NPO法人「XPサポート」の立ち上げを。
来年の4月9日でマイクロソフト社によるXPサポートが終了する。しかしXPでシステムを組んでいる企業では次世代のOSへ簡単に移行できないところもでているようだ。しかし移行できるにしても今後ともマイクロソフト社の企業戦略により随時何年かごとに基本OSを廃棄させられるのはかなわない。しかも新規OSが事務処理に適したものかの保証もなく、たんにタブレット化の時流を後追いするだけなら、むしろ事務効率に少しも資することはないだろう。
それならXPサポートをNPO法人を立ち上げて独自に行う方が良いのではないだろうか。まさかマイクロソフト社がサポートをやめて購入者たちに廃棄を促しているOSを別法人でサポートするのに「著作権侵害」で訴えることはないだろう。
いや、XP購入者たちこそ「財産権」の保護を求めるべきだ。基本OSの存在はPCに於いては空気のようなものだ。その空気を入れ替えるからPC利用者たちは古い空気を窓から出して入れ替えろ、しかし入れ替えようにも部屋が悪くて新しい空気が入らないのなら部屋ごと替えろ、といっているに等しい。
XPから7なり8へ移行するにはされなりにPCのスペックを上げなければならない。つまり新しくPCを買い替えなければならず、企業にとっては一大支出を伴うことになる。
それならXPサポート集団をNPOで立ち上げて広告収入で運営し、XPの欠陥が判明次第新しい更新ソフトを提供すれば良いのではないだろうか。XPを攻撃する新しいウィルスが発見されれば、それに対応すべき更新ソフトを無料でXP利用者に提供するNPO法人を作るのだ。
マイクロソフト社の言いなりに何年かごとに基本OSを入れ替えなければならないなぞというマイクロソフト社の企業戦略に踊らされることは我慢ならない。
私の提言にご賛同される方々によるNPO法人の立ち上げが年内になされることを希望する。