露国が日ソ共同宣言を無効だと評した。
これは良い機会だ。日本も日ソ共同宣言は無効だとすべきだ。1956年に時の首相鳩山一郎と時の外相池田勇人が旧ソ連へ赴いてフルシチョフと締結した共同宣言は北方四島のうち歯舞色丹の二島返還のみに言及していた。こんなバカな共同宣言は日本の側も得心していたものではない。あくまでも北方四島が日本の固有の領土だ。
幸いにして露国が日ソ共同宣言を無効と言い出したのだから、日本もそれに同調して二島ではない、四島を返還せよと公式に要求し国際機関にも提訴すべきだ。そして日ソ共同宣言は露国の側から無効を宣言したのだから、シベリア抑留者の保障を求めないとした日本の宣言も無効となったのだから、国際裁判へ訴えて露国の不法を世界に知らせて賠償責任と60万人分の保障と10万人とも12万人ともいわれるシベリア抑留者の死について詳細な調査と日本への陳謝を改めて求めるべきだ。
いうまでもなく日ソ共同宣言は戦争状態の終結を確認した宣言だから、その無効とは戦争状態が続いていることを意味する。日本の露国への援助や開発協力は直ちに停止し、北方四島へ自衛隊は出撃すべきだ。それに米軍は日米安保条約に基づいて支援し、露国と自衛隊が戦闘状態になったら米軍も攻撃に加わるべきだ。
誇大妄想かも知れないが、露国が日ソ共同宣言を無効だというのなら時間は1956年以前に戻るということだ。そうしたことを承知の上で露国の政府はそうした無効発言をしたのか、馬鹿も極まれば狂気の沙汰を招く。