これほど有権者を蔑にする民主主義は認められない。「消費増税」議決の前に直ちに解散しろ。
当選すれば何をやっても良いということはない。国民の負託に応える政治を行う責務が政治家にはあるはずだ。野田氏とその仲間の政府要人たちは2009衆議院選挙で「消費増税」を訴えただろうか。
国民と約束してもいないことを財務官僚の教唆によって「消費増税」と突如として叫び出した野田氏を窘めるマスメディアや止める民主党国会議員も小沢氏とその仲間たちだけという状態で、ついに自民党と野合して決めるという。13兆円もの増税法案を国民の審判も仰ぐこともなく決めるのは民主主義の否定そのものだ。
野田氏は民主党を瓦解させるだけでは飽き足らず、この国の民主主義をも破壊しようとしているようだ。有権者の厳粛な負託により政治を行っている、という自覚は野田氏とその仲間には春の野の霞ほどに希薄なのだろう。こんな連中は民主主義の選挙に立候補すべきではない。羊頭狗肉を地で行く連中は全体主義こそ相応しいだろう。
有権者を誤魔化して当選さえすれば何をしても良いというのなら民主主義は機能しない。そんな基本的な信義則すらも松下政経塾では教えなかったのだろうか。クズのような連中だといわざるを得ない。松下政経塾は製造者責任を取ったらどうだろうか。