解散時期に言及する前原氏とは何者だ。
しきりと「年内解散」に言及する前原氏とは一体何者なのだろうか。何の権限があって「年内解散」だと繰り返しマスメディア相手に吹聴するのか見識を疑う。
前原氏には前原氏の思惑があって発言しているのだろうが「国家戦略担当大臣」としての範疇を越えないだけの良識を持たなければ人格を疑われるだけだ。もっとも前原氏には「口先番長」という渾名がマスメディアから進呈されているようだから、面目躍如ということなのだろうか。
立ち上がれ日本の国会議員が合流しても「石原新党」はたった5名の国会議員を擁する小政党でしかない。それをなぜマスメディアは連日取り上げて報道するのだろうか。その思惑は何なのかと、つい考えさせられる。その反対に昨夜行われた「国民の生活が第一」の結党パーティがスルーされていることに憤慨する。この国のマスメディアは徹底して根拠なき冤罪で小沢氏を貶めたが、小沢氏がそれでも依然として堅持している実力をマスメディアは恐れるかのように国民に伝えようとはしない。
政治を国民に伝えるのは恣意的であってはならない。公正・公平に伝えるべきで、最初からドコソコの機関紙だというのなら、その立場を明確にして報道すべきだ。
前原氏が大物なのか小者なのか、評価は人により様々かも知れないが、彼がこれまで政治の舞台で何をやって来たかを考えれば飛んでもない人物だというしかない。彼は「消費増税」で党を割った張本人だ。政調会長という立場で党内民主主義を無視して独断専行した。その手法は民主主義とは相容れないものだ。