ネット空間に巣食う無法者を取り締まる国際機関の設立を。
<「ポイントサイト」とは、指定のアンケートに答えたり、広告をクリックしたりといった依頼をこなすことでポイントが得られ、一定量たまると電子マネーやプリペイドカードなどと交換できるサービスのこと。サイト側は“依頼”として企業からの広告を掲載し、ユーザーはその広告費の一部をポイントとして受け取る――というのがポイントサイトの基本的な仕組みです。こうしたサービスは2000年代中ごろには既に存在しており、これ自体は何ら怪しいものではありません。
実際、ポイントサイトの中で悪質なのはごく一部で、きちんと運営されている「安全なポイントサイト」も数多くあります。あるアフィリエイト広告関係者によれば、悪質ポイントサイトの9割は、「manekin」のメディアラスタライズ、「キラキラ☆ウォーカー」のヴィヴィット、そして「ポイントGO」「ポイントモール」などを運営するアドラインプラスの3系列が占めているとのこと(“系列”と書いたのは、1社で複数のサイトを運営していたり、別会社を作って別名義で運営しているケースもあったりするため)。
ちなみに、これらのポイントサイトはいずれも「PMC」と呼ばれる共通システムを使っており、サイトは無数にあっても、名前やデザインが違うだけで内容はどれもほとんど同じです。この「PMC」を開発・提供しているVERVEも「悪質ポイントサイト側」の企業の1つだといいます。
アフィリエイト広告関係者:「彼らを排除してこなかった業界側にも責任はあると思っています。彼らの存在が大きくなりすぎて、『悪質サイトがある』という状態が当たり前になってしまっていた。悪質サイトへの広告出稿をせき止めるなど、もっと内側から協力して排除に動くべきでした」
こうした悪質サイトの多くは運営元を明らかにしておらず、また頻繁に名前を変えたり、新しいサイトを立ち上げたりするため、パッと見ただけでは安全なサイトと見分けがつかないようになっています。例えば「manekin」のメディアラスタライズは「ポイントリッチ」というサイトも運営していましたが、騒動後は「ペタリッチ」という名前に変更しており、また運営元がメディアラスタライズであることも記載していません。
しかし、関係者によれば、悪質かどうか「一発で見分ける方法がある」と言います。
アフィリエイト広告関係者:
「そのサイトが悪質かどうかは『最低換金可能ポイント』を見れば分かります。1000円以下ならちゃんとしたサイトで、それ以上は危ない。そこだけ分かっていれば大丈夫です。悪質サイトのほとんどは1万5000円に設定していて、2000円や3000円といった“中間”は見たことがないですね。1000円以下か、1万5000円かで悪質かどうかは100パーセント見分けられます(※)」>(以上「yahooウェッブ」より引用)
実際、ポイントサイトの中で悪質なのはごく一部で、きちんと運営されている「安全なポイントサイト」も数多くあります。あるアフィリエイト広告関係者によれば、悪質ポイントサイトの9割は、「manekin」のメディアラスタライズ、「キラキラ☆ウォーカー」のヴィヴィット、そして「ポイントGO」「ポイントモール」などを運営するアドラインプラスの3系列が占めているとのこと(“系列”と書いたのは、1社で複数のサイトを運営していたり、別会社を作って別名義で運営しているケースもあったりするため)。
ちなみに、これらのポイントサイトはいずれも「PMC」と呼ばれる共通システムを使っており、サイトは無数にあっても、名前やデザインが違うだけで内容はどれもほとんど同じです。この「PMC」を開発・提供しているVERVEも「悪質ポイントサイト側」の企業の1つだといいます。
アフィリエイト広告関係者:「彼らを排除してこなかった業界側にも責任はあると思っています。彼らの存在が大きくなりすぎて、『悪質サイトがある』という状態が当たり前になってしまっていた。悪質サイトへの広告出稿をせき止めるなど、もっと内側から協力して排除に動くべきでした」
こうした悪質サイトの多くは運営元を明らかにしておらず、また頻繁に名前を変えたり、新しいサイトを立ち上げたりするため、パッと見ただけでは安全なサイトと見分けがつかないようになっています。例えば「manekin」のメディアラスタライズは「ポイントリッチ」というサイトも運営していましたが、騒動後は「ペタリッチ」という名前に変更しており、また運営元がメディアラスタライズであることも記載していません。
しかし、関係者によれば、悪質かどうか「一発で見分ける方法がある」と言います。
アフィリエイト広告関係者:
「そのサイトが悪質かどうかは『最低換金可能ポイント』を見れば分かります。1000円以下ならちゃんとしたサイトで、それ以上は危ない。そこだけ分かっていれば大丈夫です。悪質サイトのほとんどは1万5000円に設定していて、2000円や3000円といった“中間”は見たことがないですね。1000円以下か、1万5000円かで悪質かどうかは100パーセント見分けられます(※)」>(以上「yahooウェッブ」より引用)
ネットは個人個人の自由な情報送受信としてマスメディアに対抗する重要なアイテムだ。しかし現在のネット空間は玉石入り乱れたカウス状態で、絶えず無法者による悪の巣窟にされる危険性が潜んでいる。
それは携帯電話などのワンクリック詐欺とは異なるものの、やっていることはネットの匿名性と実態不明な「虚構性」を巧みに利用している。しかし、それは確実にネットの健全性を損ねる。
いかなる権力にも左右されないネットの自由な送受信を可能にするためには、ネット・ユーザーの高い倫理性が求められるが、求めるだけで高い倫理性が保たれるわけではない。
やはりネット空間に悪質な罠を仕掛ける者がいる限り、それを取り締まる機関が必要だ。政治的信条や宗教間に基づくものでなく、あくまでも人を騙して不当な利を手にする者を排除するネットの監視機関が必要だ。
ネットオークションを利用して虚偽の売買をする者はオークション・サイト運営業者が厳しく取り締まるが、ポイント・サイトの健全性を担保する機関は何処にもない。だが、それは利用者だけではなく、社名を勝手に使われた企業にとっても信用を損なうれっきとした犯罪で放置することは出来ない。
このブログが多くの人の目に触れて、多くの人たちの「考えるヒント」の一助になれば、と思って私は一個人として一切の利益を求めず毎日書いている。こうした自由な、出版社に出稿して業界の「自主規制」を受けるなどのマスメディアの既成の常識にとらわれない意見の発表の場があることは奇跡に近い素晴らしいことだ。そうした自由なネット空間に巣食う無法者はネットそのものの価値を貶め、自由の存続を危うくするネットの敵だ。
ネットを利用して人を騙す者を取り締まり、ネットの健全性を保つ国際的な仕組みを設けなければならない。それが「検閲」に繋がることがあっては断じてならないが、一般のネット・ユーザーを守るためには必要だ。