国内のデング熱まで温暖化で片付けるマスメディアの無恥蒙昧。
テレビを見ていて驚いた。熱帯の病気とされているデング熱が日本で発症例が報告されているのも温暖化の所業だと報じていたからだ。
確かにデング熱はタイやヴェトナムなどの熱帯で蚊が媒介するウィルス性の病気だが、それが日本で発症して「地球温暖化」と関連付けるのは狂気の沙汰だ。むしろ飛行機の発達を疑うべきで、デング熱のウィルスを保持した蚊が飛行機に乗って日本にやって来ると考える方が的を得ているだろう。
だからデング熱の対策にはエアーカーテンなどを乗降ユニットに備え付けて、乗客に付着して蚊が日本に侵入しないようにすべきだろう。そして航空便の貨物に関してもタイやヴェトナムやアフリカ諸国の空港で積み込む際にエアーカーテンを通すべきだ。そして蚊を吹き飛ばして、飛行機の中に蚊を積みこまないことだ。
そんなことはないだろう、という人たちは蚊がエレベータに乗ってマンションの高層階へ侵入していることを忘れてはならない。蚊は飛翔力が弱く、地上から三階以上の階まで飛ぶことは出来ない。それが高層階にも蚊がいるのは人に付着してエレベータに乗って高層階へ侵入しているからだ。
そもそも日本にデング熱のウィルスは存在していない。だからいかに温暖化しようがデング熱は発症しないはずだ。それが発症するのはウィルスが日本に侵入するからに他ならない。そしてデング熱ウィルスを媒介するのは藪蚊に近い白い筋の入った筋蚊だという。
つまりその蚊が日本にやって来たのだ。飛翔力の弱い蚊が日本に侵入する方法は唯一飛行機に乗って来るしかない。温暖化のせいだなどと、マスメディアは誤った情報を伝搬しないことだ。飛行機にこそ対策を講ずべきだ、と提言しておく。