なぜ前原氏を外国へ出すのか。
米国の記者クラブで前原氏が「海外派遣自衛隊の武器使用を緩和すべき」と発言したという。確かに前原氏は政権党の政調会長だが、外務大臣でもなければ防衛大臣でもない。民主党の政調会長という立場で米国でデリケートな問題に言及するのはいかがなものだろうか。
それとも米国政府の覚え目出度い前原氏が茶坊主よろしく米国政府のご機嫌取りに出しゃばった発言をしたのだろうか。もしそうなら飛んでもないことだし、民主党内で議論された結果を披歴したのなら党内議論を国民に開示しなければならない。
民主党の政調会長が米国へ出向いた用件は何なのか、それが必要とされる公用なのか。おしゃべりなだけで尻抜けの口先男を誰か国内に繋ぎとめておかないと、国益を損なうことになりかねないと杞憂を覚えるのは私だけだろうか。