北朝鮮を経済封鎖して締め上げるしかないのか。

��北朝鮮で9月に予定されていた国際航空ショーが、中止になったことがわかった。北朝鮮に対する制裁が続く中、「燃料節約」が目的だとの見方が出ている。
北朝鮮専門サイト「NKニュース」によると、北朝鮮東部の元山(ウォンサン)で、9月23日と24日に予定されていた国際航空ショーが、急きょ中止になった。
主催団体は中止の理由について、具体的に明らかにしていないが、「現在の地政学的な状況」や、多くの国が出している「渡航自粛勧告」に言及しているという。
この航空ショーは、2016年9月に初めて開催され、外国人観光客など、およそ1万5,000人に、戦闘機の編隊飛行などが披露された。
外交筋によると、北朝鮮への制裁が続く中、中国から北朝鮮への航空燃料の輸出が急減したことなどから、航空燃料を節約したい思惑があるとの見方も出ている>(以上「FNNニュース」より引用)

 米国トランプ氏の督励が利いたのか、中国とロシアが北朝鮮に対する制裁に本腰になったようだ。これまでは「商売にさえなければ良い」との思惑で中国もロシアも北朝鮮に対する制裁は本気ではなかった。
 だから燃料の塊の弾道ミサイルを何発も発射できた。しかし本気で石油輸入を規制したため、北朝鮮は極端な燃料不足に陥っているという。
 備蓄は50万バレル程度といわれ、開戦ともなれば一日として燃料がもたないそうだ。当然、飛行機は飛ばせないし、戦車はエンストで立ち往生だ。残るは38°線に貼りついている長距離砲の陣地が韓国の脅威になるが、最前線の兵士たちの戦意は余り高くないという。

 建国以来、人口2500万人の北朝鮮が途切れなく戦時体制下にあって、200万人もの兵隊を抱えるのは国力に比して過大だ。その皺寄せは国民生活にでている。
 国民は慢性的な飢えに苦しみ、兵隊たちも軍事教練以上に農作業に駆り出されて食糧生産に携わらざるを得ないという。しかし、それでも北朝鮮国内に金独裁政権を倒そうとする動きは見られない。

 日本にとって最悪のシナリオは米国が「北の核」を認めて話し合いの席に着くことだ。狂気じみた独裁国家が核保有国となって、日本の直近に存在し続けるのはまさしく「真夏の夜の(悪)夢」というべきだ。
 日本国民は米国の核の傘の下にいれば「安全」だと思わされてきたが、その結果が北の核保有国化だ。日本のミサイル防衛では主に北朝鮮、中国のミサイルを想定し、迎撃手段も海上のイージス艦地上のPAC3によるものであり二段構えになっている。

 さらにイージス・アショアという地上のイージス艦を日本国土に二基ほど建設しようとしている。それで日本列島がすべてカバー出来るようだが、高性能なだけにイージス・アショアがミサイル攻撃のみならずテロの攻撃目標になると予想される。
 日本は米国の同盟国として米国の命ずるままにバカ高い兵器や武器を購入させられて、それでいつまで経っても国民は北の脅威から解放されることはない。これって本当の「安全保障」なのか。


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