自らしでかした責任を最後まで取るのが大人ではないのか。
民主党国会議員の長島氏たちが7/15に菅氏に即時退陣を求める会を旗揚げしたという。国会内で会合を開いたが集まった国会議員は33人だったという。50人以上の参加を目論んでいたようだか人数の少なさに肩透かしを食ったようだった。
しかし長島氏は昨年9月の代表選では小沢氏を「政治とカネ」で批判し、菅氏を応援したのではなかっただろうか。元来が自民党議員かと目を疑うほど「日米安保体制擁護」派で、米国の覚え目出度い議員だ。
しかしネットでは昨年9月時点で小沢氏の「政治とカネ」をまともに信じる者は少数派で、検察と大手マスコミの脚本と演出による「デッチアゲ」疑惑捏造事件だと底は割れていた。このブログでも散々「政治とカネ」なる捏造プロパガンダを止めろ、と大手マスコミを徹底批判していた。ド素人のネット市民ですら簡単に捏造だと判る「筋の悪い」事件がどうして日米軍事同盟に造詣の深い国会議員の目には「無理筋」だと判らなかったのだろうか。いや実は長島氏の日米安保体制擁護は取り立てて根拠とすべき論考もなく「エイッヤッ」と自らの保身のために纏った意匠かもしれない。
長島氏だけではない。この国のありとあらゆる言論人・評論家・ジャーナリストたちは胸に手を当ててじっくりと自省して欲しい。良心に従って自ら恥じることはなかったかと。
「小沢氏は在日だ」とバカげたことを論って批判する程度の悪いネット市民まがいの偽物も出没するが、おしなべてネットの中はまともな言論社会が存在している。たとえ大手マスコミの仕切る表社会で大きな顔をしていても、全国・全世界に張り巡らされ、日々成長しているネット市民は厳しい眼差しで睨みつけていることを忘れてはならない。