国家と国民よりも現状を優先するバカ幹事長。

あの大物政治家の影
 やはり、というべきか。すったもんだの末、消費減税は行わないと決めた石破政権。参院選前に支持率をさらに下げる自殺行為とも言えるが、ゴリゴリの財政健全派である森山𥙿幹事長の意向が大きく働いた。自民党中堅議員が解説する。
「森山さんは、自身の管轄業務である港湾の整備推進のため、財務省に予算の確保を要請したこともあった。こうした借りがあるため、財務省の減税絶対反対の方針に逆らえない。財務副大臣や党税制調査会幹部を務めてきたので、一部では「財務省の犬」と揶揄する声もあります」
 実は森山氏にはどうしても減税を口にできない別の事情があった。自民党ベテラン議員が明かす。

もう一つの事情
「森山さんが政治の師と仰ぐ一人に、'04年に亡くなった「ヤマテイさん」こと山中貞則さんがいる。鹿児島選出の議員で、通産大臣や防衛庁長官を務めた重鎮だが、同じ鹿児島出身の森山さんを大変かわいがり、政治のイロハを教えた。森山さんも実の父のようにヤマテイさんを慕い、亡くなった翌年には中心となって『偲ぶ会』を開いたほどだ」
 その山中氏のもう一つの顔が「税調のドン」。自民党の税調会長を長く務め、'89年の日本初の消費税導入に心血を注いだ。
 ところが―。
「国民から「消費税導入の黒幕」と見なされたヤマテイさんは'90年の衆院選で落選してしまった。森山さんはその姿も見ており、恩師が政治生命を賭けて導入した消費税を引き下げては申し訳が立たないと思っている。実際、森山さんは若手議員になぜ消費税を下げないのかと問われると『先人の努力を無駄にはできんだろ!』と一喝しているからね」(同前)
 義を重んじる幹事長らしい話ではあるが、このままいけば参院選での自民党の惨敗は確実。恩師のメンツを保つために犠牲にされる現役候補者たちは浮かばれまい>(以上「週刊現代」より引用)




 週刊誌の「「先人の努力を無駄にはできんだろ!」自民・森山幹事長が消費減税を許さないもうひとつの理由」という見出しに驚いた。標記の「題」にした通り、政治家は国家と国民のために働くべきだが、森山氏は先輩議員のために働くようだ。政治家というより、ヤクザの舎弟と云うにふさわしい大バカ者だ。
 あと一ヶ月余に迫っている参議院選の争点は米価高騰は収束しているだろうから、「消費税廃止」一択になっているだろう。その消費税に関して、森山自民幹事長は廃止どころか減税もしない、というのだから大敗するしかない。ただ野党がいずれも「お山の大将」といった体たらくだから、依然として自民党が比較第一党であり続けることは間違いないだろう。

 だから政権からの転落はない、とタカを括っているのだろうが、政治は永田町の政界だけで
動くものではない。国民が「ノー」と声を上げれば、自民とカルト政党の政権与党が政権から転落することもありうる。既に衆議院では少数与党に転落しているのだから。
 野党が「消費税廃止」で一致結束すれば、政権交替も夢ではない。しかし野党にもザイム真理教の信徒が多数いるため、なかなか消費税廃止で一本化するのには無理がある。もう一度、衆議院解散・総選挙の洗礼を受けなければ野党のザイム真理教徒を追放することは難しいだろう。ただし、次期総選挙前にザイム真理教徒を野党から追い出す「分裂」と「野党連合」を経なければならない。

 もちろん連合はザイム真理の巣窟になり果てているから、野党は連合とも決別する覚悟を持たなければならない。おそらく時期総選挙はザイム真理教徒と国民民主主義を掲げる政治家との最終決戦になるだろう。それこそ、小沢一郎氏が政権の座に就くのを阻止した既得権益集団に支配された政治家を政権から排除して、国家と国民のための政権を樹立しなければならない。

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