小沢氏排除後の民主党は第二自民党そのものだ。
ついに官僚答弁まで認めることにしたのか、民主党よ。現職時代の民間への出向を(実質的な裏天下り)認めたり、公務員給与総額二割削減を見送ったり、と民主党マニフェストをどんどん後退させた挙句に、国会議員として矜持を持って臨んだ政府員答弁の禁止まで止めるという。自民党時代と何も変わらなくなった。これが国民の期待を担って実現した民主党政権一年後の姿なのか。
小沢氏がいればこうまで酷くはならなかったはずだ。農業土木事業と揶揄される土改連予算を小沢氏は半減したが、菅政権では以前の姿に復したという。自民党時代と何も変わらない政権運営だ。官僚はついに小沢氏抜きの民主党までも懐柔したようだ。彼らがなぜ官僚体制の総力を挙げて小沢氏を攻撃したか、良く分かる。
この国の政治に国民は多くを望まないことだ。米国のポチとして中国や露国や韓国に良いようにあしらわれて国益を棄損し続けるだろう。マスコミの洗脳によりその程度の国民に飼い慣らされてしまった。日本は世界の熾烈な権謀術数の渦中で置き去りにされ、米国の隷属国として今後も発言権を封じられた状態で過ごすのだろう。ただ非常識が故に世界に稀な平和憲法に自己陶酔したままに。