岡田幹事長、あなたにはがっかりだ。
民主党若手国会議員の間に、野党提出の菅首相不信任案に同調する動きがあるのに対して、「同調するのなら離党覚悟でやるべきだ。自分は宮沢首相不信任案に同調して自民党を離党したが、一緒に離党した一期二期国会議員のうち、今も国会議員なのは自分だけだ」と語ったという。
野党提出の菅首相不信任案に同意するなら離党覚悟でやるべきだと岡田氏は自己の来歴を引用して「厳しい議員生活になるゾ」と脅したのだろう。それほどの仕打ちを岡田氏は若い仲間に実施するということなのか。それほどまでして守るべき菅政権なのか。岡田氏にはほとほとガッカリだ。
普天間基地移設先で鳩山首相が「最低でも県外」と日本の首相としてスジを通していた折に、あなたは早くも米国と談合して「辺野古沖移設自民党合意案を実施すべき」と鳩山政権の外相にもあるまじき発言をしていた。そのことには頬かむりして、菅政権にはきっちりと協力しようとするのはなぜなのか。岡田氏よ、あなたも多くの自民党政治家がそうであるように、米国ポチ政治家なのか。
あなたが民主党の若手政治家が行動を起こそうとするや「離党覚悟か」と脅すとは芯の髄まで腐り果ててしまったのか。残念だが、あなたは首相の器にあらず。首相を支える器にもあらず。
政治家として必要最低限の度量すら持ち合わせてはいない。私が知る数少ない素顔を知る政治家として、更に大きく成長して欲しいと願ったが、所詮は「原理主義」もハリセンボンの針に過ぎなかったのか。
すべては自己保身のための道具だったのだ。底の浅い人物だと露呈した以上は、一日も早く政界を引退されることだ。いかに国会議員として馬齢を重ねようとも、これ以上の精進は望めない。あなたの周りには心胆相照らす仲間もいない、実に寂しい人物なのだと良く分かった。