中国の鳥インフルにもっと危機感を。
中国で感染拡大している鳥インフルエンザが一向に下火にならない。すでに感染者が120人を超えて、死者も20数人と報じられている。台湾でも鳥インフルエンザ感染者が見つかり、中国国内だけで封じ込めることに失敗している。
日本はゴールデンウィークに入り、海外などへも多くの国民が旅行に出かけている。人の移動が高まれば感染症の拡大に繋がらないかしかるべき部署は国民に警告すべきだ。もしくは中国は鳥インフルエンザ汚染国として出国先として制限すべきだ。
新型インフルエンザはインフルエンザの株を手に入れてワクチン製造まで時間がかかる。その間に感染が拡大すると手がつけられない事態に陥ることも予想される。
中国政府が発表している感染者数や死者数が正確か、甚だ心許ない。何しろ広大な国地に膨大な人口を抱えている。しかも国民の公衆衛生観念が必ずしも高いとはいえない。中国は上海を流れる河に病死した豚や鳥を数千頭から万を超え大量に平気で流してしまうお国柄だ。
日本国内での広報活動を見る限りではまだまだ能天気だというしかない。なぜ中国への渡航を大幅に制限しないのだろうか。中国からの帰国者を追跡調査しているとも思えない、野放し状態だ。
そういえばこの国のマスメディアは福一原発事故構内の汚染水貯蔵施設から200トンを超える汚染水が流出しても「海にも流れていないし、地下水も汚染していない」という当局の説明を受け入れるお国柄だ。マンガのような話だが、この国のマスメディアはそれを信じているようだ。
長いものに巻かれていれば万事がウマく行くとマスメディアが思い込んでいるとしか思えない。検察の捏造捜査情報を垂れ流したり、東電や経産省の放射能拡散情報を疑いもなく垂れ流したりと、マトモな広報機関として少しは責任を果たしたらどうだろうか。