安倍氏は韓国との関係をどうするつもりなのだろうか。
��韓国・京畿道の議員団が竹島(島根県隠岐の島町)に慰安婦像を年内に設置しようと、16日から募金活動を始めた。韓国ではソウルの日本大使館前に続き、昨年12月末に釜山の日本総領事館前にも慰安婦像が違法に設置されたばかりで、日韓の新たな外交問題に発展する恐れがある。
聯合ニュースによると、議員ら34人が加入している「独島(竹島の韓国での呼称)愛・国土愛の会」が同日、ソウル南方の水原市にある道議会のロビーに募金箱を設けた。同会は、京畿道内の市・郡庁や地域相談所にも募金箱の設置を検討。街頭での募金活動も計画しているという>(以上「産経新聞」より引用)
聯合ニュースによると、議員ら34人が加入している「独島(竹島の韓国での呼称)愛・国土愛の会」が同日、ソウル南方の水原市にある道議会のロビーに募金箱を設けた。同会は、京畿道内の市・郡庁や地域相談所にも募金箱の設置を検討。街頭での募金活動も計画しているという>(以上「産経新聞」より引用)
安倍氏が韓国政府に提案し、朴政権と合意した「従軍慰安婦問題の最終合意」と10億円拠出で問題は片付かないと私は予測した。不幸なことに結果として私が予測したとおりになった。
そもそも韓国と「従軍慰安婦」に関して話しあうことは一切無駄だ。なぜなら従軍慰安婦そのものが存在しなかったのだから、空想の、いわば被害被害妄想に対していかなる償いが可能なのか想定不可能だということだ。
安倍氏は政権に就く前は村山談話や河野談話を否定していた。首相に就任すれば村山談話や河野氏の談話を否定する『談話』を発表するともいわれていた。
しかし安倍氏は村山氏や河野氏以上の愚策を弄した。本来なら、従軍慰安婦に関してはすべてスルーすべきだった。韓国が何といおうが「日韓基本条約」で解決済み、で押し通すべきだった。
国家間の条約が厳守されない国は「法治国家」とはいえない。韓国は勿論法治国家とは言い難いが、それに応じた日本も法治国家のありようを自ら放棄した。
しかし安倍自公政権は日本国憲法すら内閣の解釈で「改憲」する無法政権だから韓国の人治主義に付き合うのも当然といえば当然かもしれない。
しかしネット上ではネトウヨなどが書き込む「韓国とは断絶して、北朝鮮化しても仕方ない」などといった物騒な論が飛び交っているが、本気でそうしたことを考えているとしたらバカもここに極まる。
北朝鮮により統一されたなら、人口7000万人の核で武装した狂気じみた独裁政権が朝鮮半島に誕生することになる。それがいかなる脅威を日本にもたらすか、真剣に検証しているのだろうか。
速やかに大使や領事を韓国へ戻して、日本政府は粘り強く最終合意の履行を求めるべきだ。安倍氏には韓国の被害妄想ファンタジーを助長した責任がある。なにもかもやりっ放しで放置する悪い癖が安倍氏にはある。それも彼の構想力の欠如だろうが、せめて一つくらい正常化して退陣してはどうだろうか。