自分自身の無能を棚に上げて、前原氏が小沢氏を「公約違反を言うのは無能だ」と批判するとは噴飯ものだ。
これほど厚顔無恥な人物を知らない。前原氏のことだ。彼がなぜ大きな顔をして党幹部に居座っていられるのか不思議でならない。彼ほど民主党を辱め名を貶めた「戦犯」はいないのではないだろうか。
政権獲得以前にも永田メール問題では党首として無能の限りを露呈し、ガセメールで永田氏を議員辞職からついには自殺にまで追い込んだ。
政権獲得後は「コンクリートから人へ」発言で景気良く八ッ場ダム建設凍結を華々しく打ち上げたが後は無責任にも敵前逃亡し、いつの間にかダム建設は再開されている。本気で「無駄だ」と判断したのなら命を懸けて周辺自治体知事たちを説得し、国会で堂々と無駄たる根拠を論じなければならなかった。
そうした無節操こそ前原氏の本領で、変節こそ前原氏の正義なら、彼の論理で判断する限り変節しない小沢氏は不正義だというのだろう。しかし、世間では変節こそ非難されるべきだ。しかも2009マニフェストとして政権交代を懸けた「政権公約」を軽々しく「やり直し」たり「子供手当26000円は多かった」と何の根拠もなく反省したりする前原氏のお仲間の岡田氏など、揃いもそろって変節たちばかりが野田政権の中枢を担っている。
もういい加減辞めてもらいたい。民主党までもを変節政党と貶めるのはやめて、民主党から出て行ってもらいたい。国民が政権交代に願った政治は今の民主党政治ではなかったはずだ。
「国民の生活が第一」こそが基本理念でなければならない。その公約をブレることなく唱え続けている小沢氏こそが正当な民主党だ。それを「無能」だとは、前原氏の論理はどうなっているのだろうか。口も次第に曲がって来たが、さらに根性は大きく捻くれて曲がっているとしか思えない。