すべてがバタバタで何も分からないが、政権にしがみつくことだけは確かだ。
つまり、そういうことのようだ。福島原発事故でバタバタしているから当事者能力は著しく欠いているが、閣僚であることは間違いない。と、枝野氏は言っているのだ。
……何の選挙であろうと勝敗がどうであろうと、福島原発事故や災害復旧でバタバタしているから首相も官房長官も関与していない。党の方に任せてあるから、いかに負けようと菅政権には関係ない。
しかし原発事故は東電が起こしたもので、菅政権に問題はなく、もちろん事故責任も政府とは関係ない。
なにしろ災害復旧が最優先されるから、政権だとか閣僚だとかをいじくる暇はない。
東電から上がってきた数字も、もう一度検算してから発表するので一晩ぐらいレベル7への引き上げ発表が遅れても関係ない。間違わない方が拙速よりも大事だから、当然のことで、官邸や官房には何ら責任はない。
子供手当が廃止かといわれているが、そんなことは官房長官は聞いていない。党としてとか政府としてとか、取り決めたことではない。
(以上、枝野官房長官会見の骨子より)
結局、菅政権では誰を相手に聞けばまともな返事が返って来るのか、さっぱり解らないのが事実のようだ。こんなガラクタ政権なら日本から消え失せても誰も不都合とは感じないだろう。