オールドメディアはイラン政府と米国とを対等に扱っているが、
<米国とイランの2週間の停戦合意期限が今週半ばに迫る中、イラン外務省のバガイ報道官は、米国の交渉姿勢について「真剣さがない」と批判しました。Q&A形式で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「米イラン協議の行方」を解説します。
親中派オールドメディアの毎日新聞らしいQ&Aだ。「<QAで解説>イランが米批判「真剣さがない」停戦期限迫る」とは、見当違いの認識ではないか。なぜならイランの立場を米国以上に尊重しているからだ。
Q イラン外務省はどんな発表をしたの?
A 米国と「新たな協議を行う予定はない」と述べ、米国の交渉姿勢を「真剣さがない」と批判しました。
Q なぜイランは協議を拒否しているの?
A 米軍によるイラン関連船の封鎖や、協議での「過剰な要求」が理由とされています。
Q 米軍はイランの船に対してどんな行動をとったの?
A イラン船籍の貨物船を拿捕しました。貨物船が米側の警告に従わなかったため、砲撃して強制停止させ、管理下に置きました。
Q トランプ氏は交渉についてなんて言っているの?
A イランが交渉に応じなければ「すべての発電所と橋を破壊する」と警告しています。
Q イラン側の反応はどうだったの?
A イランは自国の民間インフラが攻撃されれば、湾岸諸国の発電所や淡水化施設を攻撃すると表明しています。
Q 停戦合意の期限はいつなの?
A トランプ氏は米メディアのインタビューで「米東部時間22日夕方(日本時間23日午前)」という認識を示しています>(以上「毎日新聞」より引用)
親中派オールドメディアの毎日新聞らしいQ&Aだ。「<QAで解説>イランが米批判「真剣さがない」停戦期限迫る」とは、見当違いの認識ではないか。なぜならイランの立場を米国以上に尊重しているからだ。
云うまでもなく、IAEA(国際原子力機関)に反してウラン濃縮を進めているのはイラン革命政府だ。報道ではイランの核開発は濃縮度は60%と、あと一息で核兵器が完成する段階まで達している。それに対して、米国はイランが核兵器を保有することは何としても阻止すべきだと強硬姿勢を示している。
イランはテロ支援国家として悪名を馳せている。そのイランが核兵器を保有したならテロ集団に核兵器を供与し、中東のみならず世界を人質に取って様々な事件を起こす大変な事態になるだろう。だからこそ、米国はイランの核開発阻止に対しては一歩も譲らない強硬姿勢を見せている。
またホルムズ海峡封鎖を人質に取って世界経済を混乱させる挙に出ているのもイラン革命防衛隊だ。だから米海軍がホルムズ海峡を逆封鎖して、イラン革命防衛隊を兵糧攻めにしている。因果関係を逆に理解して、米国を批判するかのような論調には賛成できない。
イラン革命防衛隊はイラン革命政府の「私兵」であって、正式な国軍は別組織だ。そのイラン革命防衛隊がオイルマネーから様々な企業約170社まで支配下に収めて、イランの経済利権を牛耳っている。
しかし米海軍のホルムズ海峡逆封鎖により、イランの貿易の実に90%を占める海上貿易を封鎖され、兵糧攻めにあっている状態だ。しかしすべての発電所を破壊されれば、乾燥地帯に位置するイランでは電気で動く海水真水化プラントが止まり、国民は旱魃に苦しむことになる。
イラン革命防衛隊は湾岸諸国の海水真水化プラントを攻撃すると脅しているが、それこそがイラン革命防衛隊の素性だ。紛争とは無関係の国や人々を人質に取って大口を叩く。極めて卑怯な戦術を専らとするのがイラン革命政府の正体だ。国際的な信義則などあったものではない。
ヒズボラやハマスは司令部を必ず学校や病院の地下に設けるのも彼らの常套手段だ。イラン革命防衛隊の常套手段と酷似している。一般市民や病人や生徒を人質にして、自分たちの身を守るのが彼らの「防衛手法」だ。そんな連中を米軍と同等に扱う方がどうかしている。
なぜQ&Aをイラン外務省のバガイ報道官と実施したのか。彼らの回答は予め想定出来るではないか。イラン革命政府による独裁恐怖政治の実態を少しも報道しないで、恰も米国と対等な存在であるかのように扱う。オールドメディアのオールドメディアたる所以だ。