという。

確かに日本が輸入する原油のうちイラン産原油は6%程度だから反イランのサウジアラビアに支援を要請すれば補完できると考えているのだろうが、多様な輸入先を確保しておくべき原油でイランを切る事の重大さを考えない安倍自公政府は国益を何だと思っているのだろうか。

 トランプ氏のご機嫌を取るのもいい加減にしろ、と安倍氏に言いたい。今日にもIR法を通して日本国民をギャンブル漬けにしてでもトランプ氏のご機嫌を取り持って、トランプ氏のスポンサーのラスベガスの賭博の胴元に日本のカジノをプレゼントするつもりなのはミエミエだ。
 安倍氏はトコトントランプ氏のポチになり果てている。その様は節操のないバカ犬そのものだ。日本国民は何とも破廉恥な首相を持っている恥ずかしさに気付いていないのだろうか。IR法で経済成長とは臍で茶を沸かす程度のお坊ちゃま経済学でしかない。これほど無知蒙昧な首相はいい加減勘弁して欲しい。日本国民の安全のためにも、日本の国益のためにも、安倍自公政権を一日も早く倒さなければならない。

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