「火事場泥棒」との不名誉を灌ぐためにも。
露国は速やかに北方領土を日本に返還し、60万人を超える日本人シベリア抑留した不法行為を謝罪すべきだ。戦時下の国際法の適用さえできない、一方的な侵略行為であったことは史実から明白だ。どのように強弁しようと旧ソ連の犯罪は明らかだし、その歴史を受け継ぐ露国は旧ソ連と同じく犯罪国家だ。
日本は露国に対して8月15日に正式な抗議を毎年行わなければならない。それによって露国が怒って国交断絶となっても、日本にいかほどの痛痒があるだろうか。これまで日本が露国に助けてもらった記憶はない。これからも露国は世界にとって友好的な国とは言い難い行為を取り続けるだろう。
北方四島に対して行っていた人道的援助もやめることだ。日本こそ非人道的な虐殺というべき極寒の地での酷使により正式には六万人、本当はその倍近い日本国民がシベリアで殺された。
親愛の情を示して交流するには余りにおぞましい。最低でも北方領土の返還なくして露国と平和友好条約はこのまま締結する必要ない。シベリア開発に手を貸して露国の石油が買えればと考える経済界は露国が紳士的に契約を守ると思っているのだろうか。何度騙されたら正気に返るのか、御目出度い日本人がロシア人の餌食になるだけだ。