日本人人質の命が懸っている時に、安倍首相は胸に赤いリボンをつけて新年会へ。

<安倍晋三首相は22日午後、新経済連盟(三木谷浩史代表理事)が開いた新年会の冒頭であいさつし、26日召集の通常国会を「改革断行国会」と位置づけ、「今年はあらゆる改革を大きく前進させる一年にしたい」と力を込めた>(以上「グーグル」引用)
 国家危機管理室を立ち上げて日本人二名の救出に獅子奮迅の働きをしているかと思いきや、安倍首相は胸に赤いバラを付けて新年会場で「改革を大きく前進させる」と新自由主義者たちの集まり名出席して上機嫌だったという。この国の危機管理はまず安倍首相の精神に必要ではないだろうか。

 ISISの要求に屈してはならないが、そのことと安倍首相が危機管理室で陣頭指揮を執らないで良いとは別問題だ。せっかく中東を歴訪して、イスラエル首相と会談して共同記者会見までやって、日本の立場をイスラム国に伝えたばかりだ。この上はイスラム国を徹底攻撃すると憤怒の形相で国際発信してイスラム国の戦士たちを震え上がらせるしかないだろう。
 さもなくば、なぜ安倍首相はこの時期にノコノコと中東くんだりへ出掛けたのだろうか。君子たるもの李下に冠を正さず、というではないか。国民の生命を危険に曝す真似をして、何が国民の生命と財産を守る「集団的自衛権」だ。

 日米同盟は一体何のための同盟なのだろうか。日本の防衛に資するためには広義に解釈して米国の軍事・覇権世界戦略に下駄の雪となってトコトン付き合うことではないだろう。日米同盟は「日本と国民のための同盟」であるはずだ。
 それが安倍首相の頭の中の脳味噌はカニ味噌でも掻き混ぜたのか、渾然一体となってカウスになっているようだ。だからノコノコと中東くんだりまで出掛けて国民の血税をばら撒いて新たな紛争の火種に日本の国と国民を供したのだろう。彼の責任は万死に値する。

 しかし能天気な首相は危機管理室を立ち上げてもノコノコと新年会場へ出掛けて、何年絶っても始動しないまま破綻しているアベノミクスをブチまけていたというのだ。お粗末さもここに極まったというしかない。
 バカな国民が過半数近くいて、安倍氏の支持率は未だに過半数を保っているというが、果たしてそのニュースは本当なのだろうか。成長戦略と称している三本目の矢は弦にさえ番えないまま、今度は地方創生事業が成長戦略だという。そのために十年以上も前の「中央市街地活性化事業」を焼き直した活性化案を地方自治体に出せと勧めている。地方の創生化策はそうではないだろう、海外へ移転してペンペン草が生えている工業団地へかつての工場を呼び戻すことではないだろうか。補助金を地方自治体にばら撒くよりも、なぜ企業に直接的なUターン投資減税を実施しないのだろうか。それでは官僚や地方公務員や政治家諸君の懐に転がり込むカネが少ないからなのか。


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